いちご、キウイ、オレンジとホイップクリームを挟んだ三角形のフルーツサンド
🌍ジャンル日本料理

フルーツサンドの作り方|食パンに生クリームと果物を挟むおやつ

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 23

いちごの芯を取る

手順1: いちごの芯を取る

いちご12個すべての芯を、小さなペティナイフで取ります。丸ごとのままにしておきます。

STEP 22 / 23

キウイの端を切り落として皮をむく

手順2: キウイの端を切り落として皮をむく

キウイの両端を、それぞれ切り落とします。

続いて、2個とも皮をむきます。

STEP 33 / 23

オレンジの皮を手でむく

手順3: オレンジの皮を手でむく

ネーブルオレンジの両端を切り落とし、手で皮をむきます。

STEP 44 / 23

オレンジを房に分ける

手順4: オレンジを房に分ける

皮をむいたオレンジを、手で1房ずつに分けます。

STEP 55 / 23

側面の薄皮を取る

手順5: 側面の薄皮を取る

各房の側面の薄い膜を、指ではがします。外側の丸い縁の膜は、そのまま残します。

STEP 66 / 23

果物を乾かす

手順6: 果物を乾かす

トレーか皿にキッチンペーパーを敷き、下ごしらえした果物をすべて並べます。上からキッチンペーパーで、軽く押さえて水気を取ります。

STEP 77 / 23

氷水の上でクリームを泡立て始める

手順7: 氷水の上でクリームを泡立て始める

大きなボウルに氷水を半分ほど入れ、清潔で乾いた中くらいのボウルを重ねます。生クリーム1カップを入れ、電動ハンドミキサーの低速で、泡が出てくるまで混ぜます。

STEP 88 / 23

砂糖とラム酒を加える

手順8: 砂糖とラム酒を加える

クリームに砂糖小さじ5を加えます。ラム酒を使う場合は小さじ1も一緒に加えます。

STEP 99 / 23

中高速で泡立てる

手順9: 中高速で泡立てる

ミキサーを中高速に切り替え、クリームにとろみがつき、角が立ち始めるまで続けます。

STEP 1010 / 23

手で中程度の角に仕上げる

手順10: 手で中程度の角に仕上げる

ボウルを氷水から外し、手動の泡立て器に持ち替えます。中程度の角になるまで泡立てます。泡立て器を持ち上げたときに、角が立っても先端がくたっと曲がり、まだ塗り広げやすい状態です。固い角まで立てないでください。

STEP 1111 / 23

パンにクリームを塗る

手順11: パンにクリームを塗る

食パン4枚を並べ、それぞれにクリームをひとすくいずつ塗り広げます。後で隙間を埋める分は、取り分けておきます。耳は残したままにします。

STEP 1212 / 23

切り線に沿って果物を並べる

手順12: 切り線に沿って果物を並べる

サンドイッチごとに、先に切り線を決めます。三角形に切るなら中心を通る斜めの線、長方形に切るなら中心を通る横の線です。クリームを塗ったパン1枚に、いちごは線に沿って縦向きに、キウイとオレンジは線に対して横向きに置いていきます。

STEP 1313 / 23

隙間にクリームを足す

手順13: 隙間にクリームを足す

取り分けておいたクリームを、果物の隙間に入れます。全部は使い切らないこともあります。

STEP 1414 / 23

サンドイッチを閉じる

手順14: サンドイッチを閉じる

2枚目のパンを、クリームの面を下にしてのせます。

STEP 1515 / 23

しっかり包む

手順15: しっかり包む

サンドイッチをラップでしっかり包みます。果物の並ぶ方向がわからなくならないよう、向きを変えないように気をつけてください。

STEP 1616 / 23

ラップに切り線を書く

手順16: ラップに切り線を書く

ラップの外側に、果物を並べた向きに合わせて、切る位置の線を引きます。

STEP 1717 / 23

皿で挟んで押さえる

手順17: 皿で挟んで押さえる

ラップしたサンドイッチを皿で挟み、軽く押さえます。

STEP 1818 / 23

冷やす

手順18: 冷やす

皿で挟んだまま、冷蔵庫に入れます。最低1時間、最長で一晩です。

STEP 1919 / 23

ラップを外す

手順19: ラップを外す

切る直前に、冷やしたサンドイッチを1個取り出してラップを外します。線の位置を覚えておけるよう、向きはそのままにします。

STEP 2020 / 23

線に沿って切る

手順20: 線に沿って切る

清潔な包丁で、引いておいた線に沿って半分に切ります。切った2つは、まだ切り口を合わせたままにしておきます。

STEP 2121 / 23

包丁を拭く

手順21: 包丁を拭く

サンドイッチごとに、また切るたびに、包丁の刃を熱い濡れ布巾で拭きます。

STEP 2222 / 23

耳を切り落とす

手順22: 耳を切り落とす

サンドイッチを押さえて、耳を切り落とします。切るたびに包丁を拭いてください。

STEP 2323 / 23

断面を見せて盛り付ける

手順23: 断面を見せて盛り付ける

食べる直前に半分に開いて断面を見せ、皿に盛って、すぐに出します。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

7品目

材料

食パン4枚、いちご12個、キウイ2個、ネーブルオレンジ1個、生クリーム、砂糖、ラム酒(任意)を並べた材料

材料 分量 代替・備考
食パン(角形の食パンを8枚に切ったもの) 4枚 やわらかい外側の層になる。耳は切り分けるまで残す
いちご 12個 小さなペティナイフで芯を取る
キウイ 2個 両端を切り落としてから皮をむく
ネーブルオレンジ 1個 両端を切り落として手で皮をむき、房に分けて側面の薄皮を取る
生クリーム(ヘビークリーム) 1カップ 氷水に当てて中程度の角まで泡立てる。果物を支える役目
砂糖 小さじ5 クリームに甘みをつける
ラム酒 小さじ1(なくてもよい) 香りづけ。お好みで省く

パンにクリームを塗ったあと、生クリームは少し取り分けておき、果物の隙間を埋めるのに使います。全部は使い切らないこともあります。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

フルーツサンドは、断面から作るサンドイッチ

このサンドイッチで守ること

果物の水気を取り、クリームは中程度の角で止め、果物は切る線に沿って並べます。切らずに包んだまま冷やし、食べる直前に切ります。

冷蔵庫から、2枚の皿に挟まれたままのサンドイッチが出てきます。ラップの上には、前もってマーカーで引いておいた線が1本。ナイフがその線をたどり、2つに開くと、やわらかいパンの間の白いクリームに、いちご、キウイ、オレンジが列になって現れます。

フルーツサンド(fruit sando)は、食パン(shokupan、日本のミルクブレッド)に生クリームと生の果物を挟んだ甘いサンドイッチです。Just One Cookbookは、日本ではデパートの食品売り場、フルーツパーラー、コンビニなどで見かけるおやつだと紹介しています。食事向きのサンドイッチというよりケーキに近いのですが、組み立てて、包んで、切るという流れはサンドイッチそのもの。ほとんどの工程が、きれいで色鮮やかな断面という一点のためにあります。

このレシピは、Just One Cookbookに掲載されたNamiko Hirasawa Chenさんのレシピ(いちご、キウイ、ネーブルオレンジを使うもの)に沿っています。分量は、そのレシピで使われているカップ、小さじ、個数の表記のままにしました。同じ国のほかの料理は日本のページでも紹介しています。

世界ごはん紀行では、このレシピ全体を台所で試作してはいません。

フルーツサンドとは — 食パン、生クリーム、果物のおやつ

フルーツサンドは、食パンと生クリームと生の果物を合わせた甘いおやつです。果物ジャムを塗ったサンドイッチでも、果物入りのパンでもありません。パンはやわらかくて飾り気がなく、クリームが果物を支え、果物は切ったときに見えるように並べます。

この料理と結びつきの深い場所のひとつが、フルーツパーラーです。東京の老舗フルーツ会社、千疋屋総本店は、自社のフルーツパーラーを果物をいちばんおいしく楽しめる場所と位置づけ、フルーツサンドイッチを現在まで受け継がれている人気メニューのひとつとして紹介しています。これは同社が自社のメニューについて述べたもので、この料理が日本中にどう広まったかを示すものではありません。それでも、フルーツサンドが今も出される場面の一例は見えてきます。

この料理がいつ、どこで生まれたのかは、はっきりしていません。くわしくは、後ろの由来の節で触れます。


道具

  • 小さなペティナイフ
  • まな板
  • キッチンペーパーとトレーまたは皿
  • 大きなボウルと氷水
  • 大きなボウルに重ねられる、清潔で乾いた中くらいのボウル
  • 電動ハンドミキサー
  • 手動の泡立て器
  • 塗り広げる小さなスパチュラ
  • ラップ
  • ラップの上に線を引くマーカー
  • ラップした状態でサンドイッチを挟む皿
  • 清潔な包丁
  • 刃を拭くための熱い濡れ布巾

パン、生クリーム、果物の選び方

パン。 角形の食パンを8枚切りにしたものが、そのまま使えます。ほかにもやわらかい白いサンドイッチ用パンはありますが、この記事では食パンと同じものとは見なしません。使う場合は、各自のアレンジになります。

生クリーム。 ヘビークリーム(ホイッピングクリーム)を使います。砂糖小さじ5は、クリームの重さの10%にあたります。

ラム酒。 小さじ1は任意です。入れなくても作れます。

果物。 基本版はいちご、キウイ、ネーブルオレンジです。1つのサンドイッチに何切れ入れるかは自由で、すべてを使い切る必要もありません。ほかの果物は、後ろのアレンジの節を見てください。

きれいな断面を作る — 切り線、果物の向き、うまくいかないとき

断面は、サンドイッチを閉じる前に決まります。先に三角形(斜めの中心線)にするか、長方形(横の中心線)にするかを選び、ナイフが果物を通るように並べます。いちごは線に沿って縦に、キウイとオレンジは線に対して横に置きます。包んだあとも向きを変えず、ラップに線を引いておけば、冷やしたあとで迷いません。

見た目 考えられる理由 対処
果物のまわりのパンが湿っている 表面が濡れたままの果物を入れた、または水分の多い果物を使った 組み立てる前に、果物をキッチンペーパーの上で押さえて水気を取る。スイカやパイナップルのような水分の多い果物は避ける
クリームがやわらかすぎて果物を支えられない 中程度の角になる前に泡立てをやめた 手で泡立て続け、角が立って先端だけが曲がる状態にする
クリームが塗りにくい 中程度の角を過ぎるまで泡立てた 次回は中程度の角で止める。まだ塗り広げやすい状態が目安
切っても果物に当たらない 果物が切り線とずれている、または包むときにサンドイッチの向きが変わった 果物を置く前に切り線を決め、包む間は向きを保ち、ラップに線を引いておく
切り口が汚れて見える 前に切ったときのクリームが包丁に残っている サンドイッチごとに、また切るたびに、熱い濡れ布巾で刃を拭く

保存と食べ方

食べる直前まで切らない

サンドイッチは切らず、ラップで包んだまま冷蔵庫に入れ、その日のうちか、最長で一晩まで置きます。食べる直前に切って、すぐに出してください。

切るのを最後にするのには理由があります。最初に切ったあとも半分同士は切り口を合わせたまま、耳はその後に切り落とし、断面を開くのは食卓についてからです。室温でどれくらい置いてよいか、これより長く保存できるかは、ここでは示しません。

コーヒーと合わせても楽しめます。甘いおやつなので、食事というより温かい飲み物と並べるのが自然です。

アレンジ — ほかの果物、ほかの形

形。 ここでは、斜めに切った三角形を基本にしています。長方形にするなら、中心を横に切り、果物もその線に合わせて並べます。

果物。 基本のいちご・キウイ・オレンジのほかに、マンゴー、ブルーベリー、ぶどう、バナナも試せます。スイカやパイナップルのように水分の多い果物は、サンドイッチが水っぽくなるので避けます。これらはいちご・キウイ・オレンジに代えて、適量を使います。水気を取る、切り線に合わせて置くといった同じ手順に従ってください。

ラム酒。 完全に省けば、シンプルに甘いクリームになります。

フルーツサンドの由来は、ひとつに定まらない

フルーツサンドの由来ははっきりしておらず、この記事では特定の店、都市、年に結びつけません。

Just One Cookbookは、説が分かれていると述べています。1920年代の京都とする説と、東京の千疋屋とする説です。千疋屋総本店の自社の歴史では、1868年に開いた果物食堂でフルーツサンドイッチを出していたとされています。一方、Jessica ThompsonさんによるSBS Foodの記事は、千疋屋の担当者の話として、果物とサンドイッチがいつ結びついたかは不明で、1940年代と考えられていると伝えています。

これらの年代は合いません。また、企業の歴史は、その会社自身のメニューについて語るもので、誰がこの料理を考案したかを証明するものではありません。はっきり言えるのは現在の姿です。やわらかい食パン、生クリーム、生の果物を合わせた甘いサンドイッチで、日本ではフルーツパーラーなどで出され、ほかの場所でも売られています。断面を開く瞬間を中心に作られている料理です。

よくある質問

ラム酒は抜いてもよいですか?

はい。ラム酒は小さじ1の任意の材料で、なくても作れます。

時間はどのくらいかかりますか?

はっきり決まっているのは冷蔵時間だけで、最低1時間、最長で一晩です。Just One Cookbookのページ上の表示は1時間ですが、レシピカードには準備1時間、冷蔵1時間、合計1時間と書かれています。数字が合わないため、ここでは合計時間を示しません。冷蔵の時間に加えて、果物の下ごしらえとクリームの泡立ての時間を見込んでください。

前の日に作っておけますか?

組み立てておくことはできます。切らずにラップで包んだまま冷蔵庫に入れ、その日のうちか、最長で一晩まで置き、切るのは食べる直前にしてください。

耳を先に切り落としてはいけないのですか?

耳は、クリームを塗る、組み立てる、包む、冷やす、最初に切る、までの間ずっと残します。切り落とすのは、サンドイッチを半分に切ったあと、しっかり押さえた状態で行い、切るたびに包丁を拭きます。

1つのサンドイッチに果物はどれくらい入れますか?

1つあたりの個数は決まっていません。切り線に沿って並べられる量を、サンドイッチごとに並べてください。果物もクリームも、全部を使い切る必要はありません。

カップや小さじの分量を、グラムに換算できますか?

このレシピは、カップ、小さじ、個数の表記を、グラムやミリリットルの換算なしで示しています。自分で換算した場合は、各自のアレンジとして扱ってください。

主な参考リンク

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