皿に盛ったいちご大福と、半分に切って赤いいちごが滑らかなこしあんとやわらかな求肥に包まれているのが見える断面
🌍ジャンル日本料理

いちご大福の作り方|こしあんと電子レンジ求肥で包む10個分

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 8

いちご・こしあん・バットを用意する

手順1: いちご・こしあん・バットを用意する

手を洗います。いちごはヘタを付けたまま、清潔な流水で洗います。

清潔なまな板の上で、包丁でヘタを切り落とします。

いちごを一つずつ、清潔なペーパータオルで表面全体をていねいに押さえて水気を拭きます。水分が残っていると、餡が果実に沿って閉じにくくなります。

こしあん200gを20gずつ10等分にして、それぞれ丸めます。

浅いバットの底に片栗粉を広げます。あとで熱い求肥をここにあけます。

STEP 22 / 8

いちごをこしあんで包む

手順2: いちごをこしあんで包む

清潔で乾いた手で、こしあんの玉を一つ、薄く均一な円形に広げます。

広げた餡の上にいちごを1粒のせ、餡を持ち上げるようにして包みます。果実が見えないよう丸く閉じます。残りも同じようにして、できあがった玉は互いにくっつかないよう離して置きます。

STEP 33 / 8

求肥の生地を混ぜる

手順3: 求肥の生地を混ぜる

大きめの耐熱ボウルに、白玉粉100g、さとうきび糖50g、水180mlを入れます。泡立て器で、なめらかで均一になるまでしっかり混ぜます。

STEP 44 / 8

約2分加熱して、練る

手順4: 約2分加熱して、練る

ボウルを電子レンジに入れ、600Wで約2分加熱します。

鍋つかみでボウルを取り出し、耐熱の台に置きます。木べらで手早く練り、全体を均一にします。蒸気に顔を近づけないでください。

STEP 55 / 8

さらに約1分加熱して、練る

手順5: さらに約1分加熱して、練る

ボウルを電子レンジに戻し、さらに約1分加熱します。

鍋つかみで取り出し、木べらでもう一度練ります。

STEP 66 / 8

30秒〜1分加熱して練り、艶が出たら止める

手順6: 30秒〜1分加熱して練り、艶が出たら止める

さらに30秒〜1分加熱します。

ボウルを取り出して生地を練ります。艶があり、やわらかく、餅のようにまとまるところで止めます。この時間はあくまで目安です。電子レンジによって違うので、生地の見た目と手応えで判断してください。

STEP 77 / 8

片栗粉のバットで冷まし、打ち粉をして10等分する

手順7: 片栗粉のバットで冷まし、打ち粉をして10等分する

鍋つかみでボウルを持ち、木べらで熱い求肥を、片栗粉を敷いたバットにこそげ出します。

手で触れられる温度まで冷めるまで、触らずに置きます。

生地の外側に片栗粉をたっぷりまぶします。片栗粉は表面につけるだけです。練り込まないでください。

キッチンばさみで、ほぼ同じ大きさの10個に切り分けます。

STEP 88 / 8

広げて、かぶせて、閉じる

手順8: 広げて、かぶせて、閉じる

片栗粉をつけた手で、求肥を1切れ、丸い皮の形に広げます。のばしすぎないでください。

下から中身を支えながら、餡で包んだいちごに上から皮をかぶせます。

縁を下側に寄せ集め、つなぎ目をつまんで閉じ、丸く形を整えます。残りの9個も同じように包みます。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

6品目

材料

いちご大福の6つの材料を別々に並べた様子。いちご10粒、白玉粉、さとうきび糖、水、片栗粉、こしあん
6つの材料:求肥に3つ、中身に2つ、そして打ち粉専用の片栗粉
材料 分量 代替・備考
白玉粉 100g 求肥の皮のもとになる
国産さとうきび糖 50g 求肥の甘み
水 180ml 求肥の水分
片栗粉 適量 バット・生地の表面・手の打ち粉に使う。生地には練り込まない
いちご 10粒 各1粒、ヘタを取って丸ごと使う。小さめで丸いものが包みやすい
こしあん 200g 20gずつ10等分し、いちごを1粒ずつ包む。水分が少なめで締まった餡のほうが包みやすい
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赤いいちごを、黒いこしあんとやわらかな餅が包む

大福一つに備えたいもの

一つ分は、水気を拭いたいちご丸ごと1粒を、薄く均一な滑らかなこしあんで閉じたものです。その外側を、艶のあるやわらかな求肥で包み、底で閉じます。切ってみると、赤い果実、黒い餡、白っぽい餅の三層がはっきり見えるのが目安です。

いちご大福を半分に切ると、その断面が作り方を教えてくれます。まん中には鮮やかな赤いいちご。そのまわりを黒くて滑らかな餡が薄くぐるりと囲み、いちばん外には白っぽくやわらかな求肥(ぎゅうひ)、つまり餅の生地があります。みずみずしい果実、ずっしり甘い餡、よく伸びる皮。この三つの取り合わせが、この和菓子のすべてです。どれも一つずつ手で包みます。

世界ごはん紀行編集部では、このレシピ全体を台所で試作して確かめてはいません。

ここで従うのは、ひとつの公開レシピです。日本の製糖会社、DM三井製糖が掲載している電子レンジのいちご大福で、白玉粉、さとうきび糖、水、いちご、こしあんから10個分を作ります。片栗粉は打ち粉にだけ使います。求肥は600Wで短く区切って加熱し、そのつど練ります。できあがりの判断は、分数だけでなく艶があってやわらかい見た目で行います。このレシピの加熱時間はあくまで目安で、内部の温度を示すものでも、安全を保証するものでもありません。電子レンジは機種によって違うので、生地の様子を見てください。

包む前に、いちごはヘタを取って水気を拭きます。この記事では、レシピにない衛生の手順を一つ足しました。先に流水でいちごを洗うことです。農林水産省が、生で食べる果物についての一般的な注意として、調理前の手洗いとあわせて示しています。同じ国のほかの料理は日本のページからどうぞ。

ここで作る型

ここで作るのは、こしあんでいちごを完全に隠してから求肥をかぶせる型です。いちごの先が上からのぞくことはありません。白あん、粒あん、市販の切り餅を使う作り方もありますが、分量も手順も別物なので、後ろの節で触れるだけにします。

どのいちご大福か、ほかの作り方との違い

公開されているいちご大福のレシピは、生地も餡も果実も少しずつ違います。まず、どの型を作るのかを決めておきましょう。

型 内容 この記事での扱い
DM三井製糖のレンジレシピ 白玉粉・さとうきび糖・水を600Wで3回に分けて加熱。こしあんでいちごを包み、求肥で外側を包む。10個分 以下で従うレシピ
白玉屋新三郎のレンジレシピ 白玉粉からレンジで求肥を作るが、砂糖と水の量が違い、砂糖を入れる段階も異なる 比較のみ。分量や順序はこのレシピに混ぜない
愛媛県のレシピ 愛媛で育成されたいちご「紅い雫」を使い、餡で包んでから求肥で包む 果実の選び方に地域色が出る例。料理が愛媛発祥という意味ではない
井村屋のレシピ 切り餅と、甘く煮たゆであずきを使う時短型 別の作り方として触れるだけ

ここで使った資料からは、いちご大福がいつ、どこで、誰によって始まったのかは確かめられません。この記事では推測しません。いちご大福は、家庭でも一つずつ包んで作れる日本の和菓子であり、餡も生地も果実もレシピによって実際に違う、というところまでを事実として扱います。


道具

  • 600Wに設定できる電子レンジ
  • 大きめの耐熱ボウル
  • 泡立て器
  • 木べら
  • 浅いバット(熱い求肥を受ける)
  • キッチンばさみ
  • 包丁とまな板(いちごのヘタを取る)
  • 清潔なペーパータオル
  • 鍋つかみまたは耐熱の布巾

選び方と代用

さとうきび糖。国産のさとうきび糖を使うので、求肥は純白ではなく淡いアイボリー色になることがあります。それで正常です。ふつうの上白糖に替えるのは、このレシピに対する皆さん自身の変更で、色や風味が変わることがあります。

白玉粉。白玉粉を使ってください。もち粉やほかの米粉と同じものとして扱わないでください。置き換えれば、別の生地になります。

こしあん。水分が少ないものを選ぶと包みやすくなります。変化として白あんや粒あんも使えますが、餡の水分や硬さによって、果実を閉じ込めやすいかどうかが変わります。

いちご。小さくて丸いものを選びます。均一にかぶせやすく、皮も破れにくくなります。愛媛の「紅い雫」のような地域の品種を使いたいときは、名前だけでなく大きさや形でも選んでください。

6つの材料はどれも日本ではおなじみの和菓子の材料で、道具もふつうの台所にあるものです。特別な道具は必要ありません。

熱い生地と蒸気

電子レンジから出した求肥もボウルも、とても熱くなっています。ボウルを取り出すときは鍋つかみか耐熱の布巾を使い、顔を蒸気から遠ざけてください。熱い生地を素手で触ってはいけません。触れる温度まで冷めるのを待ちます。

うまくいかないとき

問題 考えられる原因 対処
餡がやわらかくて広がってしまう 餡の水分が多い、または直前に形を作った 求肥を作り始める前に、20gずつ丸めておく。水分の少ない、締まった餡を選ぶ
求肥がだれる、まとまらない 加熱や練りが足りない 加熱のたびによく練る。最後の加熱は、分数ではなく艶とやわらかく一体になった餅の状態で判断する
生地が手・バット・はさみにくっつく 打ち粉が足りない バット、生地の表面、手に片栗粉を十分につける。片栗粉は外側だけにつける
皮が破れる いちごが大きい、または形がふぞろい。餡にムラがある。求肥をのばしすぎた 小さく丸いいちごを選ぶ。餡は薄く均一に広げる。皮をのばしすぎない
餡がいちごにうまく閉じない いちごが濡れている 洗ってヘタを取ったあと、一粒ずつしっかり水気を拭く

盛り付けと安全な食べ方

小皿にのせた、半分に切ったいちご大福。いちご、こしあん、求肥の層が見える
半分に切ると、赤いいちご、黒いこしあん、白っぽい求肥が見える

半分に切ると三層の断面が見え、一口の大きさも小さくなります。

餅を食べるときの注意

餅はやわらかく粘りがあるので、食べやすい小さな大きさに切ってください。一口は無理のない量にして、ゆっくりよく噛んで食べます。高齢の方が餅を食べるときは、そばにいる人が見守るようにしましょう。これは餅全般についての一般的な注意です。いちご大福に特有の危険度を示すものではありません。

変化をつけるなら

ここに挙げるのは、上のレシピとは別の選択肢です。どれも別の型であり、この分量に手を加えるものではありません。

  • 白あんや粒あん。風味も見た目も変わります。餡の水分や硬さによって包みやすさも変わるので、締まった餡のほうが包みやすいです。
  • 小さめのいちご。全体を覆いやすく、できあがりも小ぶりになります。
  • 地域の品種。愛媛で育成された「紅い雫」を使ういちご大福もあります。地元のいちごを選ぶのも、この菓子に土地の個性を出す一つの方法です。
  • 切り餅の作り方。切り餅とゆであずきを使う時短型もあります。分量も手順も別のものなので、この記事では扱いません。

よくある質問

求肥は何分加熱しますか?

DM三井製糖のレシピでは、600Wで約2分、続けて約1分、さらに30秒〜1分と加熱し、そのつど練ります。どれも目安の時間です。電子レンジは機種によって違うので、生地に艶が出て、餅のようにやわらかくなったところで止めてください。この時間は、内部の温度を示すものでも、安全の保証でもありません。

片栗粉は生地に入れますか?

入れません。バット、生地の表面、手に打ち粉としてつけるだけで、求肥がくっつくのを防ぎます。

こしあんの代わりに粒あんや白あんを使えますか?

変化としては使えますが、ここで従っている型からは外れます。餡の水分や硬さによって、包みやすさが変わります。DM三井製糖は、水分の少ない餡をすすめています。

さとうきび糖の代わりに白砂糖を使えますか?

それは皆さん自身によるレシピの変更です。このレシピは国産のさとうきび糖を使うので、求肥が淡いアイボリー色になることがあります。ふつうの白砂糖では、色や風味が変わることがあります。

レシピには「拭く」とあるだけなのに、なぜいちごを洗うのですか?

この記事では、農林水産省の一般的な食中毒予防の案内に基づき、洗う手順を足しています。生で食べる果物は、下ごしらえの前に流水で洗い、調理の前には手を洗うよう示されています。そのあとでヘタを取り、レシピの指示どおり水気をしっかり拭いてください。

どのくらい日持ちしますか?温め直せますか?

この記事で使った資料では、いちご大福の保存期間も、保存方法も、温め直しの方法も確かめられていません。そのため、この記事では案内しません。

主な参考リンク

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