澄んだ煮干しだしに彩りの具をのせた、完成したjanchi-guksuの一杯
🌍ジャンル韓国料理

janchi-guksu(잔치국수)の作り方|煮干しだしと彩りの具の韓国の祝い麺

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 41

煮干しを下処理する

手順1: 煮干しを下処理する

煮干し40gの頭と内臓を取り除きます。

STEP 22 / 41

煮干しと干しえびを乾煎りする

手順2: 煮干しと干しえびを乾煎りする

下処理した煮干しと干しえび20gを、油をひいていないフライパンでさっと乾煎りします。

STEP 33 / 41

玉ねぎを切る

手順3: 玉ねぎを切る

玉ねぎ1/2個を大きめに切ります。

STEP 44 / 41

大根を切る

手順4: 大根を切る

大根100gを、厚さ約2cmの大きな塊に切ります。

STEP 55 / 41

青ねぎを切る

手順5: 青ねぎを切る

青ねぎ30gを、約10cmの長さに切ります。

STEP 66 / 41

昆布を用意する

手順6: 昆布を用意する

5×5cmの昆布を2枚用意します。

STEP 77 / 41

沸騰した湯に昆布を入れる

手順7: 沸騰した湯に昆布を入れる

だし用の鍋で水1Lを沸かし、昆布2枚を入れます。

STEP 88 / 41

5分たったら昆布を取り出す

手順8: 5分たったら昆布を取り出す

5分後に昆布を鍋から引き上げます。

STEP 99 / 41

残りのだしの材料を加える

手順9: 残りのだしの材料を加える

乾煎りした煮干しと干しえび、玉ねぎ、大根、青ねぎを鍋に加えます。

STEP 1010 / 41

だしを煮る

手順10: だしを煮る

中火で約20分煮ます。

STEP 1111 / 41

だしを濾す

手順11: だしを濾す

だしをこし器で清潔な鍋に濾し入れ、固形の材料は捨てます。

STEP 1212 / 41

だしの味を調える

手順12: だしの味を調える

濾しただしに、だし用しょうゆ大さじ1と米酒大さじ1を加えます。塩大さじ1/2は少しずつ加え、味を見ながらちょうどよいところでやめます。だしは盛りつけるまで熱いまま保ちます。

STEP 1313 / 41

干ししいたけを戻す

手順13: 干ししいたけを戻す

干ししいたけ2枚を、パッケージの表示どおりに水で戻します。

STEP 1414 / 41

しいたけを切る

手順14: しいたけを切る

戻したしいたけを薄切りにします。

STEP 1515 / 41

牛肉としいたけに下味をつける

手順15: 牛肉としいたけに下味をつける

ボウルに牛ひき肉50gとしいたけの薄切りを入れ、しょうゆ大さじ1、ごま油大さじ1、砂糖大さじ1/2、こしょう小さじ1/4を混ぜます。

STEP 1616 / 41

サマースカッシュを薄く切る

手順16: サマースカッシュを薄く切る

サマースカッシュ50gを薄くそぎ切りにします。

STEP 1717 / 41

サマースカッシュをせん切りにする

手順17: サマースカッシュをせん切りにする

薄切りにしたサマースカッシュを、細いせん切りにします。

STEP 1818 / 41

にんじんを薄く切る

手順18: にんじんを薄く切る

にんじん10gを薄く切ります。

STEP 1919 / 41

にんじんをせん切りにする

手順19: にんじんをせん切りにする

薄切りにしたにんじんを、細いせん切りにします。

STEP 2020 / 41

サマースカッシュに塩をふる

手順20: サマースカッシュに塩をふる

せん切りのサマースカッシュに、野菜用の塩を少しふります。

STEP 2121 / 41

にんじんに塩をふる

手順21: にんじんに塩をふる

別のボウルで、せん切りのにんじんにも野菜用の塩を少しふります。

STEP 2222 / 41

サマースカッシュの水気を絞る

手順22: サマースカッシュの水気を絞る

塩をしたサマースカッシュから、余分な水分を絞ります。

STEP 2323 / 41

にんじんの水気を絞る

手順23: にんじんの水気を絞る

塩をしたにんじんからも、余分な水分を絞ります。

STEP 2424 / 41

卵を分ける

手順24: 卵を分ける

卵2個を卵白と卵黄に分け、別々のボウルに入れます。

STEP 2525 / 41

卵白を薄く焼く

手順25: 卵白を薄く焼く

卵白をフライパンに流し入れ、薄いシート状に焼きます。

STEP 2626 / 41

卵黄を薄く焼く

手順26: 卵黄を薄く焼く

卵黄もフライパンに流し入れ、別の薄いシート状に焼きます。

STEP 2727 / 41

卵を細切りにする

手順27: 卵を細切りにする

2枚の卵のシートを、長さ約4cmの細切りにします。白と黄は混ぜずに分けておきます。

STEP 2828 / 41

海苔を裂く

手順28: 海苔を裂く

焼き海苔1枚を手で小さく裂きます。

STEP 2929 / 41

唐辛子を切る

手順29: 唐辛子を切る

赤唐辛子と青唐辛子を輪切りにします。

STEP 3030 / 41

サマースカッシュを先に炒める

手順30: サマースカッシュを先に炒める

フライパンを熱します。炒め油は足さず、野菜用の塩・ごま油・こしょうを少しずつ使って、サマースカッシュを先に炒めます。炒めたら取り出しておきます。

STEP 3131 / 41

にんじんを炒める

手順31: にんじんを炒める

同じフライパンで、にんじんも同じように野菜用の塩・ごま油・こしょうを少しずつ使って炒めます。サマースカッシュとは別に取り出しておきます。

STEP 3232 / 41

牛肉としいたけを最後に炒める

手順32: 牛肉としいたけを最後に炒める

下味をつけた牛肉としいたけを、油を足さずにフライパンに入れ、しっかり火を通します。

STEP 3333 / 41

麺を沸騰した湯に入れる

手順33: 麺を沸騰した湯に入れる

別の鍋に湯を沸かし、乾燥麺160gを入れます。

STEP 3434 / 41

吹き上がりそうになったら差し水をする

手順34: 吹き上がりそうになったら差し水をする

鍋が泡立って吹きこぼれそうになるたびに、冷水を少し注ぎます。これを3〜4回くり返し、ゆで時間はパッケージの表示に従います。

STEP 3535 / 41

麺をざるに上げる

手順35: 麺をざるに上げる

ゆで上がった麺をざるにあけます。

STEP 3636 / 41

冷水でもみ洗いする

手順36: 冷水でもみ洗いする

麺を冷水で洗いながら、手で軽くもみ洗いします。

STEP 3737 / 41

もう一度水を切る

手順37: もう一度水を切る

洗った麺の水をしっかり切ります。

STEP 3838 / 41

麺を器に盛る

手順38: 麺を器に盛る

麺を器に盛ります。

STEP 3939 / 41

具を並べる

手順39: 具を並べる

麺の上に、牛肉としいたけ、サマースカッシュ、にんじん、卵白と卵黄の細切りを、それぞれ別の山にして並べます。

STEP 4040 / 41

熱いだしを注ぐ

手順40: 熱いだしを注ぐ

熱いだしを、器の縁をつたわせて静かに注ぎます。

STEP 4141 / 41

海苔と唐辛子で仕上げる

手順41: 海苔と唐辛子で仕上げる

裂いた海苔と、赤・青の唐辛子の輪切りをのせて、できあがりです。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

26品目

材料

5×5cmの昆布2枚を含む、janchi-guksuの材料

材料 分量 代替・備考
乾燥細麺(소면、somyeon) 160g 麺
煮干し 40g だし用。頭と内臓を除く
干しえび 20g だし用
昆布 5×5cm 2枚 だし用
玉ねぎ 1/2個 だし用
大根 100g だし用
青ねぎ 30g だし用
水 1L だし用
だし用しょうゆ 大さじ1 濾しただしの味つけ用
米酒(refined rice wine) 大さじ1 濾しただしの味つけ用
塩 大さじ1/2 濾しただしの味つけ用。味を見ながら少しずつ加える
牛ひき肉 50g 具
干ししいたけ 2枚 具。牛肉と一緒に炒める
しょうゆ 大さじ1 牛肉としいたけの下味
ごま油 大さじ1 牛肉としいたけの下味
砂糖 大さじ1/2 牛肉としいたけの下味
こしょう 小さじ1/4 牛肉としいたけの下味
サマースカッシュ(summer squash) 50g 具
にんじん 10g 具
塩 小さじ1 野菜用。少しずつ使う
ごま油 大さじ1/2 野菜用。少しずつ使う
こしょう 小さじ1 野菜用。少しずつ使う
卵 2個 卵白と卵黄に分け、白と黄の細切りにする
焼き海苔 1枚 飾り
赤唐辛子 1本 飾り
青唐辛子 1本 飾り

野菜用の塩・ごま油・こしょうは、すべてを使い切らなくてもかまいません。少しずつ加えて、野菜の味がちょうどよいと感じたところでやめてください。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

janchi-guksu:細い麺、澄んだだし、色ごとに積んだ具

この一杯が守るもの

煮干し・干しえび・昆布の澄んだだし、冷水で洗った細い小麦麺、そして熱いだしを注ぐまで色が混ざらないよう、別々に積んだ具。

器に細い白い麺が一束。そのまわりに、茶色い牛肉としいたけ、緑のサマースカッシュ、橙色のにんじん、白と黄の2色の卵の細切りが、それぞれ小さな山になって並びます。熱いだしは具が崩れないよう器の縁をつたわせて静かに注ぎ、最後に裂いた海苔と、赤と青の唐辛子の輪切りをのせます。これが韓国の麺料理、janchi-guksu(잔치국수)です。KBS WORLDと、韓国国際交流財団(Korea Foundation)の文化誌Koreanaは、どちらもこの料理を婚礼などの祝いの席と結びつけて紹介しています。

祝いの意味と、いま目の前にあるレシピは別の話です。長い麺には長寿や末永い幸せへの願いが込められるといわれますが、だからといって、同じ決まった作り方が歴史を通じて続いてきたわけではありません。この記事で紹介するのは、あくまで現代の一つの作り方です。料理長の監修のもとでKBS WORLDが公開している2人分のレシピに忠実に従い、編集部が独自に判断した箇所は、その都度はっきり書き分けます。

このレシピについて:何に従い、どこを選んだか

この記事はKBS WORLDの2人分のレシピに従っており、ほかの作り方の分量や手順は混ぜていません。分量はKBS WORLDの記載どおりです。世界ごはん紀行ではこのレシピ全体を台所で試作しておらず、分量の実測もしていません。 KBS WORLDには全体の調理時間も麺のゆで時間も書かれていないため、この記事にも載せていません。

KBS WORLDのページには、読むうえで判断が必要な点がいくつかありました。

  • 昆布。 材料表は10×10cmの昆布1枚、手順は5×5cmを2枚としています。1枚は100cm²、小さな2枚を合わせると50cm²で、同じ量ではありません。ページからはどちらが意図された量なのか判断できないため、手順に合わせて5×5cm 2枚とし、材料・手順・写真をそろえました。
  • 野菜の調味料。 材料表には、野菜用として塩小さじ1、ごま油大さじ1/2、こしょう小さじ1があります。一方、手順は野菜を炒めるとき塩とごま油を「少し」使うと書くだけで、こしょうをいつ入れるかは書かれていません。この記事では3つとも炒めながら少しずつ使います。こしょうのタイミングはKBS WORLDの指示ではなく編集部の判断で、表の量をすべて使い切る必要もないかもしれません。
  • しいたけ。 材料表には干ししいたけか生かの記載がありませんが、手順では「戻す」とされています。そこで食用の干ししいたけを、パッケージの表示どおりに戻すことにしました。戻す時間や水の量、戻し汁を使うかどうかはKBS WORLDに書かれていないため、この記事でも触れません。
  • しょうゆ。 KBS WORLDはだし用に「clear soy sauce」、牛肉用にただの「soy sauce」を、別の行で別の用途として挙げています。だし用には韓国の汁物用しょうゆ(국간장、guk-ganjang)が妥当な選択ですが、ページだけでそれがKBS WORLDの指すものそのものだとは確認できません。日本の薄口しょうゆは味の違う別の製品なので、あくまで代用として扱ってください。
  • 炒め油。 牛肉としいたけの下味にごま油大さじ1が入っており、炒めるときの油は別に足しません。そのまま従います。

選び方と代用

  • 麺。 韓国の소면(somyeon)は、細い乾燥小麦麺です。日本のそうめんが近い代用になりますが、太さ・塩分・ゆで時間は製品によって違うので、パッケージの表示どおりにゆでてください。
  • サマースカッシュ。 ズッキーニが近い代用です。ただし、同じ野菜ではありません。
  • だし用しょうゆ。 韓国の汁物用しょうゆ(국간장)が一つの選択肢です。日本の薄口しょうゆは味が異なるので、代用としてだけ使い、味を見ながら加減してください。牛肉に使う普通のしょうゆとは別のものとして扱います。
  • 米酒。 日本酒で代用できます。加熱後もだしにアルコールが残らないとは保証できないので、お酒を避けたい方に出すときは気をつけてください。
  • 干ししいたけ。 食用の干ししいたけを使い、パッケージの表示どおりに戻します。戻す時間は製品によって違います。
  • 唐辛子。 辛さは品種や個体によって変わります。

道具

  • だし用の鍋
  • 麺をゆでる別の鍋
  • フライパン
  • 万能こし器(ざる)
  • 麺の水を切るざる
  • トング
  • お玉
  • 包丁とまな板
  • 卵を分けたもの、塩をした野菜、下味をつけた牛肉を入れる小さなボウル

うまくいかないとき

状況 対処
麺の鍋が縁まで吹き上がりそう そのたびに冷水を少し注ぎます。3〜4回が目安です。全体のゆで時間はパッケージに従ってください
だしがしょっぱい 次回は塩大さじ1/2を少しずつ加え、味を見てから追加します。だし用しょうゆにも塩分があります
しいたけがまだ固い パッケージの表示どおりに戻し続けます。戻し時間は製品によって違います
サマースカッシュやにんじんが器の中で水っぽい 塩をしたあと、炒める前にしっかり絞ります
牛肉に火が通ったかわからない 温度計で、中心が75°Cで1分以上になっているかを確認します。色では判断しません
具が散らばってしまう だしは具の上からではなく、器の縁に沿って注ぎます

祝いの席の一杯:婚礼と長い麺

KBS WORLDはjanchi-guksuを祝いの席の料理として紹介し、Koreanaの記事「Janchi guksu: A Feast of Noodles」も、婚礼やそのほかの特別な日と結びつけています。どちらも、長い麺を長寿や末永い幸せを願う象徴として説明しています。

Koreanaの記事には、今日知られる料理がどのように形づくられ、製麺がどう発達してきたかという説明もあります。これは同誌の説明であり、この記事ではそのまま同誌の説明として紹介するにとどめます。起源が一つに定まるとは言えませんし、祝いの象徴があるからといって、いまの具やだしがずっと変わらなかったという意味でもありません。この記事のKBS WORLDのレシピは、長く儀礼と結びついてきた料理の、現代の家庭向けの一つの形です。

同じ食卓の料理をもっと知りたい方は、韓国のページもご覧ください。

よくある質問

昆布が10×10cm 1枚ではなく、小さな2枚なのはなぜですか?

KBS WORLDの材料表は10×10cmの昆布1枚、手順は5×5cmの昆布2枚です。面積にすると100cm²と合計50cm²で、同じ量ではありません。この記事は手順の2枚に従って一貫して使っています。ページ自体は、どちらが意図された量なのかを示していません。

「clear soy sauce」は、韓国の汁物用しょうゆや日本の薄口しょうゆと同じですか?

同じとは限りません。KBS WORLDはだし用に「clear soy sauce」、牛肉用に普通のしょうゆを、別の材料として挙げています。韓国の汁物用しょうゆ(국간장)はだし用の妥当な選択ですが、KBS WORLDの指すものそのものかどうかは確認できません。日本の薄口しょうゆは味の異なる別の製品なので、代用として扱い、味を見ながら加減してください。

米酒は加熱で完全に飛びますか?

保証はできません。加熱後もだしにアルコールが残っているかもしれないので、お酒を避ける方がいる食卓では気をつけてください。

牛ひき肉に安全に火が通ったか、どう確かめますか?

日本の厚生労働省は、肉を十分に加熱する目安として、中心部の温度が75°Cで1分間以上としています。これは一般的な食中毒予防の目安であり、KBS WORLDのレシピとは別の話です。フライパンの中でも写真でも、色だけでは中心の温度は判断できません。

麺は何分ゆでればよいですか?

KBS WORLDにゆで時間の記載はなく、吹きこぼれそうになるたびに冷水を少し注ぐ方法(3〜4回)と、そのあと冷水で洗うことだけが書かれています。麺の太さは製品によって違うので、お使いの麺のパッケージの表示時間に従ってください。

生のしいたけでも作れますか?

KBS WORLDの材料表には干ししいたけか生かの記載がありませんが、手順では「戻す」とされています。この記事は、パッケージの表示どおりに戻した干ししいたけを使っています。生のしいたけで作る方法は扱っていません。

主な参考リンク

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