オクスス茶は、焙煎したとうもろこし粒を水で煮出す飲み物
材料は2つ、鍋は1つ。焙煎済みのとうもろこし粒とろ過水だけです。沸かして、煮て、こして、熱いうちに注ぎます。ほかには何も入れません。
乾いた黄金色から茶色の焙煎とうもろこし粒を、水を張った小鍋に入れます。鍋が沸き、やがて静かな煮立ちに落ち着くと、水が少しずつ焙煎コーンの色に染まっていきます。こし終えてカップに残るのが、焙煎したとうもろこしから作る韓国の穀物の飲み物、オクスス茶(옥수수차)です。
「茶」と呼びますが、茶葉は使いません。焙煎とうもろこし粒を水で煮出した飲み物です。この記事が従うのは、Jee Choe が自身のサイト Oh, How Civilized で公開している熱い版の配合です。焙煎した丸粒のとうもろこし大さじ3とろ過水4カップ(32液量オンス)で、4人分。著者は自分で焙煎せず、市販の焙煎済みの粒を買うと書いており、この記事も同じ立場をとります。生のとうもろこしを家庭で焙煎する方法は扱いません。このレシピ全体について、世界ごはん紀行編集部での試作はしていません。
Jee Choe のページには、冷たくして飲む別の版もあります。その版はこの記事の対象外で、ここでは熱いまま飲むところまでを紹介します。
韓国語では 옥수수차 と書き、ローマ字では oksusu-cha と表します(oksusu はとうもろこし、cha は茶の意味)。韓国伝統知識ポータルの記録には、gangnaengi cha という名前も併記されています。
江原道の郷土食に記録がある穀物の飲み物
韓国伝統知識ポータルは、韓国農村振興庁が提供した記録として、オクスス茶を伝統的な飲み物に分類し、江原道の郷土食として載せています。この記録は、韓国の食の中での位置づけを知る手がかりになります。ただし、あくまでひとつの地域に関する記録です。発祥の地が1か所に定まるわけではなく、全国の家庭でどのくらい作られているかを示すものでもありません。
ポータルの記録には、この記事とは別の作り方も載っています。とうもろこし約70g、水の量の記載なし、好みで砂糖を加える、というものです。これはその記録の内容なので、このレシピには混ぜていません。以下は、焙煎粒と水だけで作る Jee Choe の分量です。
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道具
- 小さめの鍋
- 目の細かいざる
- こした茶を受ける耐熱のピッチャーまたはボウル
- 注ぎ分ける茶碗やカップ
選び方と代用
探すのは、すでに焙煎されていて、とうもろこし茶用に売られている粒です。粒は乾いて硬く、黄金色から茶色に香ばしく焼けています。ふっくらした鮮やかな黄色ではありません。韓国食材店や品ぞろえのよいアジア食材店の茶の売り場を探し、ラベルで焙煎済みかどうかを確かめてください。
似ていても、このレシピでは同じ材料にならないものがあります。
| 焙煎済みの粒の代わりに | 同じにならない理由 |
|---|---|
| 生の乾燥とうもろこし | 焙煎されていません。このレシピには家庭で焙煎する手順がありません |
| 缶詰や冷凍のスイートコーン | まったく別の食材で、この飲み物にはなりません |
| とうもろこし茶のティーバッグ | 別の製品です。このレシピはばらの丸粒を使います |
| コーンシルク茶 | 粒ではなく、とうもろこしのひげで作る茶です |
| 大麦ととうもろこしのブレンド茶 | 混合茶です。このレシピはとうもろこしの粒だけを使います |
熱いまま飲む

このレシピは、鍋から注いだ熱いまま飲みます。あえて素朴に作り、砂糖、はちみつ、レモン、氷は使わず、大麦やコーンシルクも混ぜません。
つまずきやすい点
| 気づいたこと | 何が起きているか | どうするか |
|---|---|---|
| 水に入れて時間がたつと、粒がふくらんで色が薄くなる | 乾いた粒は、沸かして煮る間に水を吸う | そのままで問題ありません。粒が乾いた茶色でよいのは、水に入れる前だけです |
| 買った粒が鮮やかな黄色で、やわらかい、または湿っている | 焙煎されたとうもろこし茶用の粒ではない可能性が高い | とうもろこし茶用と表示された、乾いた焙煎済みの粒を探す |
| カップに粒のかけらが入る | こさずに注いだか、目の粗いこし器を使った | 注ぐ前に、目の細かいざるでこす |
| 茶葉やティーバッグを手に取りそうになる | オクスス茶は茶葉では作らない | ばらの焙煎とうもろこし粒と水だけを使う |
よくある質問
オクスス茶は茶葉で作るのですか?
いいえ。名前に「茶」とつきますが、焙煎したとうもろこし粒を水で煮出した飲み物です。このレシピに茶葉は入りません。
生のとうもろこし、缶詰、焙煎していない粒でも作れますか?
Jee Choe のレシピは焙煎した丸粒のとうもろこしを指定しており、著者は自分で焙煎せず市販品を買っています。生、缶詰、冷凍、未焙煎の粒は同じ材料ではなく、置き換えても同じ飲み物にはなりません。この記事には、家庭でとうもろこしを焙煎する方法は載せていません。
砂糖は入れますか?
このレシピは水と焙煎した粒だけで作ります。韓国伝統知識ポータルの江原道の記録には、好みで砂糖を加える別の作り方が載っていますが、それは別のレシピの話なので、ここには組み合わせていません。
冷やしたり、冷蔵庫で保存したりできますか?
Jee Choe のページには別の冷たい版がありますが、この記事で扱うのは熱い版だけで、茶を注いで熱いまま飲むところまでです。冷やし方も保存の日数も、ここでは案内しません。
オクスス茶は韓国全土で飲まれているのですか?
ここで確認できた記録は、オクスス茶が伝統的な飲み物として江原道の郷土食に登録されている、というものです。江原道の食の記録の中に位置づけられることは裏づけますが、発祥が1か所だという証拠や、全国の家庭でどのくらい作られているかを示す証拠にはなりません。
分量がグラムやミリリットルでなく、カップと大さじなのはなぜですか?
Jee Choe のレシピが使っている単位のまま、水4カップ(32液量オンス)、粒大さじ3としています。換算せずに、公開されている比率をそのまま保つためです。














