鶏だしでやわらかく煮た米に青ねぎ、パクチー、フライドガーリックを添えたカオトム
🌍ジャンルタイ料理

カオトム(ข้าวต้ม)の作り方|鶏だしで米を煮るタイのライススープ

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 32

米を洗う

手順1: 米を洗う

生のジャスミン米をボウルに入れ、冷水で水が澄むまで洗います。浸水させる必要はありません。

STEP 22 / 32

米の水を切る

手順2: 米の水を切る

米を目の細かいざるにあけ、しっかり水を切ります。

STEP 33 / 32

しょうがを切る

手順3: しょうがを切る

しょうがを薄い輪切りにします。

STEP 44 / 32

にんにくをみじん切りにする

手順4: にんにくをみじん切りにする

だしに入れるにんにく2かけをみじん切りにします。

STEP 55 / 32

レモングラスに傷をつける

手順5: レモングラスに傷をつける

レモングラスの下のほうを曲げるか、包丁の背で押さえて傷をつけます。

STEP 66 / 32

鍋にだしを入れる

手順6: 鍋にだしを入れる

余裕のある鍋に、鶏だし6カップを注ぎます。

STEP 77 / 32

だしを沸かす

手順7: だしを沸かす

だしを沸騰させます。

STEP 88 / 32

ナンプラーを加える

手順8: ナンプラーを加える

ナンプラー大さじ2を加えます。

STEP 99 / 32

しょうゆを加える

手順9: しょうゆを加える

しょうゆ大さじ1を加えます。

STEP 1010 / 32

砂糖を加える

手順10: 砂糖を加える

砂糖小さじ1を加えます。

STEP 1111 / 32

白こしょうを加える

手順11: 白こしょうを加える

白こしょう小さじ1/2を加えます。

STEP 1212 / 32

しょうがを加える

手順12: しょうがを加える

薄切りにしたしょうがを加えます。

STEP 1313 / 32

レモングラスを加える

手順13: レモングラスを加える

傷をつけたレモングラスを加えます。

STEP 1414 / 32

にんにくを加える

手順14: にんにくを加える

みじん切りにしたにんにくを加えます。

STEP 1515 / 32

だしを煮る

手順15: だしを煮る

火を弱め、10分煮て、香味をだしに移します。

STEP 1616 / 32

米を加える

手順16: 米を加える

洗って水を切った米を、煮ているだしに加えます。

STEP 1717 / 32

米を煮る

手順17: 米を煮る

ときどき混ぜながら25〜30分煮て、米がやわらかくなり、だしを少し吸うまで煮ます。時間は目安で、最後は米の様子で決めてください。汁の中に米粒が見える状態にします。

STEP 1818 / 32

レモングラスを取り出す

手順18: レモングラスを取り出す

レモングラスの茎を取り出します。

STEP 1919 / 32

しょうがを取り出す

手順19: しょうがを取り出す

しょうがの薄切りを取り出します。みじん切りのにんにくはスープに残します。

STEP 2020 / 32

味を見る

手順20: 味を見る

清潔なスプーンで味を見ます。足りなければ、好みで調味料を少し足します。

STEP 2121 / 32

フライドガーリックを取り分ける

手順21: フライドガーリックを取り分ける

用意済みのフライドガーリック1/4カップを小皿に取り分け、食べる直前まで別にしておきます。

STEP 2222 / 32

青ねぎを洗って刻む

手順22: 青ねぎを洗って刻む

青ねぎを流水でよく洗って水気を振り切り、刻みます。

STEP 2323 / 32

パクチーを洗って刻む

手順23: パクチーを洗って刻む

パクチーを流水でよく洗って水気を振り切り、1/4カップ分を刻みます。

STEP 2424 / 32

ライムを洗って切る

手順24: ライムを洗って切る

ライムの皮をよく洗ってから、くし形に切ります。

STEP 2525 / 32

唐辛子を洗って切る(使う場合)

手順25: 唐辛子を洗って切る(使う場合)

タイ唐辛子を流水でよく洗って水気を切り、薄切りにします。

STEP 2626 / 32

スープをよそう

手順26: スープをよそう

熱いスープをお玉で器によそいます。

STEP 2727 / 32

青ねぎを散らす

手順27: 青ねぎを散らす

刻んだ青ねぎをスープに散らします。

STEP 2828 / 32

パクチーを散らす

手順28: パクチーを散らす

刻んだパクチーをスープに散らします。

STEP 2929 / 32

フライドガーリックを散らす

手順29: フライドガーリックを散らす

用意済みのフライドガーリックをスープに散らします。

STEP 3030 / 32

ライムを添える

手順30: ライムを添える

ライムのくし形を器の横に置きます。

STEP 3131 / 32

唐辛子を添える(使う場合)

手順31: 唐辛子を添える(使う場合)

薄切りにした唐辛子を横に添え、各自が好きなだけ加えられるようにします。

STEP 3232 / 32

ライムを搾る

手順32: ライムを搾る

好みでライムをスープに搾ります。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

14品目

材料

ジャスミン米(生)、鶏だし、ナンプラー、しょうゆ、香味野菜、仕上げの薬味を別々に並べた材料
米は生のまま鍋に入れます。だしは液体だけで、肉は加えません
材料 分量 代替・備考
ジャスミン米(生) 1カップ スープのもとになる米。味つけしただしで煮る
鶏だし 6カップ 調味料と香味を移し、そのあと米を煮る液体
ナンプラー 大さじ2 塩味とうま味
しょうゆ 大さじ1 だしの味つけ
砂糖 小さじ1 だしの味つけ
白こしょう 小さじ1/2 だしの味つけ
しょうが(薄切り) 2インチ 香味。盛る前に取り除く
にんにく(みじん切り) 2かけ 香味。スープに残す
レモングラス 2本 香味。先に傷をつけ、盛る前に取り除く
青ねぎ(刻む) 2本 仕上げの薬味
パクチー(刻む) 1/4カップ 仕上げの薬味
フライドガーリック(用意済みのもの・好みで) 1/4カップ カリッとした仕上げ
ライム(くし形に切る) 1個 好みで器に搾る
タイ唐辛子(好みで・薄切り) 1〜2本 辛味がほしい人用に別添え
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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

カオトム:香りのよい鶏だしに、やわらかい米粒

この鍋で守りたいこと

先に香りのよいだしを作り、そこへ生の米を入れてやわらかくなるまで煮ます。汁の中に米粒が見えるままにしておくと、なめらかな粥にならず、スープのままの一杯になります。

タイ料理のサイト「Susie Cooks Thai」を書いているSusie Thompsonは、朝の市場で売り手がカオトムの鍋を保温していた光景を覚えているそうです。体調がすぐれない子どもの頃の日にこのスープが作られたこと、父親はどんな時間でも食べていたことも、あわせて語っています。いずれも一つの家庭の思い出で、このレシピの舞台になっているのは、Thompsonの母が家で作り続けてきたカオトムです。

カオトム(ข้าวต้ม)は米のおかゆに少し似ていますが、食べ心地は違います。ナンプラー、しょうゆ、しょうが、レモングラス、にんにくで味と香りをつけただしの中で、ジャスミン米がやわらかくなり、米粒は汁の中に残ったままです。仕上げに青ねぎ、パクチー、カリカリのフライドガーリックを散らし、ライムを添え、辛いのが好きな人には薄切りの唐辛子を別に出します。

カオトムという名前の鍋は一種類ではありません。豚ひき肉を入れたものや、炊いてあるご飯を使うものなど、ほかのレシピもあります。そのため、この記事では代表的な家庭の一例を紹介するもので、これだけが正しい作り方だとは言いません。また、カオトムは、もち米、ココナッツ、バナナを葉で包んで蒸す甘いお菓子カオトムマット(ข้าวต้มมัด)とは別の料理です。世界ごはん紀行では、このレシピを台所で試作していません。


道具

  • 計量カップと計量スプーン
  • 米を洗うボウル
  • 目の細かいざる
  • まな板と包丁
  • 余裕のある厚手のスープ鍋(だしと米が吹きこぼれにくい大きさ)
  • 香味を取り出すトングと小さな網じゃくし
  • 味見用のスプーン
  • お玉
  • スープ用の器と、薬味を入れる小皿

選び方と代用

このスープの味を支えるのは、米、鶏だし、ナンプラー、しょうが、レモングラスです。以下は編集部からの提案で、どの置き換えも元の材料と同じ味にはなりません。

材料 選び方 替える・省くとき
ジャスミン米 タイの香り米などのジャスミン米 短粒米だと食感が変わります。汁の量がそのままで合うとは限りません
鶏だし 無塩か塩分控えめのものだと味を整えやすい 和風だしでは風味が変わります
ナンプラー ふつうのナンプラー 省くと味が変わり、しょうゆでは同じになりません
白こしょう 粉の白こしょう 黒こしょうは香りが違います
レモングラス 生か冷凍 省くと香りの柱が一つ減ります。乾燥品は香りが違い、同じ量で置き換える換算はありません
青ねぎ 細めの青ねぎ 種類が違うと仕上がりが少し変わります
パクチー 生のもの 苦手なら省けますが、香りは変わります。ほかのハーブでは同じ味になりません
フライドガーリック 味つけのない市販品がおすすめ 好みで省けます
ライム 生のもの レモンは酸味と香りが違います
タイ唐辛子 生のもの 好みで。手に入らなければ省きます
アレルギーについて

ナンプラーは魚から作られ、しょうゆには大豆や小麦が含まれることがあります。市販のだしにもアレルゲンや塩分が含まれる場合があるので、それぞれの商品の表示を確認してください。

鍋の調子を整えるとき

以下の対処には決まった分量がありません。少しずつ加えて、そのつど味を見てください。

気づいたこと 考えられる理由 対処
味が薄い 調味が足りない ナンプラーを少し足して、もう一度味を見る
塩辛い だしがもともと塩辛かった 温めただしか水を少し足す。次回は無塩か塩分控えめのだしを選ぶ
スープがもったりしてきた 米が汁を吸い続けている 温めただしか水を少しずつ足す
米がまだ硬い 煮る時間が足りない ときどき混ぜながら、やわらかくなるまで煮続ける
米粒が崩れてきた 煮る時間が長かった ジョークの方向に近づいている。次回は米がやわらかくなり、粒がまだ見える段階で止める
香りが弱い レモングラスに傷をつけなかった、または入れなかった 次回は茎に傷をつけ、生か冷凍のレモングラスを使う

カオトムのほかの形

このレシピには肉も卵も入りませんが、カオトムには一つの鍋では見せきれない幅があります。以下はそれぞれ別のレシピで、分量も時間も違うので、上のレシピに混ぜないでください。

形 違い 載っている場所
生米を鶏だしで煮る 香りのよいだしの中で米を煮る。たんぱく質を含むのはだしだけ この記事
カオトム・ムー・サップ(ข้าวต้มหมูสับ) 豚ひき肉と、すでに炊いてある米を使い、レモングラスやしょうがなどの香味を合わせる ThaiCookbook.tv
手早く作る炊いた米のスープ だしと水で香味を煮てから、炊いた米と加熱済みの豚肉か鶏肉を加える UnlockFood

このレシピのもとになったもの

Thompsonは、やわらかい米粒がスープに浮かぶカオトムと、さらに長く煮て米が崩れる粥のジョークを対比しています。この記事が頼りにしているのもその違いで、どちらが優れているとは考えません。Thompsonは、米が汁を吸い、煮続けるうちにスープが濃くなることにも触れています。

前に出てきた市場や家庭の情景は、Thompsonの個人的な思い出であって、タイのどの家庭でもそうだという証拠ではありません。一方、カナダの財団の転載レシピであるUnlockFoodのページは、スープをタイの朝食として屋台で売られ、前夜の残り物で作られるものと説明しています。ここではそのページの説明として紹介するだけです。この料理の起源や健康への効果はここでは確かめられていないので、何も主張しません。ほかの料理はタイの料理でも探せます。

Thompsonのレシピには、内部で食い違うところがいくつかあります。この記事でどう扱ったかを挙げておきます。

  • 煮込みのにんにく:導入では軽くつぶしたにんにくを使い、香味はすべて取り除くと書かれています。レシピカードには2かけのみじん切りとあり、手順の解説で取り除くのはしょうがとレモングラスだけです。ここではカードに従い、みじん切りのにんにくはスープに残します。
  • フライドガーリック:カードでは好みで入れるものとされ、本文では必要なもののように書かれています。ここでは用意済みのフライドガーリック1/4カップを使い、好みで省けるものにしました。
  • 植物油:材料表に大さじ2が載っていますが、登場するのは薄切りにんにくを家で揚げるという補足だけです。その補足には生のにんにくの量も揚げ時間も書かれていないので、自家製のフライドガーリックは紹介しません。油は買い物リストにも、スープにも入れず、煮込みの2かけを二つの用途に分けることもしません。
  • 時間:カードには準備5分、調理25分、合計30分とあります。詳しい手順では、だしを10分、米を25〜30分煮るので、準備や沸くまでの待ち時間を数える前の火にかける時間だけで35〜40分になります。合計時間はお約束しません。
  • 計量:米とだしは1カップ対6カップです。両方に同じカップを使って量ってください。
  • パクチー:材料表では刻むとあり、盛りつけの説明では葉を飾りとして扱っています。ここでは刻んでスープに散らします。
  • 薬味を洗う:青ねぎ、パクチー、唐辛子を流水でよく洗い、ライムの皮を切る前に洗うのは、編集部が加えた手順で、Thompsonのレシピにはありません。これらは加熱しない薬味なので、スープの熱で安全や清潔が保たれるとは考えないでください。

よくある質問

カオトムとジョークは同じですか?

違います。Thompsonの説明では、カオトムはやわらかい米粒が見えるスープで、ジョークはもっと長く煮て米が崩れ、粥になったものです。

炊いたご飯でも作れますか?

ThaiCookbook.tvやUnlockFoodのように、炊いたご飯を使うレシピもありますが、時間も汁の量も違います。このレシピの分量と煮る時間は生米向けに書かれているので、炊いたご飯には当てはめないでください。

豚肉や卵を入れてもいいですか?

肉入りの作り方はあり、Thompsonの一般的な解説にも触れられていますが、このレシピには入っておらず、分量も示せません。豚肉を入れたいときは、上の表で紹介したカオトム・ムー・サップのように、豚肉向けに書かれたレシピに従ってください。

レモングラスが見つからないときは?

まず冷凍のレモングラスを探してみてください。ここで参考にしたレシピには同じ働きをする代用品がなく、省くと香りが弱くなります。乾燥品は香りが違い、同じ量で使う根拠もありません。

フライドガーリックは必須ですか?

必須ではありません。Thompsonのレシピカードでは好みで入れるものとされていますが、本文では必要なもののように書かれています。なくてもスープは完成しますが、カリッとした仕上げはなくなります。

作り置きはできますか?

この記事は、できたての熱いスープをすぐに食べる前提で書いていて、作り置きは勧めず、保存や温め直しの案内もしません。食べる前に米のせいでスープが濃くなったら、温めただしか水を少し足してゆるめてください。

具合の悪いときの薬代わりになりますか?

Thompsonは、体調がすぐれない日にこのスープが作られたことを覚えていますが、それは家族の思い出です。何かの病気を治したり助けたりするとは主張しません。

主な参考リンク

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