屋外のテーブルで、中央の丸いドームで豚肉を焼き、外周のスープで野菜と春雨を煮るタイのムーガタ
🌍ジャンルタイ料理

ムーガタ(หมูกระทะ)の作り方|卓上で焼いて煮る、タイの5人分

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 12

漬けだれを混ぜる

手順1: 漬けだれを混ぜる

ボウルに、オイスターソース、ゴールデンマウンテンソース、ごま油、ごま、ベーキングパウダー、パームシュガー、卵、炭酸水を合わせます。パームシュガーが溶けるまで泡立て器で混ぜます。豚肉はまだ入れません。

STEP 22 / 12

豚肉にからめる

手順2: 豚肉にからめる

薄切り豚1.3kgを加えます。生肉用のトングで返しながら、1枚ずつにまんべんなく漬けだれをからめます。

STEP 33 / 12

6時間以上冷蔵する

手順3: 6時間以上冷蔵する

ボウルにふたをして、冷蔵庫で6時間以上、または一晩置きます。常温で漬けないでください。冷蔵庫の中では、そのまま食べるものとは離しておきます。

STEP 44 / 12

スープを煮る

手順4: スープを煮る

寸胴鍋に、水、Rosdee調味粉、大根、中国セロリ、にんにく、白こしょう、塩を入れます。沸かして、約20分煮ます。

STEP 55 / 12

野菜、春雨、つけだれを用意する

手順5: 野菜、春雨、つけだれを用意する

野菜を洗い、取りやすい大きさに切ります。春雨は袋の表示どおりに準備します。市販のムーガタ用つけだれは、小鉢に入れておきます。

STEP 66 / 12

火をつける前に食卓を整える

手順6: 火をつける前に食卓を整える

炭火を使うなら、屋外の開けた場所でだけ準備します。炭火を室内で使ってはいけません。ほかの熱源は、機器の説明書に従ってください。ふたをした豚肉は、焼き始めるまで冷たいままにしておきます。生の豚肉と漬けだれは、つけだれや火の通った料理から離します。生肉用のトングと、清潔な取り分け用の道具は、はっきり別の2組にして並べます。

STEP 77 / 12

外周の溝に熱いスープを入れる

手順7: 外周の溝に熱いスープを入れる

熱いスープをお玉で、外周の溝に注ぎます。縁よりずっと下で止め、あふれないようにします。そのあと、機器の説明書に従って熱源をつけます。

STEP 88 / 12

熱いドームに脂を引く

手順8: 熱いドームに脂を引く

鍋が熱くなったら、豚の脂身を生肉用のトングではさみ、中央のドームにこすりつけます。

STEP 99 / 12

豚肉を少しずつ焼く

手順9: 豚肉を少しずつ焼く

生肉用のトングで、漬けた豚肉を数枚、重ならないようにドームにのせます。返しながら、薄くても中まで完全に火を通します。温度計を使い、中心が75°Cで1分以上保たれていることを確認してください。焼き色や湯気は、火が通った証拠にはなりません。火の通った料理を、生肉用のトングで食べたり取り分けたりしないでください。

STEP 1010 / 12

外周で野菜と春雨を煮る

手順10: 外周で野菜と春雨を煮る

野菜と春雨を溝に入れて煮ます。生の豚肉や漬けだれの汁がこのスープに流れ込むことがあるので、中のものはすべてしっかり火を通してください。取り出すときは、清潔な道具だけを使います。

STEP 1111 / 12

熱湯を足す

手順11: 熱湯を足す

スープが減ったら、必要に応じて熱湯を足します。あふれさせないでください。

STEP 1212 / 12

つけだれで食べる

手順12: つけだれで食べる

しっかり火の通った豚肉、野菜、春雨を、清潔な箸で清潔な皿に取り、ムーガタ用つけだれにつけて食べます。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

21品目

材料

用途ごとに分けたムーガタの材料。豚肉の漬けだれ、スープ、白菜・空心菜・きのこ・春雨
豚肉の漬けだれ、スープ、野菜は別々に準備します
材料 分量 代替・備考
豚肉(薄切り) 1.3kg ドームで焼く
オイスターソース 大さじ4 漬けだれのうま味のもと
ゴールデンマウンテンソース(タイの調味ソース) 大さじ3 漬けだれの味つけ
ごま油 大さじ1と1/2 香り
ごま 大さじ1 香りと食感
ベーキングパウダー 小さじ1 漬けだれの材料
パームシュガー 大さじ3 甘み。完全に溶かす
卵(大) 2個 漬けだれを肉にからめる
炭酸水 200ml 漬けだれの材料
水 2L 外周の溝に入れるスープ用
Rosdee調味粉 大さじ2 スープの味つけ
大根 1本 スープの野菜
中国セロリ ひとつかみ 香り
にんにく 2かけ 香り
白こしょう 小さじ1 味つけ
塩 大さじ1 味つけ
野菜(白菜、空心菜、きのこ、タイバジルなど) 合計500g スープで煮る。内訳は自由に決めてよい
春雨(乾燥・好みで) 140g スープで煮る。乾燥のまま量り、袋の表示どおりに準備する
豚の脂身 1切れ 熱したドームにこすりつけて油を引く。漬けた豚肉とは別にする
熱湯 適量 スープが減ったら溝に足す
市販のムーガタ用つけだれ 適量 火を通した豚肉、野菜、春雨につける
アレルゲンと生の豚肉

このレシピには、卵、ごま、オイスターソース(貝類が原料)が入っています。調味ソースや調味粉には、小麦や大豆が入っている場合があります。つけだれも含め、買った商品の表示を確認してください。漬けだれは生の卵を含み、生の豚肉に触れています。冷蔵庫で保管し、つけだれとしては絶対に使わないでください。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ムーガタ:中央で焼き、周りで煮る

この食卓で守りたいこと

1枚の鍋に熱の違う場所が二つあります。盛り上がった中央で薄切りの漬け豚を焼き、その周りの溝のスープで野菜と春雨を煮ます。生の豚肉と卵入りの漬けだれは冷たいまま、ほかの食べ物から離しておき、どの料理も火を通し切ってから取り皿に移してください。

食卓の真ん中に、丸いドーム形の鍋が置かれます。漬けた豚肉を熱い中央にのせると、肉汁が下のスープの溝に流れ込み、そこでは白菜や空心菜、きのこ、春雨がやわらかく煮えています。みんなが同時に焼き、同時に煮えたものをすくいます。これがムーガタ(英語ではmookataとも書き、タイ語ではหมูกระทะ)で、卓上グリルと鍋料理を、1枚の鍋にまとめた食事です。

この記事で紹介するのは、Hungry in ThailandのPraewさんの5人分の豚肉レシピです。薄切り豚1.3kgを、オイスターソース、ゴールデンマウンテンソース、ごま、パームシュガー、卵、炭酸水の漬けだれに漬け、白い大根と中国セロリ、にんにくの軽いスープを合わせます。豚肉だけで、魚介、鶏肉、牛肉は入れません。つけだれは市販のムーガタ用を使います。漬け込みは冷蔵庫で6時間以上かかるので、前日か朝のうちに始めてください。

タイの別の料理はタイのページでも紹介しています。

ムーガタとは:一つの鍋で二通りに火を通す

Praewさんのレシピは、ムーガタを、ドーム形の焼き面と、その周りのスープの溝でできたタイ式の焼肉として説明しています。中央は焼く場所、外周の溝は煮る場所です。定番の肉は豚肉とされ、レシピは1つの食卓を5人で囲む前提で書かれています。仕事の大半は食卓につく前に終わります。豚肉は先に漬け、スープも先に煮ておき、野菜と春雨も準備しておきます。食卓でやることは、ドームに脂を引くこと、豚肉を返すこと、溝にお湯を足すことです。

Praewさんは、自己紹介の中で北東部イサーンの出身だと書いており、鍋に入れるものは家庭ごとに違うとも述べています。これは1人の料理家が自分の家のやり方を語ったもので、タイ全体の決まった基準ではなく、この記事もそう扱います。タイのほかの資料を見ると、幅の広さがわかります。Wongnai Cookingの記事は、豚の首肉500gに、卵、パームシュガー、オイスターソース、しょうゆ、こしょう、タピオカでんぷん、ベーキングパウダー、ごまを合わせて30分漬ける別のレシピを載せています。唐辛子、酢、魚醤の火を通したたれも別に添えられ、豚の脂で鍋に油を引けるとも書かれています。タイ政府の職業情報シートは、ムーガタを小さな商売として扱い、業務用の設備、肉と野菜の種類、肉1kg分の漬けだれ、大量に作るたれを載せています。どれも状況の違う別のレシピで、これらの分量は後のレシピには混ぜていません。

つけだれのこと

Praewさんは手作りのムーガタ用たれをすすめ、別のレシピとして公開しています。たれは地域や店で違うとも書いています。魚介にはnam jim talayを、レシピカードにはスイートチリソースも挙げられています。この記事は、豚肉だけの食卓なので、市販のムーガタ用つけだれを使います。これは編集部の選択で、Praewさんのレシピが指定したものではありません。nam jim talayは魚介に合わせるもの、スイートチリソースは別の選択肢なので、ここではどちらもムーガタ用のたれの代わりにはしません。


道具

  • 外周にスープの溝があるタイ式のドーム鍋(ムーガタ用の鍋)と、それに合う熱源
  • ふた付きのボウルと泡立て器
  • スープ用の寸胴鍋
  • お玉
  • 熱湯を入れる小さな耐熱容器またはやかん
  • 食品用温度計
  • 生の豚肉専用のトング
  • 火を通した料理用の、別の清潔なトング、箸、皿
  • つけだれ用の小鉢

選び方と代用

専用鍋がない場合は、縁に溝のある卓上グリルを使うか、卓上グリルの横にスープ用の鍋を別に置きます。どちらでも、焼く場所と煮る場所を分けるという役割は変えないでください。

ゴールデンマウンテンソース→しょうゆ。置き換えられますが、風味は変わります。ゴールデンマウンテンソースはタイの調味ソースで、独自の個性があります。

Rosdee→Knorrの粉末ブイヨン。こちらも使えます。商品によって風味も塩気も違うので、塩を全部入れる前にスープの味を見てください。

ベーキングパウダーはベーキングパウダーのままです。重曹には置き換えないでください。

タイバジルと中国セロリ。ほかのバジルや普通のセロリは、同じハーブではありません。タイバジルを省くとスープの香りが変わります。手に入らなければ、代用品を同じものと呼ぶより、省くほうが正直です。

専門の食材。ゴールデンマウンテンソース、Rosdee調味粉、タイバジル、中国セロリ、空心菜は、アジア食材店などで探す必要があるかもしれません。

食卓でうまくいかないとき

困りごと 考えられる理由 対処
豚肉がドームにくっつく ドームに脂が引かれていない、または脂が焼けてなくなった 熱いドームに、豚の脂身を生肉用のトングでもう一度こすりつける
豚肉が焼けたように見えるが、自信がない 肉が重なった、または火が均等でない 焼き続ける。中心が75°Cで1分以上保たれているか確認する。色では判断しない
溝のスープが減ってきた 煮ているうちにスープが減る 熱湯を少しずつ足し、縁の下で止める
溝のスープがあふれそう スープが多すぎる、または一度に具を入れすぎた スープを少しお玉ですくい出し、具は少量ずつ入れる
生肉用のトングで、火の通った料理を取り分けてしまった 道具が混ざった 清潔な道具に替え、生肉用のトングは豚肉の皿のそばだけに置く
スープがしょっぱすぎる 調味粉によって塩気が違う 次回は、調味粉を入れたあとで味を見て、塩を全部入れる前に調整する

バリエーション

  1. 書いたとおりの豚肉だけの版。漬けた豚肉、スープ、野菜、春雨という基本の形です。
  2. 自分で選ぶ野菜の組み合わせ。合計500gは変えずに、白菜、空心菜、きのこ、タイバジルなどから選びます。
  3. タイバジルなし。作れますが、スープの香りははっきり変わります。
  4. ゴールデンマウンテンソースの代わりにしょうゆ。漬けだれとして使えますが、風味は変わります。
  5. Rosdeeの代わりにKnorrの粉末ブイヨン。スープとして使えますが、商品によって塩気が違うので、味を見てください。

魚介500gを好みで加える案もあります。この記事の基本の版には魚介を加えていません。加える場合は、このレシピの一部にせず、専用のたれ(nam jim talay)を添えた別の皿として扱ってください。

よくある質問

ムーガタ用の鍋がなくても作れますか?

作れます。Praewさんのレシピは、縁に溝のある卓上グリル、または卓上グリルと別鍋のスープの組み合わせを提案しています。大切なのは、焼く場所と煮る場所を分けておくことです。

炭火を室内で使ってもよいですか?

いけません。東京都の消費生活の安全テストは、炭や練炭を室内で燃やしたときの一酸化炭素中毒の危険を示しています。このレシピで炭火を使うのは、屋外の開けた場所だけです。これは編集部が決めた組み方です。東京都の資料は、炭の使用が法的に屋外に限られているとは述べておらず、特定のグリルが安全だとも示していません。どの熱源も、機器の説明書に従ってください。

豚肉に火が通ったことは、どう確かめますか?

厚生労働省は、豚肉は十分に加熱し、生で食べないよう呼びかけています。家庭向けの食中毒予防の一般的な案内では、しっかり加熱する目安として、中心温度75°Cで1分以上が挙げられています。同じ案内は、生の肉に使った器具は、そのまま食べるものに使う器具と分けるか、洗ってから使うようにとも述べています。これは家庭向けの一般的な案内で、このレシピを検証したものではありません。焼き色や湯気は火が通った証拠にならないので、温度計を使ってください。

余った漬けだれをつけだれにしてもよいですか?

いけません。漬けだれは生の卵を含み、生の豚肉に触れています。冷蔵庫に置き、ソースとして出すことは絶対にしないでください。別に用意した市販のムーガタ用つけだれを使います。

つけだれは市販品でないといけませんか?

そんなことはありません。Praewさんは手作りのムーガタ用たれをすすめ、別のレシピも公開しています。この記事は、食卓を簡単にするために、市販のムーガタ用つけだれを使います。これは編集部の選択で、Praewさんのレシピの一部ではありません。スイートチリソースとnam jim talayもPraewさんのレシピにある選択肢ですが、ここではムーガタ用たれの代わりにはなりません。

6時間より短く漬けてもよいですか?

このレシピは、冷蔵庫で6時間以上、または一晩としています。Wongnai Cookingの記事の30分の漬け込みは、材料の違う別のレシピのもので、その時間をこのレシピに当てはめないでください。

なぜ炭酸水とベーキングパウダーを使うのですか?

Praewさんの漬けだれの材料で、分量はそのままにしています。肉にどう作用するかについては、編集部は何も述べません。ベーキングパウダーは、重曹に替えないでください。

春雨は乾燥のまま量るのですか、戻してから量るのですか?

Praewさんのレシピは春雨を140gとしていますが、乾燥か戻したあとかは書いていません。編集部では乾燥のまま量り、袋の表示どおりに準備します。これは編集部の選択で、レシピが決めていることではありません。

スープは、鍋を温める前に入れるのですか、あとですか?

Praewさんの文章は、順番を2通りに書いています。この記事はレシピカードに従い、先に溝へスープを入れてから熱をつけます。使う鍋の説明書がある場合は、いつもそちらを優先してください。

スープの塩を減らしてもよいですか?

Rosdeeなどの調味粉にはもともと塩が入っていて、商品によって違います。塩を減らした版を台所で試していないので、確かな減らし方は示せません。調味粉を入れたあとで味を見て、そこから調整してください。

世界ごはん紀行では、このレシピ全体を台所で試作していません。

主な参考リンク

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