ベトナム南部のフーティウ。澄んだスープに米麺、豚肉、えび、うずら卵、香草をのせた麺料理
🔪下準備45分
🔥調理1時間45分
🍽️分量4
🌍料理ベトナム料理・南部料理
東南アジアレシピ

フーティウの作り方|南ベトナムの澄んだ米麺

28分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: 骨を下ゆでする
STEP 11 / 7

骨を下ゆでする

所要時間は10分です。豚骨700gを鍋に入れ、かぶる量の水を加えて強めの中火にかけます。沸騰してから5分ゆで、灰色の泡と血のにおいが出たら湯を捨てます。骨を流水で洗い、鍋の内側もスポンジで洗ってから戻します。ここで手間を省くと、本煮のスープが濁り、乾物の甘い香りもぼやけます。

手順2: 乾物と野菜で煮る
STEP 22 / 7

乾物と野菜で煮る

所要時間は1時間15分です。洗った鍋に豚骨、水2.4L、玉ねぎ、大根、戻した干しえびと戻し汁、干しするめ、八角、きび砂糖を入れ、中火で沸かします。沸いたら弱火に落とし、表面が小さくふつふつする90度前後を保って70分煮ます。途中で浮く泡と脂を3回ほどすくい、大根に箸がすっと入り、スープが薄い琥珀色になれば土台はできています。

手順3: 具を火入れする
STEP 33 / 7

具を火入れする

所要時間は20分です。スープを200mlだけ小鍋に取り、豚ひき肉150gを入れて中火で4分ほぐしながら煮ます。肉の赤みが消え、細かなそぼろになったら取り出します。同じ小鍋で豚肩ロースを弱めの中火で2分、えびを中火で1分30秒ほど火入れします。豚肉は中心まで火が通って透明な肉汁が出る状態、えびは丸まって表面が白っぽく、中心が透けない状態で止めます。うずら卵はスープで2分温めます。

手順4: 米麺と香草を準備する
STEP 44 / 7

米麺と香草を準備する

所要時間は35分です。乾燥米麺320gを50度ほどのぬるま湯に30分浸し、指で曲げても折れず、芯だけ少し残る状態にします。火は使いません。もやしは水洗いしてざるに上げ、にらは4cm長さ、青ねぎは小口切り、パクチーとセロリの葉は3cm長さに切ります。香草の切り口が乾くと香りが弱くなるので、濡らしたキッチンペーパーをかけておきます。

手順5: 麺を短く茹でる
STEP 55 / 7

麺を短く茹でる

所要時間は3分です。別鍋に1.5Lの湯を沸騰させ、戻した幅3〜5mmの米麺を1人分ずつ入れます。強めの中火で45〜60秒ゆで、白い芯が消え、表面がつるっと透明感を帯びたらざるに上げます。茹ですぎると丼の中でちぎれ、スープを吸って重くなるので、柔らかくしきる手前で止めます。もやしも同じ湯で15秒だけ湯通しします。

手順6: 丼に具を重ねる
STEP 66 / 7

丼に具を重ねる

所要時間は3分です。火を止めた状態で、温めた丼に米麺を入れ、もやし、豚そぼろ、薄切り豚、えび、うずら卵をのせます。具は中央に高く積まず、麺の上へ平らに広げます。本鍋のスープは弱火で90度前後に保ち、ナンプラー大さじ2と塩で味を整えます。スープだけを飲むと少し濃いくらいが、麺と香草を入れた時にちょうどよくなります。

手順7: 熱いスープを注ぐ
STEP 77 / 7

熱いスープを注ぐ

所要時間は2分です。90〜95度の熱いスープを丼の縁から静かに注ぎ、麺がほぐれて具の表面に湯気が上がる状態にします。青ねぎ、パクチー、セロリの葉、フライドガーリックをのせ、ライムを添えます。スープを煮立てたまま注ぐと香草が黒ずみ、魚醤の香りも強く立ちすぎるため、沸騰直後ではなく湯気がしっかり上がる温度で止めます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

フーティウの材料。米麺、豚骨、豚肉、えび、うずら卵、干しえび、干しするめ、香草、もやし、ナンプラーを台所に並べる
豚骨と乾物で澄んだだしを作り、具と香草は食べる直前に重ねる

フーティウは、材料を全部高級にするより、だしの芯、麺、香草を外さない方が再現しやすい料理です。豚骨が手に入らない日はスペアリブでも作れます。干しするめがない日は干しえびを増やし、ナンプラーを控えめに足します。逆に、米麺とナンプラーを抜くと、どれだけ具をのせても別の豚スープ麺に近づきます。

10品目

スープ

材料 分量 代替・備考
豚げんこつまたは豚骨 700g 精肉店、冷凍豚骨、豚スペアリブ500gでも可
2.4L 下ゆで後の本煮用
玉ねぎ 1個(約200g、半分に切る) 焼き色をつけると甘みが出る
大根 250g(厚さ2cmの半月切り) スープの甘み用
干しえび 15g ぬるま湯50mlで10分戻す。戻し汁も使う
干しするめ 10g なければ干しえびを5g増やす
八角 1個 入れすぎると中華寄りになるので少量
きび砂糖 大さじ1と1/2 氷砂糖でも可
小さじ1 最後に調整
ナンプラー 大さじ2 仕上げ用。煮立てすぎない
12品目

麺と具

材料 分量 代替・備考
乾燥米麺 320g フォー用3〜5mm幅。できれば hủ tiếu 用の細め
豚肩ロース薄切り 300g しゃぶしゃぶ用なら火が入りやすい
豚ひき肉 150g だしでほぐしてそぼろにする
むきえび 160g 背わたを取り、水気を拭く
うずら卵水煮 8個 鶏卵2個を固ゆでにして半分に切ってもよい
もやし 200g ひげ根を取ると食感が軽い
にら 40g(4cm長さ) 葉ねぎでも可
青ねぎ 30g(小口切り) 仕上げ用
パクチー 30g 苦手なら三つ葉を半量混ぜる
セロリの葉 20g 中国セロリの代替。香りの要
ライム 1個(くし形) レモンでも可
フライドガーリック 大さじ2 食べる直前に少量
アレルギーと火通り

この料理には豚肉、えび、魚醤、うずら卵を使います。甲殻類、卵、魚由来調味料に不安がある場合は避けてください。豚ひき肉と薄切り肉は中心まで火を通し、肉を扱ったまな板や包丁は香草を切る前に洗います。えびを入れる場合も、表面が白く丸まり、中心が透けない状態まで加熱してください。

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📊 栄養情報(1人分)
648
kcal
37.5g
タンパク質
19.5g
脂質
77.5g
炭水化物
3.0g
食物繊維
1700mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
4人分

材料(4人分)

フーティウの材料。米麺、豚骨、豚肉、えび、うずら卵、干しえび、干しするめ、香草、もやし、ナンプラーを台所に並べる
豚骨と乾物で澄んだだしを作り、具と香草は食べる直前に重ねる

フーティウは、材料を全部高級にするより、だしの芯、麺、香草を外さない方が再現しやすい料理です。豚骨が手に入らない日はスペアリブでも作れます。干しするめがない日は干しえびを増やし、ナンプラーを控えめに足します。逆に、米麺とナンプラーを抜くと、どれだけ具をのせても別の豚スープ麺に近づきます。

スープ

材料 分量 代替・備考
豚げんこつまたは豚骨 700 g 精肉店、冷凍豚骨、豚スペアリブ500 gでも可
2.4L 下ゆで後の本煮用
玉ねぎ 1 個(約200 g、半分に切る) 焼き色をつけると甘みが出る
大根 250 g(厚さ2cmの半月切り) スープの甘み用
干しえび 15 g ぬるま湯50 mlで10分戻す。戻し汁も使う
干しするめ 10 g なければ干しえびを5 g増やす
八角 1 個 入れすぎると中華寄りになるので少量
きび砂糖 大さじ1と1/2 氷砂糖でも可
小さじ1 最後に調整
ナンプラー 大さじ2 仕上げ用。煮立てすぎない

麺と具

材料 分量 代替・備考
乾燥米麺 320 g フォー用3〜5mm幅。できれば hủ tiếu 用の細め
豚肩ロース薄切り 300 g しゃぶしゃぶ用なら火が入りやすい
豚ひき肉 150 g だしでほぐしてそぼろにする
むきえび 160 g 背わたを取り、水気を拭く
うずら卵水煮 8 個 鶏卵2 個を固ゆでにして半分に切ってもよい
もやし 200 g ひげ根を取ると食感が軽い
にら 40 g(4cm長さ) 葉ねぎでも可
青ねぎ 30 g(小口切り) 仕上げ用
パクチー 30 g 苦手なら三つ葉を半量混ぜる
セロリの葉 20 g 中国セロリの代替。香りの要
ライム 1 個(くし形) レモンでも可
フライドガーリック 大さじ2 食べる直前に少量
アレルギーと火通り

この料理には豚肉、えび、魚醤、うずら卵を使います。甲殻類、卵、魚由来調味料に不安がある場合は避けてください。豚ひき肉と薄切り肉は中心まで火を通し、肉を扱ったまな板や包丁は香草を切る前に洗います。えびを入れる場合も、表面が白く丸まり、中心が透けない状態まで加熱してください。

湯気の向こうで米麺がほどける、南ベトナムの朝

朝の台所で豚骨を一度ゆでこぼし、鍋を洗ってからもう一度火にかける。そこへ玉ねぎ、大根、干しえび、焼いた干しするめを入れると、ラーメンのように濃い香りではなく、少し甘くて透明な香りが立ってきます。フーティウは、この「濁らせないのに薄くない」だしを、短くゆでた米麺に注ぐ料理です。

フーティウ(Hủ tiếu / Hủ tíu)は、ベトナム南部でよく食べられる麺料理です。日本ではフォーの知名度が高いので、同じベトナムの汁麺として一括りにされがちですが、食べる印象はかなり違います。フォーガーが鶏と香味野菜のすっきりした麺なら、フーティウは豚骨、乾物、えび、うずら卵、香草が重なり、南部らしい甘みも少し入ります。

とくに有名なのが、Hủ tiếu Nam Vang(フーティウ・ナムヴァン)です。Nam Vang はベトナム語でプノンペンを指す呼び方で、カンボジア、華人、ベトナム南部の食文化が重なった麺として広まりました。現地では汁ありだけでなく、タレで和えた麺にスープを別添えする hủ tiếu khô もあります。この記事では、日本の台所で作りやすい汁ありを基本に、乾麺の戻し方、乾物の代替、汁なし風への寄せ方までまとめます。

買い出しで迷う材料

フーティウの買い出しで先に見る価値があるのは、米麺、ナンプラー、乾物です。豚肉、えび、もやしは近所のスーパーでそろいやすいので、商品カードは現地らしさを左右するものに絞ります。

米麺は太さで印象が変わります。初回はフォー用の平たい乾麺でも大丈夫ですが、ゆですぎると丼の中で切れやすいので、戻し時間を短めにします。細い hủ tiếu 麺が見つかれば、より歯切れよく仕上がります。

掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。

ナンプラーは、塩だけでは出ない魚介の奥行きを足します。スープを透明に保ちたいので、最後に入れて短く温める使い方が向いています。

干しえびは少量でも香りが出ます。干しするめが見つからない日も、干しえびを少し増やすと、豚骨だけでは出ない南部の麺らしい甘い旨みを補えます。乾物売り場や中華食材店で買えることが多いので、まずは少量袋で十分です。

八角は主役ではありませんが、ひとかけ入ると豚骨と乾物の間に甘い香りの橋ができます。家にない場合は省いても作れますが、ベトナム南部の麺らしい余韻を少し足したいなら、少量だけ使うのが扱いやすいです。

現地らしさを左右するポイント

フーティウを食卓に出し、別皿のもやし、香草、ライム、唐辛子を添える南ベトナム風の食卓
香草、ライム、唐辛子を横に置くと、食べる人が南部らしい甘みと酸味を調整できる

フォーと同じ米麺でも、だしの重心が違う

フーティウを日本で作ると、つい「フォーの豚版」と説明したくなります。けれど現地の感覚に寄せるなら、麺よりもスープの重心を見る方が近道です。フォーは牛骨や鶏、焼いた香味野菜、スパイスで香りを立てるのに対し、フーティウは豚骨に乾物の旨み、砂糖の丸み、えびや内臓系の具が重なります。

日本の家庭では、豚骨だけを強く煮出すとラーメン寄りになります。フーティウに寄せるなら、豚骨を濁らせず、干しえびや干しするめで横幅を足し、最後にナンプラーで輪郭を作ります。甘みもゼロにしない方が南部らしいですが、砂糖を増やすより大根と玉ねぎの甘みを使うと食べ疲れしません。

Nam Vang はプノンペン風、でも南ベトナムの食べ物

Hủ tiếu Nam Vang の Nam Vang は、プノンペンを指すベトナム語の呼び方です。だからといって、現在のフーティウ・ナムヴァンが単純にカンボジア料理のコピーというわけではありません。プノンペン風の麺、華人系の米麺文化、メコンデルタからサイゴンに広がった南部の食べ方が重なり、ベトナムの街で育った料理として食べられています。

具は店によって変わります。豚ひき肉、薄切り豚、えび、うずら卵は家庭で作りやすい組み合わせです。現地の店では豚レバー、心臓、魚団子、揚げにんにく、春菊や中国セロリが入ることもあります。内臓を無理に入れなくても、豚そぼろとえび、香草を重ねれば、フーティウらしい賑やかさは出せます。

汁なし風にするなら、スープを横に置く

現地では hủ tiếu khô と呼ばれる汁なし風もあります。完全な別レシピにするなら甘辛い和えダレが必要ですが、家庭で簡単に寄せるなら、ゆでた米麺にナンプラー小さじ1、砂糖小さじ1/2、米酢小さじ1、フライドガーリック小さじ2、スープ大さじ2を絡めます。具と香草をのせ、熱いスープは小椀で横に置きます。

汁ありより麺の状態が見えやすいので、乾麺の戻しすぎがすぐ分かります。麺がだれている日は汁ありにし、少し硬めにゆでられた日は汁なし風にする。こう考えると、同じ鍋のスープでも食べ方を変えられます。

失敗しやすいところ

濁ったスープ、ゆですぎた米麺、具を煮すぎた状態を見比べるフーティウの失敗確認
濁り、麺のだれ、具の火入れすぎは、フーティウの軽さを失いやすい

スープが白く濁った

原因は、下ゆで不足か、本煮で沸騰を続けたことです。食べられない失敗ではありませんが、フーティウの澄んだ印象からは離れます。次回は骨を5分下ゆでして鍋を洗い、本煮は弱火で小さな泡が上がる程度にしてください。途中で混ぜすぎると骨片や脂が散るので、泡をすくう以外は触りすぎません。

麺が切れて重い

乾麺を戻しすぎたか、茹で時間が長すぎます。米麺は鍋で完成させるのではなく、丼で熱いスープを受けて最後に整うと考えます。戻しは「曲げても折れないが、まだ芯がある」状態、茹では45〜60秒を目安にしてください。余った麺は水に浸しっぱなしにせず、ざるで水気を切ります。

魚醤の匂いが強い

ナンプラーを早い段階で入れて煮立てると、香りが立ちすぎます。スープの本煮では塩と砂糖までにし、ナンプラーは最後に入れて90度前後で短く温めます。匂いが強くなった場合は、熱湯100ml、大根の煮汁、砂糖小さじ1/2を足して角を丸め、ライムは食べる直前に絞ります。

具が硬い

薄切り豚やえびを本鍋で長く煮ると硬くなります。具は小鍋で短く火を通し、丼にのせてから熱いスープで温め直すくらいが向いています。豚肉は白くなり、えびは丸まって中心が透けない状態で止めます。豚ひき肉はそぼろにして火を通すため、赤みが残らないことを確認してください。

保存と温め直し

フーティウは、完成した丼を保存する料理ではありません。麺がスープを吸い、香草がしおれ、えびと豚肉も硬くなります。保存するなら、スープ、具、麺、香草を分けます。

スープは粗熱を取って冷蔵で2日、冷凍で2週間を目安にします。冷蔵したスープの表面に固まった脂は、好みで半分だけ取り除くと軽くなります。温め直す時は弱めの中火で8〜10分、90度以上にしっかり温め、沸騰したら弱火に落とします。

具は豚肉とえびを別容器に入れ、冷蔵で翌日までに食べ切ります。温め直しはスープの小鍋に入れて弱火で1〜2分です。電子レンジなら600Wで40秒ほどですが、えびは硬くなりやすいので加熱しすぎないでください。

米麺は当日中が一番です。どうしても残す場合は、水気を切って少量の米油を絡め、冷蔵で翌日までにします。使う時は熱湯を10秒かけてほぐし、すぐ丼へ移します。香草は濡らしたキッチンペーパーで包み、ブンチャーブンティットヌンに回すと使い切りやすいです。

献立と内部リンク

フーティウは一杯で主食になりますが、食卓に少し酸味と揚げものを置くと満足感が上がります。軽く合わせるなら、チャーゾーを少量、野菜を増やしたいならバインセオを小さめに焼くと、香草を共有できます。

ベトナムの汁麺を比べたい日は、北寄りのフォーガー、中部のブンボーフエ、南部のフーティウを並べて考えると違いが見えます。鶏の透明感、発酵えびとレモングラスの力強さ、豚骨と乾物の甘い奥行き。どれも米麺ですが、土地の香りはかなり違います。

よくある質問

フーティウ用の麺がない時はフォー麺で作れますか?

作れます。フォー用の乾麺を使う場合は、3〜5mm幅のものを選び、ぬるま湯で戻してから短く茹でます。太い麺ほどスープを吸って重くなるので、茹で時間は袋表示より短めにしてください。細いビーフンでも作れますが、食感は軽くなり、フーティウ特有の歯切れからは少し離れます。

豚骨なしで作れますか?

豚スペアリブ500gと鶏手羽先4本で代用できます。豚骨だけの透明な旨みとは違いますが、家庭では扱いやすいです。鶏だけにするとフォーガーに近づくので、豚肉の薄切り、干しえび、ナンプラーを使ってフーティウ側に寄せます。

干しするめは必須ですか?

必須ではありません。ただし、少量の干しするめはスープに甘い乾物の香りを足します。なければ干しえびを5g増やし、八角を入れすぎないようにします。昆布を入れると日本のだしの印象が強く出るため、使うなら5cm角を10分だけ浸して引き上げる程度に留めます。

辛くするなら何を足しますか?

唐辛子をスープに煮込むより、食卓で足す方が向いています。小口切りの赤唐辛子、チリオイル、酢漬け唐辛子を別皿に置き、食べる人が丼で調整します。最初から辛くすると、豚骨と乾物の甘みが見えにくくなります。

汁なしのフーティウにできますか?

できます。茹でた麺にナンプラー、砂糖、米酢、フライドガーリック、スープ少量を絡め、具と香草をのせます。スープは小椀で横に添えます。汁なし風は麺のゆで加減が味に出やすいので、麺は少し硬めで止めるのがコツです。

作り置きするならどこまで進めますか?

前日までに進めるなら、スープ作りまでです。骨と乾物でスープを取り、冷蔵しておきます。当日はスープを温め、具を短く火入れし、米麺を茹でて盛ります。具と麺まで作り置きすると食感が落ちるので、食べる直前に仕上げる部分を残してください。

参考にした情報

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行フーティウの作り方|南ベトナムの澄んだ米麺
URL
https://sekaigohan.com/recipes/southeast-asia/vietnam/hu-tieu
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年5月21日
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