透き通ったスープに丸いじゃがいも団子、ズッキーニとにんじんの細切り、青ねぎが入った一杯。キムチは別の小皿に添えてある
🍽️分量2〜3人分
🌍ジャンル韓国料理

ガムジャオンシミの作り方|すりおろしじゃがいもの団子スープ(감자옹심이)

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 17

じゃがいもの皮をむいて浸す

手順1: じゃがいもの皮をむいて浸す

じゃがいも2ポンドの皮をむき、冷水を張ったボウルに入れます。

STEP 22 / 17

だしを煮る

手順2: だしを煮る

鍋に水7カップを沸かし、薄切りの大根と玉ねぎ、乾燥昆布、下処理した乾燥アンチョビを入れます。中強火で20分、大根が透き通るまで煮ます。

STEP 33 / 17

だしをこす

手順3: だしをこす

だしをボウルにこします。必要なのは4 1/2カップです。足りなければ水を足して4 1/2カップにします。

STEP 44 / 17

だしに塩を入れて置く

手順4: だしに塩を入れて置く

だしを鍋に戻し、コーシャーソルト小さじ1 1/4を混ぜて、そのまま置いておきます。

STEP 55 / 17

じゃがいもをすりおろす

手順5: じゃがいもをすりおろす

浸しておいたじゃがいもをすりおろします。

STEP 66 / 17

布でねじって搾る

手順6: 布でねじって搾る

大きな空のボウルの上に木綿の布を広げ、すりおろしたじゃがいもを中央に置きます。布をまとめてねじり、袋のように閉じて搾ります。ボウルに落ちた汁とでんぷんは取っておきます。

STEP 77 / 17

冷水の中で袋をもむ

手順7: 冷水の中で袋をもむ

閉じた袋を、冷水を入れた大きなボウルに浸します。片手で口を閉じたまま、もう片方の手で袋をもみ、できるだけでんぷんを水に出します。

STEP 88 / 17

袋を搾りきる

手順8: 袋を搾りきる

袋を水から上げて、中の水を搾りきり、あとで使うので脇に置いておきます。

STEP 99 / 17

でんぷんを沈める

手順9: でんぷんを沈める

最初のボウルのでんぷんを含んだ水を、10〜15分置いて、でんぷんが底に沈むのを待ちます。

STEP 1010 / 17

茶色っぽい上水を捨てる

手順10: 茶色っぽい上水を捨てる

上の茶色っぽい水を静かに注ぎ捨て、沈んだでんぷんはボウルに残します。

STEP 1111 / 17

生地を混ぜる

手順11: 生地を混ぜる

でんぷんに、袋から出した搾ったじゃがいもと、コーシャーソルト小さじ1/4を加え、手でよく混ぜます。

STEP 1212 / 17

団子を丸める

手順12: 団子を丸める

生地をうずらの卵くらいの大きさに丸めます。24〜28個できるはずです。

STEP 1313 / 17

浮くまで煮る

手順13: 浮くまで煮る

塩を入れただしを沸かし、団子を入れて3〜4分、浮いてくるまで煮ます。

STEP 1414 / 17

野菜を加える

手順14: 野菜を加える

にんにく、青ねぎ、ズッキーニ、にんじんを入れます。

STEP 1515 / 17

ふたをして煮る

手順15: ふたをして煮る

鍋にふたをして、さらに3〜4分煮ます。

STEP 1616 / 17

火から下ろしてごま油を混ぜる

手順16: 火から下ろしてごま油を混ぜる

鍋を火から下ろし、炒りごま油小さじ1を混ぜます。

STEP 1717 / 17

よそってすぐ出す

手順17: よそってすぐ出す

スープを器によそい、すぐに出します。好みで、キムチを添えてください。

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Ingredients

材料

材料表の分量2人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

13品目

材料

煮干し(乾燥アンチョビ)、大根、玉ねぎ、乾燥昆布、水、2つに分けた塩、皮をむいたじゃがいも、青ねぎ、にんにく、ズッキーニ、にんじん、炒りごま油を並べた材料の全体
この版の材料だけ。市販のでんぷんや余分な調味料は使いません
材料 分量 代替・備考
水 7カップ だし用
大きな乾燥アンチョビ(頭と内臓を除く) 7尾 だし用
韓国大根またはダイコン(薄切り) 4オンス(115 g) だし用
玉ねぎ(薄切り) 4オンス だし用
乾燥昆布 1/2オンス(15 g) だし用
コーシャーソルト 小さじ1 1/4 だしの味つけ
じゃがいも(皮をむいて冷水に浸す) 2ポンド 団子用
コーシャーソルト 小さじ1/4 団子の味つけ
青ねぎ(斜め切り) 2本 スープ用
にんにく(みじん切り) 2かけ スープ用
小さめのズッキーニ(細切り) 1/2本(約1カップ) スープ用
にんじん(細切り) 1/4カップ スープ用
炒りごま油 小さじ1 仕上げ用

塩は2か所に分かれています。だし用と団子用で量が違うので、混ぜないようにしてください。団子には片栗粉などの粉類は入れません。でんぷんはじゃがいも自身から取ります。キムチは、スープに混ぜずに別皿で添えてもかまいません。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ガムジャオンシミ:じゃがいも自身のでんぷんでまとまる団子

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生のじゃがいもをすりおろして布で包み、ボウルの上で力いっぱいねじる。流れ出た汁は捨てません。少し置くと、白いでんぷんが底に沈み、茶色っぽい水がその上に残ります。上の水だけを静かに捨て、沈んだでんぷんを搾ったじゃがいもに戻して生地にし、小さく丸めてだしで煮る。これが韓国のじゃがいも団子スープ、ガムジャオンシミです。搾り汁の沈殿をそのまま生地に戻すところに、この料理のおもしろさがあります。info この一杯が頼りにしているもの 団子は、すりおろしたじゃがいも、少しの塩、そしてじゃがいもの汁から沈むでんぷんだけでできています。ほかに つなぎは入れません。だから、でんぷんを沈める工程だけは守ってください。 :::

このページのレシピは、Maangchiが2019年7月16日にMaangchi.comで公開し、2021年8月11日に更新した文章レシピ「Potato dumpling soup / Gamja-ongsimi-guk」に沿っています。2〜3人分で、乾燥アンチョビ、乾燥昆布、大根、玉ねぎでだしを取ります。ひとりの料理家が公開した一つの版であり、江原道や韓国の家庭に共通する唯一の標準レシピではありません。

編集部では、このレシピを自分たちの台所で作ってはいません。時間や分量、見た目の描写は、公開されているレシピに基づくもので、編集部の試作によるものではありません。


江原道の記録に見るガムジャオンシミ

この料理を伝える資料は種類がばらばらで、同じスープを描いているとは限りません。分けて読むと見通しがよくなります。

百科事典の項目。 韓国学中央研究院の『韓国民族文化大百科事典』にある「감자옹심이」は、鄭恵璟(ジョン・ヘギョン)の執筆です(1995年執筆、2024年5月30日最終修正)。ガムジャオンシミを江原道の郷土料理とし、旌善(チョンソン)と寧越(ヨンウォル)にも触れて、米が足りない時期にじゃがいもが救荒食として使われた背景を説明しています。じゃがいもをすりおろして沈んだでんぷんを回収する作り方や、平たいもの、大きいものなど地域による形の違いにも言及があります。項目自身が、執筆者の学術的見解は研究院の公式見解と異なる場合があると断っていて、発祥の地や年を一つに定めてはいません。

一件の地域記録。 韓国農村振興庁が内容を提供する伝統知識ポータルに、「Gamjaongsimi (Potato dumplings in bone soup)」という記録があります。資料提供者はGeum-ok Lee、江原道三陟郡近徳面先興里で記録されたもので、採録は1997年、データベース掲載は2010年、1993年刊の地域刊行物『Gangwon Local Traditional Taste』を典拠として挙げています。この版もじゃがいもをすりおろして搾り、汁を沈めて沈殿を戻しますが、団子は牛骨のだしで煮て、添える材料も違います。ある一家の記録であって、地域全体の調査結果ではありません。

観光案内の説明。 韓国観光公社の英語ページ「Potato Ball Soup」(2023年10月19日公開)は、江原道の旌善と寧越の郷土料理としてガムジャオンシミを紹介し、味噌のだしにじゃがいも団子、ズッキーニ、赤唐辛子、ごま塩を合わせた版を説明しています。公的な観光向けの紹介であり、現地の証言や検証済みのレシピではありません。

並べてみると、書かれた記録の上では江原道、とくに旌善と寧越に結びつけられ、しかも一通りではない作り方で伝わっている料理だとわかります。どこで、いつ生まれたかはどの資料も決めていませんし、これが唯一の正統な配合だと読むべきものでもありません。この先のレシピはMaangchiの版だけに従い、ほかの資料から分量や材料を借りてはいません。


道具

  • ふたのある鍋
  • だしをこすためのざるとボウル
  • おろし金
  • 木綿の布
  • 搾ったじゃがいもの汁を受ける、大きな空のボウル
  • 冷水を入れた大きなボウル
  • スプーン、おたま、盛りつけ用の器

選び方と代用

  • 乾燥アンチョビ: 大きなものを選び、頭と内臓を取ってから鍋に入れます。日本の煮干しやほかの小魚の干物で同じだしになるかは、確認していません。
  • 大根: 韓国大根またはダイコンです。大根の品種ごとの比較はしていません。
  • 乾燥昆布: 日本の昆布でこのだしが同じように仕上がるかは、確認していません。
  • 塩: コーシャーソルトを使います。ほかの塩への重さの換算は示しません。
  • でんぷん: 沈んだじゃがいものでんぷんを、市販のじゃがいもでんぷんや小麦粉に替えないでください。沈殿を捨てるのも禁物です。団子をまとめているのはこのでんぷんです。

うまくいかないときは

見た状態 どうするか
こしただしが4 1/2カップに足りない 水を足して4 1/2カップにする
でんぷんがまだ層になって沈んでいない 10〜15分の範囲で、底に沈むまでそのまま置く
注ぐときに白いでんぷんが流れ出しそう 注ぐのをやめてボウルをまっすぐに戻す。白いでんぷんは生地に必要
団子がまだ鍋底に沈んでいる そのまま煮る。この段階では、3〜4分で浮いてきたら完了
ズッキーニやにんじんを輪切りにしてしまった 細切りにする。ふたをして3〜4分のうちに同じように火が通る
でんぷんを捨てないで

沈んだでんぷんを水と一緒に流したり、別のものに替えたりすると、この版の団子ではなくなります。静かに注ぎ、白い層はボウルに残してください。

よくある質問

市販のじゃがいもでんぷんや小麦粉を足してもよいですか?

足しません。Maangchiの材料表に、追加のでんぷんや粉はありません。団子は、搾ったじゃがいもの汁から沈むでんぷんでまとまります。

じゃがいもは冷水に何分浸しますか?

レシピは「皮をむいて冷水に浸す」と書くだけで、浸す時間も、いつ浸し始めるかも示していません。そのため、ここでも時間は足していません。

沈ませる液は、どちらのボウルのものですか?

公開されている手順で、はっきりしない点です。最初のボウルの上で袋を搾ったあと、袋は別の冷水のボウルでもみます。その次に「最初のボウル」のでんぷん水を沈める、と書かれていて、冷水のボウルの液を最初のボウルに合わせるのか、どう合わせるのかは明記されていません。移し替えの手順を作らず、上の手順は公開されている書き方のままにしています。

だしが4 1/2カップより多くとれたら?

レシピは、4 1/2カップに足りないときに水を足す、としか書いていません。多すぎた場合の扱いは書かれていないので、その場合の指示は示しません。

日本の煮干しや昆布でも同じだしになりますか?

レシピは大きな乾燥アンチョビと乾燥昆布、韓国大根またはダイコンを指定しています。日本の煮干し、昆布、大根の品種や塩で同じ結果になるかは、確認していません。

ほかのだしでも作れますか?

Maangchiは変更案として別のだしにも触れていますが、分量は示していないので、このページは煮干しと昆布のだしだけにしています。ほかの資料には、まったく別のだしが出てきます。三陟の記録は牛骨のだし、韓国観光公社の説明は味噌のだしです。これらは別の版であって、この版の調整案ではありません。

団子が硬くなるのはなぜですか?

伝統知識ポータルの三陟の記録に、じゃがいもを強く搾りすぎると団子が硬くなる、という注意があります。Maangchiのレシピにはその記載がなく、編集部でも試していません。

どのくらい日持ちしますか?

このスープに保存の目安は示されていません。レシピは、できたてをすぐに出すところで終わっていますので、作ったらその場で食べる前提で考えてください。

主な参考リンク

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