パンダン生地でおろしココナッツの具を巻いたダダル・グルン
🌍ジャンルインドネシア料理

ダダル・グルンの作り方|パンダンの薄い皮でココナッツとgula merahの具を巻く

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 21

gula merahを溶かしてシロップにする

手順1: gula merahを溶かしてシロップにする

小鍋に、具用の水100ml、gula merah 200g、塩0.5 sdt、具用のパンダン3枚を入れます。砂糖が溶けるまで加熱します。

STEP 22 / 21

シロップをこす

手順2: シロップをこす

シロップをこし器を通して清潔な鍋にこし入れます。パンダンの葉はこし器に残します。

STEP 33 / 21

おろしココナッツを加える

手順3: おろしココナッツを加える

こしたシロップに、おろしココナッツ350gを加えます。

STEP 44 / 21

具を煮詰める

手順4: 具を煮詰める

混ぜながら加熱し、ココナッツがシロップを吸って、水分が減るまで煮ます。完全に乾く前に火を止めます。しっとりして、まとまっている状態が目安です。

STEP 55 / 21

火から下ろして冷ます

手順5: 火から下ろして冷ます

火を止め、鍋をコンロから外して具を冷まします。

STEP 66 / 21

皮用のパンダンを水とブレンドする

手順6: 皮用のパンダンを水とブレンドする

皮用のパンダン15枚と、皮用の水600mlをブレンダーに入れます。水が緑色になるまでブレンドします。

STEP 77 / 21

パンダンの抽出液をこす

手順7: パンダンの抽出液をこす

ブレンドした液をこし器でボウルにこし、葉の繊維を取り除きます。抽出液はそのまま使い、水は足しません。

STEP 88 / 21

抽出液にココナッツミルクと卵を混ぜる

手順8: 抽出液にココナッツミルクと卵を混ぜる

パンダンの抽出液に、インスタントココナッツミルク100mlと全卵1個を加えて泡立て器で混ぜます。この液はいったん置いておきます。

STEP 99 / 21

粉類と塩を混ぜる

手順9: 粉類と塩を混ぜる

乾いたボウルで、中力粉250g、タピオカ粉2 sdm、塩ひとつまみを泡立て器で混ぜ合わせます。

STEP 1010 / 21

液体を粉に注ぐ

手順10: 液体を粉に注ぐ

緑色の液体を、粉類のボウルに注ぎます。

STEP 1111 / 21

なめらかになるまで混ぜる

手順11: なめらかになるまで混ぜる

生地がなめらかになるまで泡立て器で混ぜます。

STEP 1212 / 21

必要なら生地をこす

手順12: 必要なら生地をこす

ダマが残っていたら、生地をこし器で清潔なボウルにこします。すでになめらかなら、この工程は省きます。

STEP 1313 / 21

フライパンを熱する

手順13: フライパンを熱する

空のフライパンをコンロで熱します。

STEP 1414 / 21

フライパンに油を塗る

手順14: フライパンに油を塗る

はけで、フライパンに油を薄く塗ります。

STEP 1515 / 21

生地をおたま1杯注ぐ

手順15: 生地をおたま1杯注ぐ

生地をおたま1杯、フライパンに注ぎます。

STEP 1616 / 21

フライパンを回して薄く広げる

手順16: フライパンを回して薄く広げる

フライパンを傾けて回し、生地を薄く広げます。

STEP 1717 / 21

表面が乾くまで焼く

手順17: 表面が乾くまで焼く

皮の上の面が乾いたように見えるまで焼きます。

STEP 1818 / 21

持ち上げて冷ます

手順18: 持ち上げて冷ます

焼けた皮をフライパンから持ち上げ、皿に置いて冷まします。残りの生地で、手順14から18を繰り返します。

STEP 1919 / 21

冷めた皮に冷めた具をのせる

手順19: 冷めた皮に冷めた具をのせる

冷めた皮の上に、冷めたココナッツの具をのせます。

STEP 2020 / 21

皮の端を具にかぶせる

手順20: 皮の端を具にかぶせる

皮の端を、具の上にかぶせるように折ります。

STEP 2121 / 21

巻く

手順21: 巻く

具を包むように皮を巻いて、できあがりです。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

13品目

材料

皮用の材料と具用の材料を二つのグループに分けて並べたダダル・グルンの材料
皮用と具用を別々のグループに分け、水とパンダンの葉もそれぞれ用意する
材料 分量 代替・備考
中力粉(tepung terigu protein sedang)【皮】 250g クレープの土台
タピオカ粉【皮】 2 sdm(インドネシアの大さじ) 中力粉と合わせて生地にする
パンダンの葉【皮】 15枚 皮用の水と一緒にブレンドして、色と香りを出す
水【皮】 600ml パンダン15枚とブレンドして抽出液にする
インスタントココナッツミルク【皮】 100ml パンダンの抽出液に混ぜる
卵【皮】 1個(全卵) パンダンの抽出液に混ぜる
塩【皮】 ひとつまみ 生地の味つけ
油(フライパン用) 少々 1枚焼くごとに薄く塗る
おろしココナッツ(kelapa parut)【具】 350g 具の主役
gula merah【具】 200g 具の甘み
水【具】 100ml gula merahを溶かしてシロップにする
パンダンの葉【具】 3枚 シロップに香りをつける
塩【具】 0.5 sdt(インドネシアの小さじ) 甘さを引き締める

作り始める前に、二つの水は別の容器に、二つのパンダンの葉は別の山に分けておきます。具には卵もココナッツミルクも入りません。生地には油を加えません。

アレルゲン

この料理には小麦粉、卵、ココナッツが入っています。食べる方の体質や事情に合わせて確認してください。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ダダル・グルン:薄いパンダンの皮が、しっとり甘いココナッツを包む

この巻き菓子で守ること

皮は生のパンダンの葉で色づけ、薄く仕上げます。ココナッツの具は、シロップを吸わせながらも、しっとりした状態で火を止めます。皮と具を合わせるのは、どちらも冷めてからです。

薄く油を引いたフライパンに、淡い緑の生地をおたま1杯。フライパンを傾けて丸く薄く広げ、表面が乾いたように見えたら持ち上げて冷まします。別の鍋では、おろしココナッツをgula merahと塩とパンダンのシロップで、水分がほとんどなくなるまで煮ておきます。どちらも冷めたら、皮にココナッツをのせ、折って巻く。ダダル・グルンは、別々に作った二つの仕込みを最後に合わせるお菓子です。

この記事でたどるのは、Cookpad Indonesiaに家庭料理の投稿者Vlia Cookingが載せた「DADAR GULUNG PANDAN」というレシピ一つです。分量と手順はこのレシピに沿っています。Cookpadの投稿者が共有したレシピなので、プロの料理人のレシピとも、第三者が試作して確かめたレシピとも紹介しません。ページに並ぶCooksnap(読者が作った写真)も、検証としては扱いません。世界ごはん紀行では、このレシピを台所で試作していません。

このレシピではパンダンを2か所で使い、それぞれ分量が別です。皮用に15枚、具用に3枚。水も、皮用の600mlと具用の100mlに分かれています。この組み合わせを取り違えないことが、この料理でいちばん気をつけたい点です。

写真について

写真は、各工程を一つの動作として示したものです。手順20と21の折り方・巻き方は、具を包む普通のやり方の一例です。レシピ自体の動画や、決まった地域の形を再現したものではありません。また、写真は分量・温度・時間・安全性の裏づけにはなりません。

ダダル・グルンとは? 名前がいくつもある一つの料理

インドネシア語で dadar は薄く焼いたクレープ、gulung は巻くことを指します。緑色のパンダンのクレープで、甘いココナッツの具を包んだお菓子です。呼び名は地域をまたいで重なります。マレーシアのレシピブログTashcakes!は、Kuih Dadar、Kuih Ketayap、Kuih Gulung、Dadar Gulungを、この種の巻きクレープの地域名として並べています。別のCookpad Indonesiaの投稿(Hj. Tintin Purnama Sari)は、インドネシアではDadar Gulung、マレーシアではKuih Ketayapと呼ぶと書いていて、おろしココナッツとgula merahの具を詰めた緑のクレープも載せています。

これらは個々の料理人の説明で、すべての地域や家庭を調べた結果ではありません。それでも、国名のラベルだけで別の料理とは言えないことはわかります。この料理を決めるのは全体の姿、つまりパンダンの薄いクレープが甘いココナッツの具を包んでいることです。細かい配合が料理人ごとに違うことは、後の「同じ料理の別の作り方」で見ます。

日本語の表記は、この記事では「ダダル・グルン」とします。ほかの日本語ページには「ダダール・グルン」「ダダールグルン」という書き方もありますが、使われている表記の例であって、定まった標準ではありません。


道具

  • 小鍋(具のシロップ用)
  • こしたシロップを受けて具を煮る、もう一つの清潔な鍋
  • 目の細かいこし器
  • 木べら
  • ブレンダー
  • ボウル
  • 泡立て器
  • フライパン
  • 油を塗る小さなはけ
  • おたま
  • 皮を持ち上げる平らなへら
  • 皮を冷ます皿

選び方と代用

おろしココナッツ。 具には、おろしココナッツ(kelapa parut)350gを使います。乾燥ココナッツは同じ扱いにはできません。

gula merah。 インドネシア語で「赤い砂糖」という意味の名前です。gula merahを使ってください。gula melaka、gula kelapa、gula aren、一般的なダークブラウンシュガーを、そのまま置き換えられるものとは考えません。

パンダン。 色と香りは、生の葉を水とブレンドして出します。パンダンペーストは入れません。生の葉の抽出液の代わりにはなりません。

ココナッツや砂糖を変えれば、別のレシピになります。このレシピの変更版としてではなく、新しい配合として一から考えてください。

うまくいかないとき:水、ダマ、乾いた具

困りごと 考えられる原因 対処
生地が緩すぎる気がする 600mlを二重に使った、またはこした後に水を足した 600mlは、15枚のパンダンと一緒にブレンダーに入れる分で1回だけ使う。次回は抽出液に水を足さない
具がぱさぱさでぼろぼろする 水分がなくなるまで煮詰めた 具がしっとりして、まとまっているうちに火から下ろす。完全に乾かさない
生地にダマがある 粉が混ざり切っていない なめらかになるまで混ぜ、それでも残るならこし器を通す
パンダンの香りが混ざってしまった 皮用と具用の葉を取り違えた、または一緒にした 皮用の15枚と具用の3枚は、最初から別の山に分けておく
巻くときに皮が破れる、具で皮がべたつく 皮か具がまだ温かい どちらも冷ましてから巻く

このレシピでは、皮は上の面が乾いたように見えるまで焼くだけです。裏返す、裏側も焼く、焼き色をつけるといった指示はないので、必須とは考えないでください。火加減・時間・温度の記載もありません。目安にするのは、表面が乾いたことです。

呼び名と食べられる場面:資料から言えること、言えないこと

インドネシアの公共ラジオ局RRI Yogyakartaの地域記事は、ダダル・グルンを集まりの席で選ばれる菓子として紹介しています。これはこの地域記事がそう説明している、という範囲の話です。全国的な習慣、今の人気、この料理の発祥の証拠にはなりません。今回確認した資料からは、料理の起源や歴史がわからないため、この記事では由来を語りません。

日本語の短い紹介も二つあります。介護施設のお知らせページと、バリ島の旅行ガイドです。どちらも、パンダン色の薄い皮、ココナッツと砂糖の具、巻いた形という同じ姿を説明しています。一般的な説明にとどまるため、分量の根拠には使っていません。

同じ国のほかの料理は、インドネシアのページで見られます。

よくある質問

質問の前に

このレシピの疑問の多くは、二つの分け方に戻ります。パンダンの15枚と3枚、水の600mlと100mlです。どちらの組でも、多いほうが皮用、少ないほうが具用です。

パンダンの15枚と3枚は、同じ使い方ですか?

違います。15枚は水とブレンドして、皮用の抽出液にします。3枚は具のシロップで煮て、あとでこして取り除きます。二つは分けておいてください。

600mlの水は何に使いますか?

皮の材料に水600mlが挙がっていますが、何に使うかを示す別の行はありません。この記事では、15枚のパンダンとブレンドして抽出液にする水と読みました。こした後にどれだけ抽出液が残るかは書かれていません。こし器を通ってきた分をそのまま使い、600mlをもう一度加えたり、水を足したりしないでください。

いくつできますか?

レシピには、収量も、何人分かも、1本あたりの具の量も書かれていません。そのため、数字は示しません。

乾燥ココナッツや別の砂糖を使えますか?

別のレシピには乾燥ココナッツとgula melakaを使うもの、gula kelapaを提案するものがあります。だからといって、ここで使うおろしココナッツとgula merahの同等の代用品にはなりません。変える場合は、別のレシピとして扱ってください。

gula merahはどんな砂糖ですか?

gula merahは、インドネシア語で「赤い砂糖」という意味です。レシピにはどの植物のものかが書かれていないため、この記事でも名前をそのまま使い、それ以上は特定しません。

皮は何分、どのくらいの火で焼きますか?

レシピには時間も火加減も温度も書かれていません。皮の上の面が乾いたように見えるまで焼いて、持ち上げます。裏返すことや焼き色をつけることは、手順に入っていません。

決まった折り方はありますか?

レシピには、折って巻くとだけ書かれています。手順20と21の折り方は、あくまで普通の一例です。レシピの動画を再現したものでも、決まった地域の形でもありません。

残った分はどう保存しますか?

レシピには保存や温め直しの案内がないので、この記事でも保存期間や方法は示しません。

主な参考リンク

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