完成したクニット・アサムを、透明な短いグラスに注いだ濃い琥珀がかった黄色の甘酸っぱい飲み物。氷は別の小皿に少量
🌍ジャンルインドネシア料理

クニット・アサムの作り方|ターメリックとタマリンドのジャムウ

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 9

ターメリックを乾煎りする

手順1: ターメリックを乾煎りする

皮をむいていない丸ごとのターメリックを、油をひかない乾いたフライパンに入れ、コンロで焼きます。片面約3分を大まかな目安にして、お使いのコンロの取扱説明に従ってください。焦がさないように。根はフライパンの中に置き、バーナーや電熱部分に直接のせないでください。焼いたら根を冷まします。

STEP 22 / 9

皮をむき、刻んでブレンドする

手順2: 皮をむき、刻んでブレンドする

冷めたターメリックの皮をむいて刻み、水のうち500mlといっしょにブレンダーに入れます。ターメリックが細かくなるまで回します。ターメリックは手やまな板、布に色が移るので、手袋をしたり、洗いやすいまな板を使ったりしてください。

STEP 33 / 9

タマリンドを揉む

手順3: タマリンドを揉む

別の小さなボウルにタマリンドと水100mlを入れ、指で揉んで果汁を出します。

STEP 44 / 9

合わせて沸かす

手順4: 合わせて沸かす

タマリンドの液、ブレンドしたターメリック、残りの水1.4Lを鍋に入れ、中火で沸騰させます。

STEP 55 / 9

パームシュガーを加える

手順5: パームシュガーを加える

沸騰したら、パームシュガー250gを加えます。

STEP 66 / 9

砂糖が溶けるまで加熱する

手順6: 砂糖が溶けるまで加熱する

鍋を火にかけたまま、混ぜながら砂糖が溶けるまで加熱します。溶けたら火を止める合図です。時間ではなく、砂糖の溶け具合で判断してください。

STEP 77 / 9

冷まして濾す

手順7: 冷まして濾す

鍋を火からおろして冷まします。冷めた液を目の細かいざるで清潔なボウルに濾し、果肉と繊維を残します。

STEP 88 / 9

清潔な瓶に移す

手順8: 清潔な瓶に移す

濾した飲み物を、清潔なガラス瓶か清潔な容器に移します。2時間以内に冷蔵庫に入れてください。室温が90°F(約32°C)を超える場合は1時間以内です。瓶は出すときと冷蔵庫に入れるための清潔な容器にすぎず、密封や保存加工の工程ではありません。

STEP 99 / 9

注いで出す

手順9: 注いで出す

グラスに注ぎ、冷たいまま、または室温で出します。お好みで、食卓で氷を加えてもかまいません。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ジャムウは、ひとつの飲み物の名前ではありません

この記事で扱う範囲

ジャムウという広い飲み物の仲間から、甘酸っぱい一種類を、ふつうの料理レシピとして紹介します。健康への効果は主張せず、薬としての飲み方の助言もしません。

ここで使うレシピ(Cook Me Indonesianのもの)を書いたヌヌク・スリ・ラハユさん(Nunuk Sri Rahayu)は、ソロの生まれです。ラハユさんは、ジャムウを人の姿とともに覚えているそうです。日曜の朝に祖母が用意してくれたこと、近所の売り手が背負いかごに瓶を入れて回り、そこから選んで注いでくれたこと。これはあくまでひとりの人の子どもの頃の記憶で、ジャワ島やインドネシア全体がジャムウをどう飲むかを説明するものではありません。それでも、瓶がずらりと並び、飲み物がいくつも選べるという入り口の景色は、この話題によく合っています。

ラハユさんは、ジャムウをさまざまな植物を使った調合の総称だと説明しています。ですから「ジャムウの作り方」にひとつの答えはなく、この記事も仲間全体を見渡そうとはしません。作るのは具体的な一型、ジャムウ・クニット・アサムです。kunyit(kunir とも)はターメリック、asam はタマリンドを意味します。

生ターメリック、タマリンド、パームシュガーを煮て作る飲み物で、ラハユさんは甘酸っぱく、ターメリックの風味が強いと表現しています。冷たくても室温でも飲まれます。この国のほかの料理はインドネシア料理のレシピからどうぞ。

このレシピについて

配合と作業の順番は、Cook Me Indonesianの「Jamu Kunyit Asam」ひとつのレシピに基づいています。世界ごはん紀行の台所での試作はしていません。 始める前に、次の3点を知っておいてください。

  • 水: レシピの水は合計2L。そのうち500mlをブレンド用、100mlをタマリンド用にし、残りを鍋に入れます。残りの1.4Lという数字は、これらの数字から編集部が計算したもので、別に書かれた分量ではありません。
  • 鍋: ターメリックはコンロで焼くとだけ書かれていて、器具の指定はありません。乾いたフライパンを使うのは編集部の選択です。片面約3分はレシピの目安で、このフライパンで計った時間ではありません。
  • 分量と時間: 6人分はレシピの表示で、瓶詰めして量った容量ではありません。下ごしらえ15分、加熱30分、合計45分もレシピ掲載の数字で、お宅の台所では違うことがあります。

材料(6人分)

生ターメリック300g、タマリンド100g、パームシュガー250g、水2Lを別々に並べた材料
鍋に入れるのはこの4つだけ
| 材料 | 分量 | 代替・備考 |

| --- | ---: | --- | | 生ターメリック(クニット) | 300g | 飲み物の色と、土のような強い風味のもと | | タマリンド(アサム) | 100g | 酸味 | | パームシュガー | 250g | 甘み | | 水 | 2L | ターメリックのブレンド用に500ml、タマリンド用に100ml、残りの1.4Lは鍋用 |

選び方と代用

探すときの名前は、生ターメリック(kunyit)、タマリンド(asam jawa)、パームシュガー(gula aren)です。輸入食品店や通販が見つけやすいでしょう。

  • 生ターメリック: 生の根を使います。粉末のターメリックは香りも水分も違うので、同じ分量のつもりで置き換えないでください。
  • タマリンド: 無加糖のタマリンドの果肉が向いています。種が入っているか、どのくらい濃いかを確かめてください。製品が違うと酸味と水分が変わります。
  • パームシュガー: 黒糖などの濃い色の砂糖は代わりになりえますが、風味も色も違うので、できあがりは別の飲み物になります。
  • そのほかの追加: この配合には、塩、しょうが、レモン、はちみつ、油は入りません。

タマリンドやパームシュガーの市販品で特定のアレルゲンを避けたい場合は、コンタミネーション(交差接触)の表示も含めて、ラベルを確認してください。

道具

  • コンロで使えるフライパン
  • 洗いやすいまな板と包丁
  • ブレンダー
  • タマリンド用の小さなボウル
  • 鍋
  • 混ぜるスプーン
  • 目の細かいざると、清潔なボウル
  • 清潔なガラス瓶、または清潔な容器
  • ターメリックの色が手につくのを防ぎたい場合は、手袋

作り方

別々に下ごしらえして、いっしょに煮て、冷ましてから濾します。

1. ターメリックを乾煎りする

皮をむいていない丸ごとのターメリックを、油をひかない乾いたフライパンに入れ、コンロで焼きます。片面約3分を大まかな目安にして、お使いのコンロの取扱説明に従ってください。焦がさないように。根はフライパンの中に置き、バーナーや電熱部分に直接のせないでください。焼いたら根を冷まします。

フライパンで生のターメリックの根を乾煎りしているところ
皮つきのまま乾いたフライパンで、焦げる手前で止める
  1. 皮をむき、刻んでブレンドする

冷めたターメリックの皮をむいて刻み、水のうち500mlといっしょにブレンダーに入れます。ターメリックが細かくなるまで回します。ターメリックは手やまな板、布に色が移るので、手袋をしたり、洗いやすいまな板を使ったりしてください。

刻んだ冷めたターメリックを水500mlとブレンダーにかけているところ
ブレンドするのは冷めてから
  1. タマリンドを揉む

別の小さなボウルにタマリンドと水100mlを入れ、指で揉んで果汁を出します。

タマリンドの果肉を水100mlの中で手で揉んで果汁を出しているところ
水が濃い色になるまで指でほぐす
  1. 合わせて沸かす

タマリンドの液、ブレンドしたターメリック、残りの水1.4Lを鍋に入れ、中火で沸騰させます。

タマリンドの液、ターメリックの液、残りの水を鍋で温め始めたところ
砂糖はまだ入れず、先に沸かす
  1. パームシュガーを加える

沸騰したら、パームシュガー250gを加えます。

沸騰した液にパームシュガーを加えているところ
砂糖を入れるのは、沸騰してから
  1. 砂糖が溶けるまで加熱する

鍋を火にかけたまま、混ぜながら砂糖が溶けるまで加熱します。溶けたら火を止める合図です。時間ではなく、砂糖の溶け具合で判断してください。

パームシュガーが溶けるあいだ、液が静かに煮えているところ
砂糖が溶けたら加熱をやめる
  1. 冷まして濾す

鍋を火からおろして冷まします。冷めた液を目の細かいざるで清潔なボウルに濾し、果肉と繊維を残します。

冷ました飲み物を目の細かいざるで濾しているところ
果肉と繊維はざるに残り、黄金色の液が通る
  1. 清潔な瓶に移す

濾した飲み物を、清潔なガラス瓶か清潔な容器に移します。2時間以内に冷蔵庫に入れてください。室温が90°F(約32°C)を超える場合は1時間以内です。瓶は出すときと冷蔵庫に入れるための清潔な容器にすぎず、密封や保存加工の工程ではありません。

濾した飲み物を清潔なガラス瓶に注いでいるところ
出すときと冷蔵庫のための清潔な瓶
  1. 注いで出す

グラスに注ぎ、冷たいまま、または室温で出します。お好みで、食卓で氷を加えてもかまいません。

冷やしたクニット・アサムを食卓で透明なグラスに注いでいるところ
氷は食卓で加える任意のもの

うまくいかないときは

困りごと 見るところ 対処
ターメリックが焦げる 片面約3分は目安で、フライパンもコンロも違う 早めに返すか取り出す。黒くしない
ブレンダーが回りにくい 小さなジャーに根300gは多い 小さく刻むか、ブレンダーの容量に合わせて数回に分ける。水は同じ500mlのままで、冷めたターメリックだけを回す
思ったより酸っぱい、または酸っぱくない タマリンドは製品で濃さや水分が違い、種入りのものもある 次回のために製品を控えておく。濃いと感じたらグラスで少し水を足して調整する
砂糖が塊のまま残っている まだ溶けきっていない 溶けるまで加熱して混ぜ続ける
甘すぎる できあがりは甘酸っぱさがはっきりしている グラスで少し水を足す。酸味も和らぐ
手、まな板、布が黄色くなった ターメリックは色が移りやすい 次回は手袋をし、ガラスなど洗いやすい容器とまな板を使う

保存は、早めに冷蔵して早めに飲む

保存

作ったあと、室温に長く置かないでください。冷めたら清潔な容器に入れ、2時間以内に冷蔵庫へ。室温が90°F(約32°C)を超える場合は1時間以内です。冷蔵庫は40°F(約4°C)以下に保ち、クニット・アサムは早めに飲んでください。

この記事では、日持ちする日数は示さず、作り置きの飲み物としても紹介しません。冷凍、常温保存、温め直しについての案内もしません。瓶に入れても保存がきくようになるわけではありません。

アレンジ

最初のものは上のレシピそのままです。ほかは編集部の提案で、試作はしていません。

  1. レシピどおり: 表の分量をすべて使って作ります。
  2. グラスで薄める: 鍋はそのままにして、グラスに水を少し足し、甘酸っぱさを和らげます。味は薄くなります。
  3. 氷を添える: 出すときに氷を加えます。溶けると薄まります。
  4. 氷なしで冷やす: 冷蔵庫で冷やして、そのまま注ぎます。薄まりません。
  5. 砂糖を減らす: 甘さを控えたければ、パームシュガーを減らします。分量も結果も確認していない試しの変更で、もうレシピの配合ではありません。

クニット・アサムの周辺 ― たくさんあるレシピのひとつ

ここで紹介したレシピは、ある家庭料理人の作り方で、公式の、あるいはどこでも通じる標準ではありません。インドネシアのほかのページを見ると、作り方がどれほど幅広いかがわかります。

  • 大きな分量: スレマン県(Sleman)の農業・食糧・水産担当部局のページでは、もっと大きな配合が示され、白砂糖と塩も使います。材料を複数の鍋で抽出し、そこでも皮をむく前にターメリックを乾煎りします。
  • 違う順番: バンカ・ブリトゥン州(Bangka Belitung)の保健担当部局のページでは、まず甘味料とタマリンドを水で溶かし、別に用意したターメリックの絞り汁を加えて、加熱し、冷まし、濾します。道具や材料を清潔にすること、家庭で作ったものを早めに飲むことも強調しています。

これらのページは、配合や作り方が違うことを示すためだけに使い、分量や手順をこのレシピに混ぜていません。どちらのページも健康への作用に触れていますが、採用していません。ジャムウの起源や歴史上の年代は、根拠となる資料がないため書いていません。

よくある質問

ジャムウはクニット・アサムの別名ですか?

いいえ。Cook Me Indonesianの著者の説明では、ジャムウは広い呼び名で、クニット・アサムはここで作る一種類です。

苦いですか?

レシピの著者は、この飲み物を甘酸っぱく、ターメリックの風味が強いと表現しています。ほかの種類のジャムウは別の飲み物なので、この説明をすべてに当てはめないでください。

温めて飲んでもいいですか?

レシピは冷たくても室温でも出すとしていて、ここでもそれに従います。温めて出す根拠はなく、この記事に温め直しの案内もありません。

甘さは変えられますか?

変えられますが、方法で意味が違います。グラスに水を足してもレシピはそのままですが、鍋の砂糖を減らすと、試していない別の配合になります。

どのくらい日持ちしますか?

日数は示しません。数日間の保存に触れるレシピページもありますが、それは著者の助言で、安全な期限として確かめられたものではありません。この記事の保存の案内は、米国疾病予防管理センター(CDC)の一般的な食品安全のルールによります。2時間以内に冷蔵する(90°F=約32°C超の環境では1時間)、冷蔵庫は40°F(約4°C)以下に保つ、というものです。この飲み物の保存期間を定めるものではないので、早めに飲むことをおすすめします。

健康のために飲んでもいいですか?

これは料理のレシピで、薬としての効果を評価も保証もしません。病気の予防や治療、免疫、デトックス、月経の症状、減量について、何も主張しません。妊娠中、服薬中、持病がある場合の安全性についても言えないので、ご自身の状況は医療の専門家に相談してください。

主な参考リンク

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