白いご飯にココナツスパイスの煮汁で煮た牛肉をのせ、フライドエシャロットを散らしたナシ・ガンドゥル
🌍ジャンルインドネシア料理

ナシ・ガンドゥルの作り方|パティの牛肉とココナツスパイスのかけご飯

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 26

鍋に水を入れる

手順1: 鍋に水を入れる

牛肉を煮るのに足りる量の水を、普通の鍋に入れます。

STEP 22 / 26

牛肉を加える

手順2: 牛肉を加える

牛肉500gを水に入れます。

STEP 33 / 26

牛の鍋用の塩を加える

手順3: 牛の鍋用の塩を加える

牛肉と水に塩小さじ1を加えます。もう1つの小さじ1の塩は、スパイスペースト用に取っておきます。

STEP 44 / 26

牛肉が柔らかくなるまで煮る

手順4: 牛肉が柔らかくなるまで煮る

鍋を沸かし、牛肉が柔らかく、中まで火が通るまで煮ます。

STEP 55 / 26

牛肉を取り出し、ゆで汁は残す

手順5: 牛肉を取り出し、ゆで汁は残す

牛肉を鍋から取り出します。ゆで汁はすべて鍋に残してください。煮汁のもとになります。

STEP 66 / 26

牛肉を切る

手順6: 牛肉を切る

加熱した牛肉を、清潔なまな板の上で一口大に切ります。

STEP 77 / 26

シャロットの皮をむく

手順7: シャロットの皮をむく

シャロット5個の皮をむきます。

STEP 88 / 26

にんにくの皮をむく

手順8: にんにくの皮をむく

にんにく4かけの皮をむきます。

STEP 99 / 26

しょうがとケンチュールを用意する

手順9: しょうがとケンチュールを用意する

しょうが2cmとケンチュール1cmを用意します。2つは別々の根として扱います。

STEP 1010 / 26

炒ったキャンドルナッツとコリアンダーを量る

手順10: 炒ったキャンドルナッツとコリアンダーを量る

炒ったキャンドルナッツ5個と、炒ったコリアンダー大さじ1を用意します。

STEP 1111 / 26

ペーストの材料をそろえる

手順11: ペーストの材料をそろえる

シャロット、にんにく、しょうが、ケンチュール、キャンドルナッツ、コリアンダー、クミン小さじ1/2、ナツメグパウダー小さじ1/2、砂糖大さじ1、塩小さじ1、こしょう小さじ1/4をそろえます。この塩はペースト用です。牛の鍋用の塩は、すでに鍋に入っています。

STEP 1212 / 26

ペーストをすりつぶす

手順12: ペーストをすりつぶす

ペーストの材料をすべて、すり鉢かフードプロセッサーで一緒にすりつぶし、細かいペーストにします。

STEP 1313 / 26

油を熱する

手順13: 油を熱する

フライパンか中華鍋に、サラダ油を少し熱します。

STEP 1414 / 26

ペーストを炒める

手順14: ペーストを炒める

熱した油にペーストを入れ、焦がさずに、香りが立って火が通るまで炒めます。

STEP 1515 / 26

5種類の香味材を加える

手順15: 5種類の香味材を加える

サラムリーフ2枚、つぶしたレモングラス1本、コブミカンの葉5枚、つぶしたガランガル3cm、シナモン5cmをペーストに加えます。

STEP 1616 / 26

ペーストと香味材を炒め合わせる

手順16: ペーストと香味材を炒め合わせる

ペーストと香味材を一緒に、香りが立つまで炒めます。

STEP 1717 / 26

ペーストをゆで汁の鍋に移す

手順17: ペーストをゆで汁の鍋に移す

炒めたペーストと香味材を、手順5で残した牛のゆで汁の鍋にすべて移します。切った牛肉は、まだ別にしておきます。

STEP 1818 / 26

ゆで汁にペーストを混ぜる

手順18: ゆで汁にペーストを混ぜる

ペーストが溶けて広がるように、ゆで汁にペーストと香味材を混ぜ込みます。

STEP 1919 / 26

牛肉を戻す

手順19: 牛肉を戻す

切った牛肉を、味のついたゆで汁に戻します。真水は足しません。

STEP 2020 / 26

ココナツミルクを加える

手順20: ココナツミルクを加える

ココナツミルク250mlを注ぎます。

STEP 2121 / 26

ケチャップ・マニスを加える

手順21: ケチャップ・マニスを加える

ケチャップ・マニス大さじ3を加えて混ぜます。

STEP 2222 / 26

煮汁にとろみがつくまで煮る

手順22: 煮汁にとろみがつくまで煮る

鍋を静かに煮立て、ときどき混ぜながら、煮汁にとろみがつき、料理全体が中まで熱くなるまで煮ます。

STEP 2323 / 26

器にご飯を盛る

手順23: 器にご飯を盛る

炊いた白いご飯を、盛り付け用の器に入れます。

STEP 2424 / 26

牛肉をのせる

手順24: 牛肉をのせる

鍋から牛肉を取り、ご飯の上にのせます。

STEP 2525 / 26

煮汁をかける

手順25: 煮汁をかける

同じ鍋の煮汁をお玉ですくい、ご飯と牛肉にかけます。

STEP 2626 / 26

フライドエシャロットで仕上げる

手順26: フライドエシャロットで仕上げる

好みで、市販のフライドエシャロットを上に散らして出します。

0 / 0
Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

24品目

材料

ナシ・ガンドゥルの材料をすべて別々に並べた写真。水と炒め油は印のない器に入れて離してある
塩は2回分を分けておく。1つは牛の鍋に、もう1つはスパイスペーストに
材料 分量 代替・備考
牛肉(煮込み用) 500 g 主材。柔らかく煮てから切る
水 適量 牛肉を煮る。ゆで汁は煮汁のもとになる
塩(牛の鍋用) 小さじ1 下ゆで用。牛肉を煮る間に味をつける
シャロット(小さな赤玉ねぎ、bawang merah) 5個 ペースト用
にんにく 4かけ ペースト用
炒ったキャンドルナッツ(kemiri、そのまま使える状態のもの) 5個 ペースト用。コクと厚みを出す
炒ったコリアンダー(ketumbar) 大さじ1 ペースト用
しょうが(jahe) 2 cm ペースト用
クミン(jinten) 小さじ1/2 ペースト用
ケンチュール(kencur) 1 cm ペースト用。しょうがとは別の根
ナツメグパウダー(pala) 小さじ1/2 ペースト用
砂糖 大さじ1 ペースト用
塩(ペースト用) 小さじ1 ペースト用。牛の鍋用の塩とは別にする
こしょう(merica) 小さじ1/4 ペースト用
サラムリーフ(daun salam) 2枚 形のまま入れる香味材
レモングラス(serai)、つぶしたもの 1本 形のまま入れる香味材
コブミカンの葉(kaffir lime leaves、daun jeruk) 5枚 形のまま入れる香味材
ガランガル(lengkuas)、つぶしたもの 3 cm 形のまま入れる香味材
シナモン(kayu manis) 5 cm 形のまま入れる香味材
サラダ油 適量 ペーストと香味材を炒める
ココナツミルク(santan) 250 ml 煮汁のボディになる。1回で加える
ケチャップ・マニス(kecap manis) 大さじ3 甘くとろみのあるインドネシアのしょうゆ。煮汁に使う
炊いた白いご飯 適量 盛り付け用
市販のフライドエシャロット(bawang goreng) 適量 好みで。仕上げのトッピング
0 / 0

手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ナシ・ガンドゥル:牛肉と煮汁とココナツのソースをご飯にかける

この鍋で守ること

牛肉をゆでた汁は捨てずに取っておきます。これが煮汁のもとになります。スパイスのペーストは焦がさず、香りが立つまで炒めます。そのあとココナツミルクとケチャップ・マニスを加え、煮汁にとろみがつくまで煮ます。

白いご飯を盛った器に、柔らかく煮た牛肉をのせる。牛のゆで汁とココナツミルク、スパイスでつくった茶色い煮汁をその上からかけて、仕上げにカリッと揚げたシャロットを少し散らす。これがナシ・ガンドゥルです。中部ジャワのパティ(Pati)と深く結びついた、ご飯に牛肉と煮汁をかける一皿です。

公開されているレシピは版によって違います。この記事は、インドネシアのレシピサイトResepKokiが直接掲載している家庭向けのレシピ1つに沿っています。編集部では試作していません。世界ごはん紀行編集部が、このレシピ全体を台所で試したわけではないということです。ページには4人分、所要時間の目安120分と書かれていますが、これはサイト自身の見積もりで、編集部が計った時間でも、保証する時間でもありません。ページにはInstagramのハンドル @tiyarahmatiya も表示されていますが、そのアカウントがどんな役割だったのかは書かれていません。シニアエディターとして Atsarina Luthfiyyah の名前も載っています。どちらの名前も、レシピの作者や試作者としては扱いません。

作りの骨組みはシンプルです。牛肉を塩を入れた水で柔らかく煮て、取り出して切ります。シャロット、にんにく、根、スパイスをすりつぶしたペーストを、5種類の香味材(形のまま使う葉・茎・根・樹皮)と一緒に炒めます。そのペーストと香味材を、牛をゆでたのと同じゆで汁の鍋に戻し、切った牛肉を入れ、続いてココナツミルクと甘いしょうゆを加えます。牛のゆで汁にペーストと牛肉を戻すのが、この作り方の流れです。ゆでる水と炒める油の量はレシピに書かれていないので、この記事でも量を決めず、数字は作りません。塩はレシピに小さじ1ずつ2回出てきます。1つはペーストに入れます。もう1つを牛をゆでる水に割り当てるのは、工程をつなぐための編集部の判断です。ゆでて切った牛肉を、味のついたゆで汁に戻してからココナツミルクを加える順序も、編集部が補った手順です。

同じ国のほかの料理は、インドネシアの国ページからどうぞ。


選び方と代用

牛肉は、煮込み用として売られているものを選びます。

ケチャップ・マニスは、ふつうのしょうゆとは別のものです。 甘くて、とろりとしています。ふつうのしょうゆは、日本の濃口しょうゆを含めて同じ商品ではなく、そのまま置き換えると味がこの料理から離れてしまいます。インドネシア食材店やアジア食材店で、ケチャップ・マニスという名前を指定して探してください。

ケンチュールとガランガルは、しょうがではありません。 ペーストにはしょうがとケンチュールを別々の根として使い、ガランガルは形のまま香味材として入れます。ケンチュールやガランガルの代わりにしょうがを増やすと、香りが変わります。ケンチュールとガランガルも、アジア食材店で名前を指定して探してください。

キャンドルナッツは、すでに炒ってあって、そのまま使える状態のものを買います。 生のキャンドルナッツではなく、そのまま使える炒り済みの製品を使ってください。

炒ったコリアンダー、サラムリーフ、コブミカンの葉も、インドネシア食材店やアジア食材店で名前を指定して探す価値があります。

ココナツミルクは250 mlを1回で加えます。製品によって濃さが違うので、決まった調整はせず、煮汁が煮詰まっていく様子を見てください。

フライドエシャロットは、市販の袋入りを使います。家で揚げる工程は要りません。

道具

  • 普通の鍋:牛肉をゆでるのと、煮汁の仕上げに使う
  • ペーストを炒めるフライパンか中華鍋
  • すり鉢とすりこぎ、またはフードプロセッサー
  • トングか穴あきおたま
  • 加熱した牛肉を切るための包丁と清潔なまな板。生肉に触れたものとは別のものを使う
  • お玉と盛り付け用の器

うまくいかないとき

この作り方には、火力も分数も水の量も決まった数値がありません。直し方はほとんど、鍋の様子を見ることに尽きます。

症状 考えられる原因 対処
牛肉がまだ硬い まだ煮る時間が足りない 取り出す前に、柔らかくなるまでゆで汁の中で煮続ける。時間ではなく、食感で判断する
ペーストが焦げくさい 火が強すぎる、または混ぜ足りない 絶えず混ぜて火を弱める。焦がさずに香りが立つまで炒める
煮汁がゆるい 煮詰め足りない 静かに煮続け、とろみがつくまで混ぜる
煮汁にするゆで汁が足りない ゆで汁を捨てた、または真水に替えた 次回は手順5で牛のゆで汁をすべて鍋に残す。この作り方では真水を足さない
煮汁が、ふつうのしょうゆ煮のような味になる ケチャップ・マニスの代わりにふつうのしょうゆを使った ケチャップ・マニスを使う。その甘みととろみが、この料理の一部になっている
香りが違う ケンチュールやガランガルの代わりにしょうがを使った ケンチュールとガランガルを名前を指定して探す。しょうがでは香りが変わる

パティ、ガジャマティ、そして「ガンドゥル」という名前

中部ジャワ州政府は、ナシ・ガンドゥルをパティの名物として紹介しています。ご飯に、コクのある煮汁で煮た牛肉を添える料理です。同じ記事には、名前についての説明も載っています。konon、つまり「〜と言われている」という形で、昔、売り手が料理をpikulan(天秤棒)に吊るして運んでいたといい、gandulは「吊るす」ことと結びつけられています。記事はこれを語源の定説としてではなく、一つの話として書いていて、この記事も同じように伝えます。

インドネシア統計局のパティ県事務所(BPS Pati)も、この料理をパティ、とくにガジャマティ(Gajahmati)と結びつけています。これは地域とのつながりを示すもので、発祥の地が一か所に決まる証拠や、特定の調理法を示すものではありません。

よくある質問

「ガンドゥル」という名前の由来は確定していますか?

確定していません。 中部ジャワ州政府の記事は、名前を、天秤棒(pikulan)に吊るして運んだ料理と結びつけていますが、「言われている」(konon)という形で書いています。伝承として受け取り、証明された由来とは考えないでください。

牛肉はどの部位を使えばよいですか?

ResepKokiのレシピは、ただ「牛肉」とだけ書いています。入手しやすいので煮込み用として売られている部位を提案しますが、それは編集部の提案で、レシピの指定ではありません。

ケチャップ・マニスの代わりにふつうのしょうゆを使えますか?

ふつうのしょうゆは、日本の濃口しょうゆを含めて、同じ商品ではありません。 ケチャップ・マニスは甘くてとろりとしているので、そのまま置き換えると料理が変わります。アジア食材店で、ケチャップ・マニスを名前を指定して探すのがおすすめです。

ココナツミルクは2回に分けて加えますか?

このレシピでは分けません。ResepKokiの版は、牛肉をゆで汁に戻したあと、ココナツミルク250 mlを1回で加えます。detikJatengの版は2種類のココナツミルクを使いますが、それは別のレシピです。

フライドエシャロットは必須ですか?

ResepKokiのレシピは仕上げにフライドエシャロットを使いますが、なくてもかまいません。市販の袋入りを買えば十分で、この料理のためにシャロットを家で揚げる必要はありません。

時間はどのくらいかかりますか? 何人分ですか?

ResepKokiには4人分、約120分と書かれています。これはサイトの見積もりです。牛肉をゆでる時間にも煮汁を煮詰める時間にも決まった数値は書かれていないので、柔らかさととろみで判断してください。

塩が小さじ1ずつ2回出てくるのはなぜですか?

ResepKokiの材料欄には、塩が小さじ1ずつ2回載っています。1つはスパイスペーストに入れます。もう1つを牛をゆでる水に使うのは、工程をつなぐための編集部の判断です。小さじ2を合算せず、別々に使ってください。

主な参考リンク

レシピ一覧に戻る