黄金色に焼けたインドネシアのカステンゲルを盛った皿
🌍ジャンルインドネシア料理

カステンゲル(Kaasstengels)の作り方|エダムとチェダーのインドネシア風チーズクッキー

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 16

エダムをおろす

手順1: エダムをおろす

エダム150gを清潔なボウルにおろします。

STEP 22 / 16

おろしたエダムを風に当てて乾かす

手順2: おろしたエダムを風に当てて乾かす

おろしたエダムを浅い皿にふんわり広げ、蓋をせずに置いて、表面を空気で乾かします。

STEP 33 / 16

チェダーを粗くおろす

手順3: チェダーを粗くおろす

チェダー50gを粗くおろし、別のボウルに入れます。上にのせる分として取り分けておきます。

STEP 44 / 16

オーブンを予熱する

手順4: オーブンを予熱する

オーブンを130°Cに予熱します。

STEP 55 / 16

天板に油脂を塗る

手順5: 天板に油脂を塗る

天板にマーガリンを刷毛で薄く塗ります。

STEP 66 / 16

バターとマーガリンを混ぜる

手順6: バターとマーガリンを混ぜる

大きなボウルにバター100gとマーガリン75gを入れ、ハンドミキサーの中速で約1分、均一になるまで混ぜます。

STEP 77 / 16

速度を落としてから卵黄を混ぜる

手順7: 速度を落としてから卵黄を混ぜる

ほかのものを加える前に、ミキサーの速度を低めに落とします。

生地用の卵黄2個を加えます。

低めの速度のまま約1分、全体が均一になるまで混ぜます。

STEP 88 / 16

小麦粉とエダムを合わせる

手順8: 小麦粉とエダムを合わせる

別のボウルで、小麦粉200gと、風に当てて乾かしたエダムを混ぜます。

STEP 99 / 16

粉を少しずつ加えて折り混ぜる

手順9: 粉を少しずつ加えて折り混ぜる

小麦粉とエダムの混ぜたものを、バターの生地に少しずつ加えます。

木べらかゴムべらで、生地がまとまるまでだけ折り混ぜます。混ぜすぎると生地が固くなります。

STEP 1010 / 16

2枚のシートではさんでのばす

手順10: 2枚のシートではさんでのばす

生地をプラスチックシート2枚のあいだにはさみます。

厚さ1cmにのばします。

STEP 1111 / 16

棒状に切る

手順11: 棒状に切る

上のシートをはがし、生地は下のシートに残します。

包丁で、幅1cm、長さ5cmの棒状に切ります。抜き型があれば、それを使ってもかまいません。

STEP 1212 / 16

天板に並べる

手順12: 天板に並べる

切った生地を油脂を塗った天板に移し、1本ずつ2cmずつあけて並べて、形を整えます。

STEP 1313 / 16

卵黄と牛乳の塗り液を塗る

手順13: 卵黄と牛乳の塗り液を塗る

小さなボウルで、卵黄1個と液体の牛乳小さじ1を混ぜます。

塗り液を、棒の上面に刷毛で塗ります。

STEP 1414 / 16

チェダーをのせる

手順14: チェダーをのせる

塗り液を塗った棒の上に、粗くおろしたチェダー50gをふります。

STEP 1515 / 16

黄金色になるまで焼く

手順15: 黄金色になるまで焼く

130°Cで約20分、中まで火が通って黄金色になるまで焼きます。オーブンによって差があるので、時間だけでなく黄金色になったかどうかを目安にしてください。

STEP 1616 / 16

取り出してラックで冷ます

手順16: 取り出してラックで冷ます

天板をオーブンから取り出します。

クッキーをワイヤーラックに移して冷まします。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

9品目

材料

生地、上にのせるチーズ、塗り液、天板に塗る分に分けたカステンゲルの材料
生地の材料、チェダーの飾り、卵黄と牛乳の塗り液、天板に塗る少量のマーガリンを分けて置く

卵黄は合計3個で、2個を生地に、1個を塗り液に使います。エダムは生地に、チェダーは上面だけに使います。

材料 分量 代替・備考
マーガリン(margarin) 適量 天板に薄く塗る
バター(mentega) 100g 生地
マーガリン(margarin) 75g 生地
卵黄(kuning telur) 2個 生地
小麦粉(tepung terigu) 200g 生地。先にエダムと混ぜる
エダムチーズ(keju edam) 150g 生地。おろして風に当てて乾かし、小麦粉と混ぜる
チェダーチーズ(keju cheddar) 50g 上面用。粗くおろす
卵黄(kuning telur) 1個 塗り液
液体の牛乳(susu cair) 小さじ1 塗り液。卵黄と混ぜる
アレルゲン

このクッキーには小麦(グルテン)、乳(バター、チーズ、牛乳、多くのマーガリン)、卵が含まれます。使うマーガリンとチーズの表示を確認してください。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

カステンゲル:オランダ語の名前を持つインドネシアのチーズスティック

この天板で守りたいこと

生地にはエダム、上にのせるのは粗くおろしたチェダー。この2種類のチーズは置き場所を入れ替えず、生地はまとまるまでしか混ぜず、上面が黄金色になるまで穏やかな温度で焼きます。

インドネシアでルバラン(Lebaran)の時期が来ると、訪ねてくる家族や客人のために菓子の缶が並びます。カステンゲル(kastengel)は、その缶を満たすクッキーのひとつです。インドネシアのMinistry of Creative Economyは、カステンゲルをこうしたルバランの菓子缶のもてなしの一部として、また今日も家庭規模で作られ、売られている菓子として紹介しています。

カステンゲルは小さくて細長い、塩味の焼き菓子です。主役は砂糖ではなくチーズの風味です。この記事で作るのは、インドネシアの料理サイトPrimarasaが公開している一つの配合です。バターとマーガリンの生地におろしたエダムを練り込み、短い棒状に切り、卵黄と牛乳を塗って、粗くおろしたチェダーをのせます。インドネシアにはチーズや分量の違うレシピもありますが、この記事ではこの1配合だけに従い、ほかのレシピの分量は混ぜていません。

Primarasaはこのレシピを、出来上がり約450g、全体で約60分、うちオーブンで約20分と記載しています。これは掲載元自身の数字です。世界ごはん紀行ではこのレシピを台所で試していないため、収量も時間も実測しておらず、目安として受け止めてください。同じ国のほかの料理はインドネシアのレシピからご覧いただけます。

カステンゲルとは:「チーズの棒」が現地の菓子になるまで

名前はオランダ語に由来します。 Ministry of Creative Economyは、カステンゲルをオランダ語のkaasstengels、つまり「チーズの棒」(kaasはチーズ、stengelsは棒)と結びつけています。同省の記事は、オランダ人の住民が持ち込んだ焼き菓子がインドネシアの材料に合わせて変わり、現在のルバランの菓子文化の一部になった、と説明しています。ただしこれは文化の概説であり、発明された正確な年代や特定の家庭の習慣を記録したものではないため、この記事でも起源の年は示しません。

言語学の側からもこうした変化は調べられています。ジャーナルLingTera(Universitas Negeri Yogyakarta)に載った論文は、オランダ語由来の食べ物の名前がインドネシアでどう保たれ、どう変えられたかを扱い、そうした名前を歴史やアイデンティティの目印として論じています。kaasstengelsが日常のインドネシア語でkastengelになったのは、オランダ語の名前が現地の発音や綴りに合わせて形を変えた例にあたります。ただし論文が扱うのは名前であって、菓子そのものがいつ、どう定着したかまでは示していません。

綴りは二通り見かけます。kaasstengelsはオランダ語の形、kastengel(kastengelsとも)はインドネシアで一般的な綴りです。レシピを探すときも、店でエダムを探すときも、両方の綴りで検索すると見つけやすくなります。

この配合とほかの配合

Universitas Negeri Surabayaの英語教育プログラムのサイトには、同じくkastengelと呼ぶ別の家庭レシピがあり、祝いの席の塩味のチーズクッキーとして紹介されています。こちらはチェダーとマーガリンを軸にした配合で、分量も作り方も異なります。カステンゲルに唯一の決まったレシピがあるわけではないことが分かります。この記事では比較のためにだけ使い、分量も手順も以下には取り入れていません。


選び方と代用

お住まいの地域の売り場で選ぶ小麦粉、バター、卵は、ご自身の判断で選ぶもので、この配合では試していません。有塩バターを使うと、無塩バターよりも塩気が強く感じられます。

  • エダム: チーズ売り場や輸入食材店で探します。生地の中で主な風味になるチーズです。- エダム: チーズ売り場や輸入食材店で探します。生地の中で主な風味になるチーズです。エダムが見つからないときは、若いゴーダも候補になります。ただし、このレシピには含まれず、試していません。また、風味・塩気・水分がエダムとは違います。
  • チェダー: 粗くおろせるブロックタイプが上面に向きます。のせるだけで、生地には入れません。
  • 生地のマーガリン: バターを増やして置き換えると、香り、水分、食感が変わります。そのまま置き換えた場合は試していません。
  • 牛乳: 塗り液には、普通の液体の牛乳を小さじ1だけ使います。

道具

  • チーズおろし器(エダムと、粗くおろすチェダーの両方に使います)
  • エダムを風に当てて乾かす浅い皿
  • ボウル(大1つ、小麦粉とエダム用に1つ、塗り液用に小1つ)
  • ハンドミキサー
  • 木べらまたはゴムべら
  • 食品用のプラスチックシート2枚(生地をはさんでのばすため)
  • めん棒
  • 包丁(または抜き型)
  • 天板
  • 刷毛
  • オーブンミトン
  • 平らなヘラ
  • ワイヤーラック(焼いたあとに冷ますため)

よくあるトラブルと確認点

困りごと 確認すること 対処
生地が固い 粉を入れてからどのくらい混ぜたか 生地がまとまるまでだけ折り混ぜる。混ぜすぎると生地が固くなる
棒の大きさがばらばら のばした生地の厚さ 切る前に、2枚のシートではさんで均一な1cmにのばす
天板の上で窮屈になる 棒と棒のあいだの間隔 1本ずつ2cmあけて並べる
チーズを入れる場所を間違えた どのチーズをどこに入れたか エダムは生地に、チェダーは塗り液のあとに上面にのせる
約20分で上面が淡い 時間だけでなく色 オーブンによって差がある。130°Cで、中まで火が通って黄金色になるまで焼く
上面が濃い色になってきた 焼き上がりまであとどのくらいか 黄金色になったら取り出す。濃い茶色になるまで焼かない

アレンジの案

以下は比較のための案で、上のレシピには含まれず、いずれもここでは試していません。

  • 抜き型と包丁で切った棒: 包丁の代わりに抜き型も使えます。1枚の天板で二つの見た目を比べられます。
  • 上面のチェダーの細かさ: 上のレシピは粗くおろします。細かくおろすと、上面の見た目が変わります。
  • エダムだけで作る: エダムそのものの風味を比べたい人もいるかもしれません。ただしチーズの量を変えると別のレシピになり、別に試す必要があります。
  • エダムが見つからないときの若いゴーダ: あくまで案です。風味、塩気、水分が変わると考えてください。

ルバランの菓子缶と、日常のお茶

来客用のテーブルでお茶と一緒に出した、冷ましたカステンゲル
お茶に添える小さな菓子として出したカステンゲル

Ministry of Creative Economyは、カステンゲルを、訪ねてきた客のために缶に入れて出すルバランの菓子のひとつに数え、こうしたクッキー文化が今日の家庭規模の商いも支えていると述べています。これは現在の習慣の一場面を伝えるもので、すべてのインドネシアの家庭が同じようにカステンゲルを作る、という意味ではありません。

祝いの時期を離れても、数本を小皿にのせ、紅茶やコーヒーに添えれば手軽なおやつになります。飲み物はあくまで添え物で、クッキーだけで十分です。

よくある質問

Kaasstengelsとカステンゲルは別の食べ物ですか?

同じ名前の二つの綴りです。Kaasstengelsは「チーズの棒」を意味するオランダ語の形で、kastengelはインドネシア語に合わせた形です。Ministry of Creative Economyがそう説明し、LingTeraの論文は名前の変化の一例として論じています。この記事では、インドネシアの焼きチーズクッキーを扱っています。

エダムが見つからないときは何を使えますか?

Primarasaのレシピは代用品を示していません。Primarasaのレシピは代用品を示していません。若いゴーダは代替候補のひとつですが、試していません。このレシピには含まれず、風味・塩気・水分がエダムとは違います。

何分焼きますか?

Primarasaのこの配合では、130°Cで約20分、火が通って黄金色になるまでです。レシピはファンの設定や天板の段を指定しておらず、家庭のオーブンは機種によって違うので、色を見て判断してください。

どのくらいの量ができますか?

Primarasaは450gと記載しています。これは掲載元の数字で、この記事のために量った重さではありません。

冷めると固くなるのはなぜですか?

Universitas Negeri Surabayaのカステンゲルの投稿は、クッキーが冷めるにつれて固くなると書いています。ただしその投稿は別の配合なので、あくまで一般的な観察として受け止めてください。ここのレシピでは、ワイヤーラックの上で冷ますことだけをお伝えしています。

どう保存すればよいですか?

レシピには保存についての記載がないため、この記事では保存の方法も期間も案内しません。

主な参考リンク

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