つやのあるもち米に、細いしょうが、刻んだローストピーナッツ、ごま、細切りの生ココナッツを混ぜた、飾りのないHtamanèの皿
🌍ジャンルミャンマー料理

ミャンマーのHtamanè(ထမနဲ)の作り方|ピーナッツ、ごま、ココナッツを練り込むもち米

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 15

もち米を一晩浸水する

手順1: もち米を一晩浸水する

食品に使える器にもち米675gを入れ、水をかぶるまで注ぎます。室温ではなく冷蔵庫に入れて、一晩おきます。

STEP 22 / 15

水を切る

手順2: 水を切る

浸水させたもち米を、器の上に置いた目の細かいざるにあけ、水を切ります。

STEP 33 / 15

油を熱する

手順3: 油を熱する

広くて厚手の鍋に落花生油125mlを入れ、中強火で熱します。

STEP 44 / 15

しょうがを30秒炒める

手順4: しょうがを30秒炒める

しょうがのせん切りを加え、木べらで30秒混ぜます。

STEP 55 / 15

水を切った米を加える

手順5: 水を切った米を加える

水を切った米を、熱した油としょうがの中へ慎重に入れます。米を長く炒めることはせず、すぐに水に進みます。

STEP 66 / 15

水を注ぐ

手順6: 水を注ぐ

水310mlを注ぎます。

STEP 77 / 15

塩を加える

手順7: 塩を加える

塩小さじ2を加えます。

STEP 88 / 15

沸かす

手順8: 沸かす

蓋をせずに、そのまま沸騰させます。

STEP 99 / 15

火を弱めて蓋をする

手順9: 火を弱めて蓋をする

火を弱め、鍋に蓋をします。

STEP 1010 / 15

弱火で20分煮る

手順10: 弱火で20分煮る

弱火で20分、米を煮ます。混ぜ方は次の手順のとおりです。

STEP 1111 / 15

煮ている間、ときどき混ぜる

手順11: 煮ている間、ときどき混ぜる

この20分のあいだ、ときどき蓋を持ち上げて、へらで米としょうがを混ぜます。混ぜたらそのつど蓋を戻します。

STEP 1212 / 15

ピーナッツ、ごま、ココナッツを加える

手順12: ピーナッツ、ごま、ココナッツを加える

刻んだローストピーナッツ100g、ごま75g、細切りの生ココナッツ50gを、米に加えます。

STEP 1313 / 15

弱火で10分練る

手順13: 弱火で10分練る

蓋を外し、弱火で10分加熱しながら、木べらで米を混ぜて練ります。かたまりを押して折りたたむようにして、粒をやわらかくし、米が鍋に貼りつかないようにします。かなりの力仕事なので、へらをしっかり握り、手を止めずに動かし続けてください。

STEP 1414 / 15

油を切る

手順14: 油を切る

鍋をそっと傾け、へらで米を押さえて、油を別の耐熱容器に流します。油は熱いので、手を近づけないでください。米を絞ったり、こしたりはしません。

STEP 1515 / 15

皿に移す

手順15: 皿に移す

へらで鍋から皿へ米を移します。飾りは要りません。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

9品目

材料

炊く前のもち米、油、ピーナッツ、ごま、塩、細切りココナッツをそれぞれ別の器に入れ、しょうがと水差しを添えた写真
鍋に入れるものを、調理の前にそれぞれ分けて並べた様子
材料 分量 代替・備考
もち米(炊く前のもの) 675g(3カップ) 料理の土台になります。一晩浸水させます
浸水用の水 適量 一晩、米が水に浸かった状態を保ちます
落花生油 125ml しょうがを加熱し、最後に油を切るまで鍋に入れたままにします
生しょうが 5cm(2インチ) ごく細いせん切り。香りのもとになります
炊く用の水 310ml(1 1/4カップ) 米を煮ます
塩 小さじ2 味つけに使います
ローストピーナッツ 100g 粗く刻みます。練りの段階で加えます
ごま 75g 練りの段階で加えます
生ココナッツ 50g 細切りにします。練りの段階で加えます
アレルギーと交差接触について

この料理には、ピーナッツ、落花生油、ごま、ココナッツが入っています。食物アレルギーのある方に作る場合は、製品ごとに表示を確認し、共用の鍋、へら、まな板にも気をつけてください。

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Htamanè:ピーナッツ、ごま、ココナッツを練り込むもち米

この鍋で守りたいこと

もち米を浸水させ、油としょうがと一緒に煮て、そこへピーナッツ、ごま、ココナッツを加え、弱火で練り続けます。この長い練りの作業がこの料理の持ち味で、同時にかなりの力仕事です。

ミャンマーのホテル・観光省は、タボードウェー月の満月の日に、人々が集まってもち米を調理すると紹介しています。料理は夜明けに供えられたあと、集まった人々に配られ、調理の競い合いも行われるそうです。その日の中心にある料理が、ビルマ語で ထမနဲ と書き、Htamane とも綴られるHtamanèです。

この記事では、その祭りの場面から、ひとつの家庭用の鍋へと話を移します。先に油としょうがを入れ、そこへ浸水したもち米、水、塩を加えます。炊いたあとにローストピーナッツ、ごま、生ココナッツを加え、木べらで混ぜながら練っていきます。ミャンマーの他の料理はミャンマーのページにまとめています。

このレシピについて

レシピは、Claudia Saw Lwin Robert、Win Pe、Wendy Huttonによる料理本『The Food of Burma』(Periplus、1999年)112ページの「Htamane / Sticky Rice with Peanuts and Sesame」に従っています。この版の奥付には、『The Food of Burma』と『The Food of Myanmar』の両方の書名で載っています。

このレシピは、編集部の台所では試作していません。 知っておいていただきたい制約と、編集上の選択があります。

  • 1999年版の公開された本文検索の抜粋で照合しており、ページ全体を通して読んだわけではありません。2014年のTuttle版の該当ページも見ていません。
  • あわせて照合した転記テキストは、分量も手順も一致していますが、「peanut oil」ではなく「oil」、「julienned」ではなく「very thin strips」と書かれています。この記事では、落花生油と、細いせん切りのしょうがを採用しています。
  • 本では、米は一晩浸水するとされていて、時間数は書かれていません。冷蔵庫で浸水させるのは、編集部が加えた一般的な衛生上の選択です。
  • 煮始めに蓋をするという記述は見つかりませんでした。鍋に蓋をするのは、あとの手順にある「蓋を外す」という指示からの編集部の推測です。
  • 出来上がりの量、総所要時間、保存期間は示されていないので、この記事でも書きません。

道具

  • 浸水用の、食品に使える器
  • 目の細かいざると、水を受ける器
  • 蓋つきの、広くて厚手の鍋
  • 木べら
  • 切った油を受ける、耐熱の別の容器
  • 飾りのない平皿

選び方と代用

  • 米: もち米として売られているものを選びます。日本のもち米も使えます。
  • 油: ここでは落花生油が基本です。手に入らなければ、くせのない植物油を使うのは編集部の提案です。ごま油は使いません。
  • ピーナッツ: 無塩のローストピーナッツが近い選択です。粗く刻み、大きさがそろわなくても気にしなくてかまいません。
  • ごま: 白ごまでも黒ごまでも使えます。別に煎る工程はありません。
  • ココナッツ: 生のココナッツが手に入りにくければ、冷凍の生ココナッツを使うのが編集部の提案です。乾燥ココナッツは水分も食感も違うため、同等品ではありません。

食べ方

飾りのないHtamanèの皿と、別に添えた緑茶のカップ
緑茶は、お好みで添えます

Htamanèは、飾りのない皿に盛ります。お好みで緑茶を1杯添えてもかまいません。お茶は添えなくてもよく、米に追加の飾りも要りません。

失敗したときの確認

ここにまとめたのは、レシピ自体の指示にもとづく確認事項で、試作した結果ではありません。

気づくこと 確認すること 対処
鍋底に米が貼りつく 火の強さと、へらが動いているか 火を弱く保ち、混ぜて練り続ける
練っても粒がまだ固く感じる 米を押しているか、ただ返しているだけか かたまりを鍋に押しつけて、折りたたむ
最後に鍋に油が見える 想定どおりです。油は最後の手順まで鍋に残るため 鍋を傾けて流れる分を切る。米は絞らない
練りの途中で腕が疲れる 練る作業が重いのは、この料理の性質です ほかに人がいれば、交代する

祭りと食文化:みんなで作る料理

ミャンマーのホテル・観光省は、Htamane祭を、2月のタボードウェー月の満月の日にミャンマー全土で行われるものとして紹介しています。人々は集まってもち米を調理し、夜明けに料理を供えたあと、集まった人々に配り、競い合いも行われます。

料理本は、この料理を1月か2月の収穫祭に結びつけています。近所で分け合うことも、僧院に供えることもあり、練る作業はとても重労働だと注意しています。この本は、ミャンマー各地から集めた60を超えるレシピをまとめたもので、2014年のTuttle版では、レシピの著者としてClaudia Saw Lwin Robertの名を挙げ、ホテルの料理人が調理を手伝ったとされています。

ここで紹介したのは、ひとつの祭りの紹介と、1冊の料理本の記述であり、すべての地域や家庭の慣習ではありません。分量も、材料も、練り方も、台所によって違うことがあります。

よくある質問

Htamanèは甘いですか?

料理本は「甘くて腹持ちがよい」と表現していますが、材料表に砂糖は入っておらず、この記事でも足していません。味の説明がどれかひとつだけ正しいとは考えないでください。

何人分ですか?

料理本には人数も出来上がりの重さも書かれておらず、編集部もこのレシピを作っていないため、数字はお示しできません。

どのくらい日持ちしますか?

料理本には保存の指示がないので、保存期間も、室温に置いてよい時間も書きません。

カップで量ってもよいですか?

本にはgとmlにカップが併記されていますが、読んだスキャン文字ではカップの分数が崩れていました。そのため、カップは米と水にだけ載せています。従うのはgとmlの数値で、ほかの換算は足していません。

hsi htamin(シーハミン)と同じですか?

いいえ。hsi htaminももち米を使いますが、玉ねぎとターメリックで炊く別の料理です。Htamanèの特徴は、ピーナッツ、ごま、ココナッツと、練る作業にあります。

主な参考リンク

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