血を使わずに作った豚肉と青パラミツのラワールを、無地の皿に盛り付けたところ
🌍ジャンルインドネシア料理

ラワールの作り方|豚肉・レバー・青パラミツをココナッツとサンバル・ウンベで和える

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 81

根茎を洗う

手順1: 根茎を洗う

ガランガル、ターメリック、しょうが、kencur を清潔な流水ですすぎます。

STEP 22 / 81

根茎の外皮を取る

手順2: 根茎の外皮を取る

野菜用のまな板の上で、取り除く必要のある外側の表面だけを、1個ずつ薄くむきます。

STEP 33 / 81

ガランガルを刻む

手順3: ガランガルを刻む

5cm分のガランガルを単独で刻みます。ほかのペースト材料とは、まだ分けておきます。

STEP 44 / 81

ターメリックを刻む

手順4: ターメリックを刻む

5cm分のターメリックを単独で刻みます。

STEP 55 / 81

しょうがを刻む

手順5: しょうがを刻む

3cm分のしょうがを単独で刻みます。

STEP 66 / 81

kencur を刻む

手順6: kencur を刻む

5cm分の kencur を単独で刻みます。

STEP 77 / 81

シャロットの皮をむく

手順7: シャロットの皮をむく

サンバル・ウンベ用に、シャロット4個の皮をむきます。

STEP 88 / 81

シャロットを薄切りにする

手順8: シャロットを薄切りにする

皮をむいたシャロットを薄切りにして、取り置きます。

STEP 99 / 81

にんにくの皮をむく

手順9: にんにくの皮をむく

にんにく4かけの皮をむきます。

STEP 1010 / 81

にんにくを薄切りにする

手順10: にんにくを薄切りにする

皮をむいたにんにくを薄切りにし、シャロットとは分けておきます。

STEP 1111 / 81

唐辛子を洗う

手順11: 唐辛子を洗う

唐辛子5本を清潔な流水ですすぎます。

STEP 1212 / 81

唐辛子の水気を取る

手順12: 唐辛子の水気を取る

清潔なタオルで唐辛子の水気をふき取ります。

STEP 1313 / 81

唐辛子を薄切りにする

手順13: 唐辛子を薄切りにする

清潔なまな板の上で唐辛子を薄切りにし、単独で取り置きます。

STEP 1414 / 81

ライムの葉を洗う

手順14: ライムの葉を洗う

カフィアライムの葉4枚を、流水でよく洗います。

STEP 1515 / 81

ライムの葉の水気を取る

手順15: ライムの葉の水気を取る

水気が残らなくなるまで、清潔なタオルで葉をふき取ります。

STEP 1616 / 81

ライムの葉を細切りにする

手順16: ライムの葉を細切りにする

乾いた葉を、清潔なまな板の上で細いリボン状に切ります。生肉から離して、清潔な小さいボウルに入れます。葉は生のままです。

STEP 1717 / 81

パラミツの缶を開ける

手順17: パラミツの缶を開ける

青パラミツの缶2缶を開け、手順43まで取り置きます。

STEP 1818 / 81

豚皮を分ける

手順18: 豚皮を分ける

豚バラ肉500gを、生肉用のまな板に置きます。生肉用の包丁で切り分け、皮と肉に分けます。皮を追加で足してはいけません。皮は手順29まで取り置きます。

STEP 1919 / 81

豚肉を細かく刻む

手順19: 豚肉を細かく刻む

生肉用の包丁で、肉をひき肉のように細かくなるまで刻みます。

STEP 2020 / 81

豚肉を中華鍋に入れる

手順20: 豚肉を中華鍋に入れる

刻んだ生の豚肉を、清潔な中華鍋に入れます。

STEP 2121 / 81

ベイリーフを加える

手順21: ベイリーフを加える

豚肉にベイリーフを加えます。

STEP 2222 / 81

油を少し加える

手順22: 油を少し加える

植物油を少々回しかけます。

STEP 2323 / 81

豚肉を炒める

手順23: 豚肉を炒める

数分炒めます。これで豚肉が完成したわけではありません。煮込みと温度確認まで続けます。

STEP 2424 / 81

ブイヨンを溶かす

手順24: ブイヨンを溶かす

注ぎ口のある容器で、固形ブイヨン1/2個を水1カップに溶かします。

STEP 2525 / 81

豚肉にブイヨンを加える

手順25: 豚肉にブイヨンを加える

溶かしたブイヨンを、全量中華鍋に注ぎます。

STEP 2626 / 81

豚肉を煮る

手順26: 豚肉を煮る

ブイヨンの中で、ときどき混ぜながら豚肉を煮ます。

STEP 2727 / 81

豚肉の温度を確認する

手順27: 豚肉の温度を確認する

豚肉を厚い山のように寄せ集め、清潔な先の細い温度計のプローブを中心に差し込みます。中心が75°C以上で1分以上保たれている必要があります。保たれていなければ、煮続けてもう一度測ります。火の通った豚肉は、清潔な器具で清潔な皿に移します。

STEP 2828 / 81

皮用の鍋に水を入れる

手順28: 皮用の鍋に水を入れる

別の鍋にきれいな水を注ぎ、沸かします。

STEP 2929 / 81

皮を入れる

手順29: 皮を入れる

生肉用のトングで、分けた皮を湯にそっと入れます。この鍋にはほかに何も入れません。

STEP 3030 / 81

皮をゆでる

手順30: 皮をゆでる

皮が柔らかくなるまでゆでます。

STEP 3131 / 81

皮の温度を確認する

手順31: 皮の温度を確認する

清潔なトングで皮を持ち、清潔な温度計のプローブを最も厚い部分に差し込みます。中心が75°C以上で1分以上保たれている必要があります。保たれていなければ、皮を沸騰した湯に戻して、もう一度測ります。

STEP 3232 / 81

皮を湯から上げる

手順32: 皮を湯から上げる

清潔なトングで、皮を湯から清潔なバットに上げます。

STEP 3333 / 81

皮を冷ます

手順33: 皮を冷ます

薄切りにできる程度まで冷めるように、バットの上で少し置きます。

STEP 3434 / 81

皮を薄切りにする

手順34: 皮を薄切りにする

冷ました皮を、調理済みの食品用の清潔なまな板で薄切りにします。生肉用のまな板や包丁は使いません。

STEP 3535 / 81

グリドルを温める

手順35: グリドルを温める

レバー用に、清潔なグリドルかグリルを温めます。

STEP 3636 / 81

レバーを置く

手順36: レバーを置く

生肉用のトングで、レバー200gをグリドルに置きます。

STEP 3737 / 81

レバーを焼く

手順37: レバーを焼く

必要に応じて返しながら、レバーを焼きます。

STEP 3838 / 81

レバーの温度を確認する

手順38: レバーの温度を確認する

最も厚い一切れに、清潔なプローブを差し込みます。中心が75°C以上で1分以上保たれている必要があります。保たれていなければ、焼き続けてもう一度測ります。

STEP 3939 / 81

レバーを皿に移す

手順39: レバーを皿に移す

清潔なトングで、焼いたレバーを清潔な皿に移します。

STEP 4040 / 81

レバーを冷ます

手順40: レバーを冷ます

刻める程度に冷めるまで、皿の上で少し置きます。

STEP 4141 / 81

レバーを刻む

手順41: レバーを刻む

冷ましたレバーを、調理済みの食品用の清潔な包丁とまな板で細かく刻みます。

STEP 4242 / 81

パラミツ用の湯を沸かす

手順42: パラミツ用の湯を沸かす

別の鍋に、ただの水を沸かします。

STEP 4343 / 81

パラミツを入れる

手順43: パラミツを入れる

缶詰の青パラミツを、沸騰した湯に入れます。

STEP 4444 / 81

パラミツをゆでる

手順44: パラミツをゆでる

パラミツを数分ゆでます。

STEP 4545 / 81

パラミツの水を切る

手順45: パラミツの水を切る

パラミツをざるにあけ、水をよく切ります。

STEP 4646 / 81

パラミツを冷ます

手順46: パラミツを冷ます

水を切ったパラミツを、刻める程度に冷めるまで清潔な器に少し置きます。

STEP 4747 / 81

パラミツを刻む

手順47: パラミツを刻む

冷ましたパラミツを、清潔な包丁とまな板で細かく刻みます。

STEP 4848 / 81

すり鉢に入れる

手順48: すり鉢に入れる

コリアンダー、ごま、黒こしょう、白こしょう、クローブ、キャンドルナッツ、クミン、ナツメグを1つのボウルに計量します。刻んだガランガル、ターメリック、しょうが、kencur と一緒に、すり鉢に入れます。

STEP 4949 / 81

ベース・グネップをすりつぶす

手順49: ベース・グネップをすりつぶす

全体をすりつぶしてペースト状にします。キャンドルナッツがまだ生なので、この段階で味見はしません。

STEP 5050 / 81

ペースト用の鍋に油を入れる

手順50: ペースト用の鍋に油を入れる

清潔なフライパンに、植物油を注ぎます。

STEP 5151 / 81

油を温める

手順51: 油を温める

油だけを温めます。

STEP 5252 / 81

ペーストを加える

手順52: ペーストを加える

すりつぶしたベース・グネップを、熱した油に加えます。

STEP 5353 / 81

ペーストを炒める

手順53: ペーストを炒める

焦がさないように、十分に火が通るまで炒めます。炒めたら取り置きます。

STEP 5454 / 81

ココナッツを焼く

手順54: ココナッツを焼く

ココナッツ半個の可食部を、表面が褐色になるまで焼きます。硬い殻と外皮は食べ物ではありません。

STEP 5555 / 81

褐色の皮を切り取る

手順55: 褐色の皮を切り取る

清潔なまな板の上で、白い身から薄い褐色の皮を切り取ります。白い身は手順59まで取り置きます。

STEP 5656 / 81

褐色の皮を砕く

手順56: 褐色の皮を砕く

褐色の部分だけを、すり鉢で砕きます。白い身は、このひと山に混ぜません。

STEP 5757 / 81

褐色のココナッツを鍋に入れる

手順57: 褐色のココナッツを鍋に入れる

砕いたものを、清潔なフライパンに入れます。油は加えません。

STEP 5858 / 81

褐色のココナッツを炒める

手順58: 褐色のココナッツを炒める

砕いたものを炒めて、取り置きます。白い身はフライパンに入れません。

STEP 5959 / 81

白いココナッツをおろす

手順59: 白いココナッツをおろす

残った白い身が殻に付いたままなら取り出し、流水で軽くすすぎます。それを清潔なボウルに細かくおろします。加熱はしません。

STEP 6060 / 81

サンバル用の鍋に油を入れる

手順60: サンバル用の鍋に油を入れる

揚げ用の植物油を、清潔なフライパンに注ぎます。揚げた具材を受ける空のボウルを近くに置きます。

STEP 6161 / 81

油を温める

手順61: 油を温める

油だけを温めます。

STEP 6262 / 81

シャロットを入れる

手順62: シャロットを入れる

薄切りにしたシャロットを、熱した油に入れます。

STEP 6363 / 81

シャロットを揚げる

手順63: シャロットを揚げる

シャロットだけを、火が通るまで揚げます。

STEP 6464 / 81

シャロットを取り出す

手順64: シャロットを取り出す

油は鍋に残したまま、シャロットを空のボウルに上げます。

STEP 6565 / 81

にんにくを入れる

手順65: にんにくを入れる

薄切りにしたにんにくを、同じ油に入れます。

STEP 6666 / 81

にんにくを揚げる

手順66: にんにくを揚げる

にんにくだけを、火が通るまで揚げます。

STEP 6767 / 81

にんにくを取り出す

手順67: にんにくを取り出す

油は鍋に残したまま、にんにくをシャロットのボウルに上げます。

STEP 6868 / 81

唐辛子を入れる

手順68: 唐辛子を入れる

薄切りにした唐辛子を、同じ油に入れます。

STEP 6969 / 81

唐辛子を揚げる

手順69: 唐辛子を揚げる

唐辛子だけを、火が通るまで揚げます。

STEP 7070 / 81

唐辛子を取り出す

手順70: 唐辛子を取り出す

油は鍋に残したまま、唐辛子をシャロットとにんにくのボウルに上げます。

STEP 7171 / 81

シュリンプペーストを入れる

手順71: シュリンプペーストを入れる

シュリンプペースト大さじ1を、同じ油に入れます。

STEP 7272 / 81

シュリンプペーストを揚げる

手順72: シュリンプペーストを揚げる

シュリンプペーストだけを、火が通るまで揚げます。

STEP 7373 / 81

シュリンプペーストを取り出す

手順73: シュリンプペーストを取り出す

油は鍋に残したまま、シュリンプペーストをシャロット、にんにく、唐辛子のボウルに上げます。

STEP 7474 / 81

揚げ油をサンバルに加える

手順74: 揚げ油をサンバルに加える

鍋に残った揚げ油を、ボウルの具材にかけます。これがサンバル・ウンベです。

STEP 7575 / 81

主な材料を集める

手順75: 主な材料を集める

清潔な混ぜ用ボウルに、火を通した豚肉、薄切りの皮、刻んだレバー、炒めた褐色のココナッツ、おろした白いココナッツ、ベース・グネップ、サンバル・ウンベを入れます。パラミツ、ライムの葉、塩はまだ入れません。

STEP 7676 / 81

混ぜる

手順76: 混ぜる

手を洗うか清潔な器具を使い、ボウルの中身をよく混ぜます。

STEP 7777 / 81

パラミツを加える

手順77: パラミツを加える

刻んだ青パラミツをボウルに加えます。

STEP 7878 / 81

ライムの葉を加える

手順78: ライムの葉を加える

生のまま細切りにしたライムの葉を加えます。

STEP 7979 / 81

塩を加える

手順79: 塩を加える

塩を適量加えます。

STEP 8080 / 81

和える

手順80: 和える

全体を和え合わせます。混ぜたものを加熱しないでください。

STEP 8181 / 81

盛り付ける

手順81: 盛り付ける

作りたてのラワールを清潔な皿に盛って供します。お好みで、ご飯と sayur urab(サユール・ウラブ)を別に添えます。ラワールには混ぜません。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

準備

買い出しの前に

調理前に並べたラワールの全材料

11品目

主な材料

材料 分量 代替・備考
豚バラ肉(皮つき) 500g この1枚から皮を分ける。肉は細かく刻み、ゆでた皮は薄切りにする
豚レバー 200g グリドルかグリルで焼き、細かく刻む
青パラミツ(缶詰) 2缶 ゆでて水を切り、冷まして刻む
ココナッツ 1/2個 食べるのは可食部だけ。薄い褐色の皮は炒め、白い身は生のままおろす
ベイリーフ 1枚 豚肉と一緒に炒める
カフィアライムの葉 4枚 洗って水気を完全にふき取り、細切りにして最後に生のまま加える
野菜ブイヨン(固形) 1/2個 下の水1カップに溶かす
ブイヨン用の水 1カップ 豚肉を煮る
ゆでる用の水 適量 皮とパラミツ用。それぞれ別の鍋で、ただの水を使う
植物油 少々 豚肉を炒める
塩 適量 最後に加える
13品目

ベース・グネップ(base genep)

材料 分量 代替・備考
ガランガル 5cm 洗って刻み、ペーストにすりつぶす
ターメリック 5cm 洗って刻み、ペーストにすりつぶす
しょうが 3cm 洗って刻み、ペーストにすりつぶす
クンチュール(kencur) 5cm 洗って刻み、ペーストにすりつぶす
コリアンダーシード 小さじ1 ペーストにすりつぶす
ごま 小さじ1 ペーストにすりつぶす
黒こしょう(粒) 小さじ1/2 ペーストにすりつぶす
白こしょう(粒) 小さじ1/2 ペーストにすりつぶす
クローブ 2 ペーストにすりつぶす
キャンドルナッツ 2個 ペーストにすりつぶす。生のまま味見しない
クミンシード 小さじ1/2 ペーストにすりつぶす
ナツメグパウダー 小さじ1/2 ペーストにすりつぶす
植物油 適量 ペーストに火が通るまで炒める
5品目

サンバル・ウンベ(sambal embe)

材料 分量 代替・備考
シャロット 4個 皮をむいて薄切りにし、最初に揚げる
にんにく 4かけ 皮をむいて薄切りにし、2番目に揚げる
唐辛子 5本 洗って水気をふき、薄切りにして3番目に揚げる
シュリンプペースト 大さじ1 最後に揚げる
植物油 適量 具材をそれぞれ揚げる。最後にサンバルへすべて加える
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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ラワールは刻むことから始まる:豚肉、レバー、青パラミツ、ココナッツ

はじめに

材料はそれぞれ別々に準備し、最後の数工程で合わせます。このレシピは世界ごはん紀行編集部では試作していないため、自分たちで作った味や食感についての記述はありません。豚肉、豚皮、レバーには、必ず調理用の温度計を使ってください。

Wil and Wayan's Bali Kitchen に載っているWayanのラワールのレシピは、導入で mebat(メバット)に触れています。人々が話をしながら、肉や香辛料を細かく刻む共同作業のことです。この説明は著者自身のレシピと経験にもとづくもので、バリ島のすべての家庭の姿だとは受け取っていません。それでも、この料理に入っていく入口としてはよい話です。このレシピの作業の多くが、包丁とまな板の上で進むからです。

ラワールは、ひとつに決まったレシピのある料理ではありません。同じページには、さまざまな種類の肉で作れるとあります。インドネシア観光省の公式サイト Indonesia Travel も、地域による違いと、赤いラワール・白いラワールという区別を紹介しています。この記事で扱うのは ひとつの型だけです。Wayanの6人分のレシピで、皮つき豚バラ肉、豚レバー、缶詰の青パラミツ、ココナッツ半個、加熱したスパイスペースト base genep(ベース・グネップ)、炒めた sambal embe(サンバル・ウンベ)を使います。血は入りません。インドネシアのほかの料理はインドネシアのページでも紹介しています。

Wayanのレシピに編集部が加えた点

材料と作業の順序はWayanのレシピに従っています。次の点は編集部が補ったり解釈したりしたものです。

  • ブイヨン: 材料欄には固形ブイヨン1/2個と水1カップがありますが、手順にはどこへ入れるかが書かれていません。そこで、同じ1カップの水にブイヨンを溶かし、豚肉を煮るのに使います。2杯目のカップはありません。
  • 中心温度: Wayanの手順では、豚肉を「数分」炒め、レバーはグリドルかグリルで焼くだけです。ここでは厚生労働省の通知にもとづき、豚肉・豚皮・レバーそれぞれで 中心が75°C以上に1分以上保たれていることの確認を加えています。Wayanのレシピにはない手順です。
  • 洗い方: 仕上げに加える生のカフィアライムの葉と、加熱しない白いココナッツは、Wayanの手順どおり生のままにします。そのうえで、葉は流水で洗って完全に水気をふき取ること、白いココナッツの身はおろす前に軽くすすぐことを加えています。
  • 「brown skin」: Wayanの手順は、ココナッツを褐色になるまで焼き、「brown skin を切り取り、砕いて炒める」としていますが、この語の定義はありません。Wikipedia には、白い果肉を覆う厚さ約0.2mmの薄い褐色の種皮があると書かれています。ここでは「brown skin」を、果肉側にある薄い褐色の表面と読んでいます。これは編集部の解釈です。Wikipedia は、この種皮を食べて安全だとは述べていません。硬い殻と外皮は、決して食べ物ではありません。
  • 量の記載がないもの: 缶の大きさ、カップの規格、皮の重さ、油と塩の量はレシピに書かれていません。推測も換算もしていません。

選び方と代用

缶詰の青パラミツ、ガランガル、kencur、キャンドルナッツ、カフィアライムの葉、シュリンプペーストは、アジア食材店か通販で探すことになりそうな材料です。検索するときは、こうした一般名で探してください。

  • kencur: この名前で探し、商品のラベルを確かめます。ほかの植物名で置き換えない理由は、よくある質問に書きました。
  • 根茎: 4種類はそれぞれ別に準備します。互いに入れ替えられるものとしては扱っていません。1つでも別のものに替えれば、別のバージョンになり、味も変わります。
  • 青パラミツ: 缶詰の青パラミツを選び、手に入る大きさのものを2缶用意します。
  • 野菜ブイヨン: ラベルの原材料とアレルゲンを確認してください。
  • アレルゲン: このレシピにはシュリンプペーストとごまが入っています。

道具

  • 細かく刻むための、重みのある包丁か中華包丁
  • 丈夫なすり鉢とすりこぎ、またはフードプロセッサー
  • 先の細いプローブつきの、清潔な調理用温度計
  • 生の豚肉とレバー専用のまな板、包丁、トング、皿
  • 野菜用と調理済みの食品用に、清潔なまな板と包丁を別に用意
  • 豚肉を炒める中華鍋
  • レバーとココナッツを焼くグリドルかグリル
  • 皮とパラミツ用に、別々の鍋
  • ベース・グネップ、ココナッツ、サンバル用に、別々のフライパン
  • ざる、注ぎ口のある容器、おろし器
  • 清潔なボウル、皿、バットと、大きな混ぜ用ボウル1つ

生の肉・レバーと安全な加熱

豚肉・皮・レバー

厚生労働省は、豚肉(内臓を含む)と豚レバーは中心までしっかり加熱するよう求めています。病原微生物は、中心が75°C以上で1分以上加熱されると死滅するとしています。ここではその基準を、豚肉、分けた皮、レバーに当てはめます。それぞれを清潔な温度計で測ってください。色、加熱時間、写真では安全の証明になりません。

生の肉や内臓に使った道具は、調理済みの食品や生の野菜に触れないようにします。生の肉や内臓に触ったあとは手を洗います。生の肉を冷蔵庫に入れるときは、汁がほかの食品に落ちないようにしてください。

厚生労働省の通知は飲食店向けに書かれていて、ここでは家庭の調理に安全上の補足として当てはめています。FoodSafety.gov の最低温度の表には、豚肉の塊とひき肉が載っていますが、豚レバーに限った基準ではありません。そのため、豚レバーを名指しで挙げている厚生労働省の通知を使っています。

うまくいかないときは

困りごと 確認すること 対処
豚肉、皮、レバーが 75°Cを1分間保てない 豚肉の山の中心、皮の最も厚い部分、レバーの最も厚い一切れ 加熱を続けて、もう一度測る。色や経過時間では、この確認の代わりにならない
ブイヨンをもっと足したくなる このレシピの水は1カップで、その中に固形ブイヨン1/2個を溶かしている 2杯目の1カップをレシピに足さない
ベース・グネップが焦げつきそう フライパンの火の強さ 火を弱め、焦がさずに中まで火が通るまで混ぜ続ける
ココナッツのどの部分を使うかわからない 硬い殻か外皮か、白い身に付いた薄い褐色の表面か 使うのは薄い褐色の表面と白い身だけ。硬い殻や外皮は、砕いたり食べたりしない
次の具材の準備ができたのに、サンバルの前の具材が油に残っている フライパンには、1回に1種類の具材だけを入れる 前の具材をボウルに上げてから、次を入れる
合わせるときに、生肉用の道具が一番手近にある 調理済みの食品と生の野菜に使う道具 清潔な道具を使う。生肉用の道具を、調理済みの食品、ライムの葉、ココナッツに触れさせない
仕上がったラワールの味が足りない 塩は量が決まっていない 塩を少し足して、もう一度和える

ほかのラワールとの違い

ラワールには、ほかのレシピもあります。ただし、この記事のレシピには混ぜていません。それぞれ別のレシピが必要になるからです。

種類 紹介している資料 このレシピとの関係
ほかの肉のラワール Wil and Wayan's Bali Kitchen が、ラワールの幅広さに触れている この記事で使うのは、豚バラ肉、皮、レバーだけ
赤いラワールと白いラワール Indonesia Travel が、この区別を紹介している 文化的な背景としてだけ触れる。このレシピの呼び名ではない
ラワール・ナンカ(青パラミツのラワール) Budaya Bali が、別の例として挙げている 別のレシピなので、分量も手順も使っていない
血を使った赤いラワール(lawar merah) Journal of Ethnic Foods の Prastowo らの総説に載っている このレシピに血は入らない

Wayanのレシピは、ラワールをご飯と sayur urab と一緒に供することを勧めています。これらは付け合わせとして別に添え、材料としては扱いません。

ラワールをもう少し広い文脈で

Indonesia Travel は、ラワールをバリ島の料理として紹介し、地域による違いに触れています。Budaya Bali は、パラミツを中心にした別のレシピも成り立つことを示しています。Prastowo らによるインドネシアの内臓料理の総説には、lawar merah の項目があり、料理を共同で作る nglawar(ングラワール)にも触れています。Wayanのページは、mebat を、一緒に刻みながら話すことだと、自分の言葉で説明しています。

これらの資料から見えてくるのは、さまざまな形があり、多くの場合、共同作業と結びついている料理だということです。ただし、この豚肉とパラミツのレシピ自体の歴史を裏付けるものではありません。総説も、Wayanのレシピを試して確かめたものではありません。ラワールの起源や、宗教的・儀礼的な意味のすべてについても、この記事では何も断定していません。

よくある質問

青パラミツ2缶は、何グラムですか?

Wayanのレシピには缶の大きさも重さも書かれておらず、編集部でも推測していません。手に入る大きさの青パラミツを2缶使ってください。

kencur の代わりには何が使えますか?

同等のものは挙げていません。Wayanのレシピのコメント欄では、読者の1人が、kencur を「lesser galangal」と同じものとみなすことに異論を唱え、Kaempferia galanga や sand ginger に触れています。それに対するサイト側の返信は、店では kencur と呼んで尋ねること、ときに white ginger とも呼ばれることを述べています。これでは植物の正体が決まらないため、kencur という名前のままにしています。ほかのものを使う場合は、別のバージョンになると考えてください。

赤いラワールと同じものですか?

違います。Indonesia Travel は赤いラワールと白いラワールを区別していて、Prastowo らの総説は、血を使った lawar merah を挙げています。このレシピには血は入りません。それらの種類は、比較のために触れているだけです。

レバーは何分焼けばいいですか?

決まった時間は示していません。Wayanの手順は、グリドルかグリルで火が通るまで焼くとしていて、編集部は中心温度の確認を加えました。最も厚い一切れを測り、中心が75°C以上で1分以上保たれていることを確かめてください。表面に焼き色が付いていても、中心まで火が通った証拠にはなりません。

ライムの葉と白いココナッツは、なぜ生のままなのですか?

Wayanの手順は、これらを火を通さずに仕上げの混ぜたものに加えています。ここでは加熱するバージョンに変えず、その仕上げを守りました。そのうえで編集部が、葉を洗って乾かすこと、ココナッツの身を軽くすすぐことを加えています。これらは編集部が加えた取り扱いで、安全を保証するものではありません。豚肉、皮、レバー、パラミツは、いずれも火を通してから加えます。

ココナッツの「brown skin」とは、具体的に何のことですか?

Wayanの手順に、この語の定義はありません。編集部は、果肉側にある薄い褐色の表面と読んでいます。厚さ約0.2mmの種皮があるという Wikipedia の記述に沿った読み方です。これは編集部の解釈で、Wikipedia は種皮を食べても安全だとは述べていません。この解釈のもとでは、硬い殻と外皮は食べ物として使いません。

ご飯や sayur urab は、ラワールに混ぜますか?

混ぜません。Wayanのレシピは、これらを添えて供することを勧めているので、別に添えてください。この記事に、sayur urab の別のレシピはありません。

主な参考リンク

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