赤唐辛子とカレー粉、甘口しょうゆで炒めた山羊肉入りの炒め飯。揚げシャロットときゅうりの漬物を少し添えた一皿
🌍ジャンルインドネシア料理

ナシ・ゴレン・カンビンの作り方|山羊肉とカレー香るインドネシア風炒め飯

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 11

加熱済みの山羊肉を小さく切る

手順1: 加熱済みの山羊肉を小さく切る

加熱済みの食材専用の清潔なまな板で、中までしっかり火を通した煮た山羊肉100gを小さく切ります。ご飯のなかに均等に行き渡ります。

STEP 22 / 11

冷やしたご飯をほぐす

手順2: 冷やしたご飯をほぐす

冷蔵庫から出した冷たいご飯400gを、しゃもじで大きな塊からほぐします。ばらばらにしておくと、つぶさずに鍋のなかで均等に混ざります。

STEP 33 / 11

香味ペーストをすりつぶす

手順3: 香味ペーストをすりつぶす

赤唐辛子3本、シャロット5個、にんにく3かけ、しょうが1/2cm、terasi goreng小さじ1、塩小さじ1を、すり鉢か小型チョッパーでペースト状にします。青ねぎ1本は細かく切り、別にしておきます。

STEP 44 / 11

ペーストと青ねぎを炒める

手順4: ペーストと青ねぎを炒める

広いフライパンに油大さじ3を熱します。ペーストと切った青ねぎを入れ、混ぜながら、香りが立って火が通るまで炒めます。

STEP 55 / 11

山羊肉を合わせる

手順5: 山羊肉を合わせる

加熱済みの山羊肉を加え、どの肉片にもペーストがからむまで混ぜます。

STEP 66 / 11

ご飯を加える

手順6: ご飯を加える

ほぐしたご飯を、山羊肉とペーストの入った鍋に加えます。カレー粉とkecap manisは、そのすぐあとに入れます。

STEP 77 / 11

カレー粉を加える

手順7: カレー粉を加える

ご飯の上にカレー粉小さじ1をふります。

STEP 88 / 11

kecap manisを加える

手順8: kecap manisを加える

ご飯の上にkecap manis大さじ2を回しかけます。

STEP 99 / 11

火を強めて均一に混ぜ合わせる

手順9: 火を強めて均一に混ぜ合わせる

火を強め、ヘラでご飯、山羊肉、調味料が均一に混ざり、米粒がむらなく色づくまで混ぜます。ご飯も山羊肉も中まで湯気が立つほど熱くなる(74°C以上)まで続けたら、すぐに盛り付けます。

STEP 1010 / 11

盛ったご飯に揚げシャロットを散らす

手順10: 盛ったご飯に揚げシャロットを散らす

炒め飯を皿に分け、上に揚げシャロットを散らします。

STEP 1111 / 11

きゅうりの漬物を添えて出す

手順11: きゅうりの漬物を添えて出す

各皿に、別の小皿に盛ったきゅうりの漬物を添え、熱いうちに食べます。

0 / 0
Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

14品目

材料

冷やした白飯、加熱済みの山羊肉、赤唐辛子、シャロット、にんにく、しょうが、terasi、青ねぎ、カレー粉、甘口しょうゆ、油を並べた材料
鍋に入れる材料一式。揚げシャロットときゅうりの漬物は、盛り付け用に別にしてあります

山羊肉とご飯は先に調理し、始める時点で冷蔵庫から出した冷たい状態にしておきます。

材料 分量 代替・備考
冷たい白飯(nasi putih dingin) 400g 主役の穀物。炊いたあと素早く冷まし、冷蔵しておく
骨なしの山羊肉(daging kambing rebus)。中まで煮て加熱済みのもの 100g 小さく切ってペーストに混ぜる
食用油(minyak sayur) 大さじ3 ペーストと青ねぎを炒める
赤唐辛子(cabe merah) 3本 ペーストにすりつぶす。辛さと色
シャロット(bawang merah) 5個 ペーストにすりつぶす。甘みとコク
にんにく(bawang putih) 3かけ ペーストにすりつぶす
しょうが(jahe) 1/2cm ペーストにすりつぶす
炒めたえびペースト(terasi goreng) 小さじ1 ペーストにすりつぶす。旨みの深さ。えびを含む
塩(garam) 小さじ1 ペーストにすりつぶす
青ねぎ(daun bawang) 1本 細かく切り、ペーストと一緒に炒める
カレー粉(bumbu kari bubuk) 小さじ1 ご飯と一緒に加える。香り
甘口しょうゆ(kecap manis) 大さじ2 ご飯と一緒に加える。甘みと色
揚げシャロット(bawang merah goreng) 適量 盛り付けたご飯に散らす
きゅうりの漬物(acar timun) 適量 別の小皿に添える

terasi gorengは先に炒めてあるえびペーストで、甲殻類を含みます。市販品はどれも、アレルゲン表示を確認してください。kecap manisはインドネシアの濃くて甘いしょうゆで、トマトケチャップではありません。揚げシャロットときゅうりの漬物は、そのまま食べられる市販品を使い、表示に従ってください。

0 / 0

手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ナシ・ゴレン・カンビン:加熱済みの山羊肉と冷やしたご飯、赤い唐辛子ペースト

この鍋で仕上げるもの

出発点は、すでに加熱してある山羊肉と、安全に冷やしたご飯です。鍋で山羊肉とご飯に唐辛子とシャロットのペースト、カレー粉、甘口しょうゆを合わせ、全体を中までしっかり熱くします。

唐辛子、シャロット、にんにく、しょうが、そして炒めたえびペーストの赤いペーストが、細切りの青ねぎとともに油の中でじりじりと音を立てます。小さく切った加熱済みの山羊肉を入れるとペーストの色をまとい、続いてご飯が入ります。カレー粉をふり、黒く甘いkecap manis(ケチャップ・マニス)でつやを出すのが、この炒め飯の持ち味です。仕上げにカリッと揚げたシャロットをのせ、きゅうりの漬物を添えて食卓に出します。

この記事で紹介するのは、インドネシアの料理サイトdetikFoodが載せているナシ・ゴレン・カンビンです。Odilia WSによるレシピで、2024年6月19日に「特別な朝ごはんにぴったりの、辛くて満足感のある山羊肉の炒め飯」という趣旨のタイトルで公開されています。分量と調理の順序は、この3人分のレシピに沿っています。世界ごはん紀行編集部で、このレシピをキッチンで試作したわけではありません。

始める前に一つだけ。これは、生の山羊肉をご飯と一緒にさっと炒める料理ではありません。山羊肉はあらかじめ焼くか煮るかしてあり、ここでは別に煮て中までしっかり火を通した山羊肉を使います。ご飯も、先に炊いて冷やしておきます。そのため炒める作業そのものは短く済みますが、米と肉の冷却・再加熱のルールが大切になるので、専用の節を設けました。

名前と、この記事で作る版

Nasiはご飯、gorengは炒めた、kambingは山羊のことです。つまりナシ・ゴレン・カンビンは山羊肉の炒め飯で、このレシピでは山羊肉を使います。kambingは山羊であって、羊(ラム)ではありません。

detikFoodのページは、この料理の地域を「Jawa(ジャワ)」と表示しています。これはそのページが自分のレシピをそう分類しているということで、料理が一つの土地の出身であることや、ジャワに決まった唯一の配合があることを示すものではありません。ほかのインドネシアの料理人や出版物は山羊肉の炒め飯を別の作り方で作っています。それは後ろの節で紹介します。同じ国のほかの料理は、世界ごはん紀行のインドネシア料理からどうぞ。


道具

  • 包丁と、加熱済みの食材専用の清潔なまな板
  • しゃもじか大きなスプーン
  • すり鉢とすりこぎ、または小型のチョッパー
  • ご飯400gを返せる余裕のある広いフライパンか中華鍋
  • 平たいヘラ
  • 食品用温度計(最後の温度を確かめたい場合)
  • 盛り付ける皿と、漬物用の小皿

選び方と代用

山羊肉であって、羊ではありません。 別に煮て中まで火を通した骨なしの山羊肉を使います。焼いた山羊肉は、焼き色の風味が強く水分の少ない別バージョンです。羊は香りの違う別の肉なので、ここでは代用として勧めません。スパイスを使った煮込みやサテの肉も、味つけがこのレシピのバランスを変えてしまうので使わないでください。

冷たいご飯。 インドネシア語のnasi putih dinginは冷たい白飯という意味で、それだけでは「冷蔵した」とは言っていません。ここでは、後述の安全上の理由から、素早く冷まして冷蔵したご飯を使います。室温に置きっぱなしにしたご飯は代わりになりません。

terasi。 同席者に甲殻類アレルギーがある場合は、terasiを完全に省いてください。旨みの深さと香りは少し落ちます。同量の魚醤で置き換えることもしません。

唐辛子は赤唐辛子3本を使います。辛さを控えたい場合は、種を取るか本数を減らす変更案がありますが、風味は変わります。

ペーストに使うのは、小粒の赤いシャロットです。赤玉ねぎでは水分と刺激が強くなります。炒め飯には、玉ねぎの薄切りを別の材料として加えないでください。

kecap manisは銘柄によって甘さや濃度が違います。甘すぎると感じたら、普通のしょうゆと砂糖を試していない割合で混ぜるのではなく、次回は別のkecap manisを試してください。

きゅうりの漬物は、そのまま食べられるacar timunを添えます。にんじんや玉ねぎを含む製品もあります。ご飯に混ぜ込まず、別の小皿に盛ってください。

米と山羊肉の安全:素早く冷やし、中まで熱くして、すぐ出す

調理済みの米には注意が必要です

Bacillus cereus(セレウス菌)の芽胞は、加熱しても生き残ることがあります。冷却や保存が適切でなかった米は、もう一度炒めても安全にはなりません。

炒め飯は先に炊いたご飯に頼る料理なので、そのご飯をどう扱ったかが、炒め方と同じくらい大切です。次の一般ルールを守って調理してください。

  • ご飯は素早く冷ます。 炊けたら小分けにして、できるだけ早く冷まします。目安は、1時間以内に冷蔵庫へ入れることです。炊飯器、蒸し器、鍋に入れたまま冷まさないでください。
  • 冷蔵庫は4°C以下に保ちます。加熱済みの山羊肉も、浅い容器に入れて早めに冷蔵します。
  • 冷蔵したご飯は24時間以内に使い切る。 再加熱は1回だけです。
  • 中まで熱くする。 残り物は74°C以上に再加熱します。ご飯も山羊肉も中まで湯気が立つほど熱くし、すぐに出してください。鍋から湯気が立つことや表面の焼き色は、温度の証明になりません。確かめたいときは食品用温度計を使います。
  • 二つの時間制限を混同しないでください。傷みやすい食品は2時間以内(周囲が32°Cを超えるなら1時間以内)に冷蔵します。これは食品全般に対する上限であり、米を冷ます所要時間として勧めるものではありません。米については1時間以内という指針を目指してください。
  • 出どころの不確かなものは使いません。すでに再加熱されている持ち帰りのご飯や、保存の経緯がわからない肉は使わないでください。
  • 生の肉と、そのまま食べられる食品は分けます。まな板と器具は、生肉用とそのまま食べる食品用で別にしてください。

山羊肉を生から調理する場合は、この鍋に近づける前に完全に火を通します。短い炒め工程に生の山羊肉を加えることは、絶対にしません。山羊のステーキ、ロースト、チョップは中心温度63°Cまで加熱したあと3分休ませ、ひき肉は中心温度71°Cまで加熱します。

残ったときは。 冷やしたご飯を炒めることが、そのご飯にとっての1回きりの再加熱にあたります。食べる分だけ作ってすぐに出し、仕上がった炒め飯を保存して温め直すことは避けてください。


鍋の中のトラブルを直す

困りごと 考えられる原因 対処
ご飯がだまのまま 炒める前に塊をほぐしていなかった 冷たいご飯は、鍋に入れる前にしゃもじでしっかりほぐす
ご飯がべたつく、ぐずぐずになる 鍋が混み合っている、またはご飯が余分な水分を含んでいる より広い鍋を使い、返せる余裕を残して、必要なら何回かに分けて炒める
味がぼやける ペーストの炒めが足りない、または材料が違う可能性 分量を変える前に、ペーストを香りが立つまで炒めたか、terasi gorengとkecap manisを使ったかを確かめる
甘すぎる kecap manisは銘柄によって違う 次回は甘みの控えめなkecap manisを試す
辛すぎる 3本の唐辛子を種ごと使った 次回は種を取るか、本数を減らす。そのぶん風味は変わる
中まで熱くならない ご飯や山羊肉が冷たすぎた、または鍋が混み合っていた 中まで湯気が立つほど熱くなるまで混ぜ続ける。ご飯の保存が適切でなかった場合は、長く加熱して救おうとしない

アレンジ

ここで紹介するのは、基本のレシピを変えるアレンジです。

  • 煮た山羊肉ではなく、焼いた山羊肉で。 焼いた山羊肉も煮た山羊肉も使えます。焼いた肉は焼き色の風味が増え、水分が減ります。どちらでも、先に中まで火を通しておく必要があります。
  • 辛さを控える。 唐辛子の種を取るか、本数を減らします。
  • terasiなしで。 甲殻類アレルギーのときは完全に省きます。そのぶん軽く、旨みの少ない仕上がりになります。
  • キャベツやからし菜。任意で加える場合は適量を使います。この記事の版には入れていません。

ほかの山羊肉の炒め飯

ナシ・ゴレン・カンビンに、一つに決まった配合はありません。インドネシアのレシピ媒体Primarasaは、4人分でまったく違う作り方を紹介しています。山羊肉と山羊の脂、より多い唐辛子、青ねぎとキャベツを使い、肉を先に炒めたあと、香味ペースト、肉、ご飯を炒め、卵とempingのクラッカーを添えます。これは別のレシピで、その材料や分量は、このページの版には混ぜていません。

山羊肉の炒め飯のほかにも、インドネシアにはさまざまな料理があります。一般的なナシゴレンは鶏肉で作ることが多く、サテ・カンビンは山羊肉を串焼きにするまったく別の料理です。ミー・ゴレンは同じような炒め方を麺に応用し、ナシ・リウェットはご飯を炒めずに、味つけの素材と一緒に炊きます。

よくある質問

山羊肉の代わりに羊肉を使えますか?

kambingは山羊のことで、このレシピは山羊肉向けに書かれています。羊肉は香りも脂も違うので別の料理になってしまうため、ここでは代用として案内していません。

生の山羊肉をそのまま鍋に入れてもいいですか?

いいえ。このレシピは、すでに焼いたか煮た山羊肉を使います。炒める工程は短すぎて、生の肉に火を通せません。山羊肉は先に完全に調理し、すぐに使わないなら浅い容器に入れて素早く冷蔵し、それからこのレシピのために切ってください。

残りご飯を使えますか?

素早く冷まし、できれば1時間以内に冷蔵して、4°C以下に保ち、24時間以内に使うご飯だけです。室温に置いたご飯や、すでに再加熱された持ち帰りのご飯は使わないでください。ご飯を炒めることが、そのご飯の1回きりの再加熱にあたります。

terasiが食べられない、または手に入らない場合は?

省くこともできますが、そのぶん旨みと香りは弱くなります。同量の魚醤で置き換えるのはやめてください。terasiにはえびが含まれるので、甲殻類アレルギーの人がいるときは表示を確認してください。

kecap manisとは何ですか?

インドネシアの甘口しょうゆで、濃くて黒く、甘いものです。トマトケチャップではありません。普通のしょうゆでは、そのまま代わりになりません。

時間はどれくらいかかりますか?

detikFoodのレシピは、3人分で30分と記載しています。この数字が、ご飯と山羊肉を先に調理して冷やす時間まで含むかどうかは、はっきりしません。その時間は別に見込んでください。

主な参考リンク

レシピ一覧に戻る