食品用に編まれたカトゥパの袋と、開いた一つから見えるターメリック色の黄色いごはん
🍽️分量16個(4人分)
🌍ジャンル東ティモール料理

カトゥパの作り方|ヤシの葉の小さな袋で炊く、東ティモールのココナッツ・ターメリックごはん

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 22

ココナッツをおろす

手順1: ココナッツをおろす

成熟した茶色いココナッツの食用の果肉1個分を、器におろします。

STEP 22 / 22

ターメリックをおろす

手順2: ターメリックをおろす

生ターメリック約3cmを、別の小さな器におろします。

STEP 33 / 22

合わせて絞り、液とかすを両方取っておく

手順3: 合わせて絞り、液とかすを両方取っておく

おろしたココナッツとターメリックを清潔な布に入れ、器の上で絞ります。黄色い液は米に使うので取っておきます。絞りかすは別の器に分けて、鍋に使うまで取っておきます。捨てないでください。

STEP 44 / 22

にんにくの皮をむく

手順4: にんにくの皮をむく

小粒のにんにく4かけの薄皮をむきます。

STEP 55 / 22

にんにくを刻む

手順5: にんにくを刻む

皮をむいたにんにくを細かく刻みます。

STEP 66 / 22

赤玉ねぎの皮をむく

手順6: 赤玉ねぎの皮をむく

中サイズの赤玉ねぎ4個の皮をむきます。

STEP 77 / 22

赤玉ねぎを刻む

手順7: 赤玉ねぎを刻む

皮をむいた赤玉ねぎを細かく刻みます。

STEP 88 / 22

米を選り分ける

手順8: 米を選り分ける

米2½カップを浅い器に広げ、異物を取り除きます。

STEP 99 / 22

米を洗う

手順9: 米を洗う

米をきれいな水で洗います。

STEP 1010 / 22

水を切り、黄色い液・香味野菜・調味料を混ぜる

手順10: 水を切り、黄色い液・香味野菜・調味料を混ぜる

必要なら米の水を切ります。

水を切った米に、ココナッツとターメリックの黄色い液を注ぎます。

刻んだにんにくと赤玉ねぎを加えます。

塩大さじ1½とこしょう小さじ1を加えます。

全体をよく混ぜ合わせます。

STEP 1111 / 22

休ませる

手順11: 休ませる

味つけした米を20〜30分休ませます。

STEP 1212 / 22

袋を開く

手順12: 袋を開く

編み済みの空の袋を一つ、もとの編み目に沿ってそっと開きます。

STEP 1313 / 22

半分ほどまで詰める

手順13: 半分ほどまで詰める

味つけした米をスプーンで袋に入れ、半分ほどの量にします。それ以上は詰めません。

STEP 1414 / 22

もとの編みに沿って閉じる

手順14: もとの編みに沿って閉じる

もとの編み目に沿って葉の端を差し込み、袋を閉じます。12〜14を繰り返し、16個すべてを詰めます。

STEP 1515 / 22

鍋底に絞りかすを広げる

手順15: 鍋底に絞りかすを広げる

絞ったココナッツとターメリックのかすを、大きな鍋の底に広げます。

STEP 1616 / 22

袋を並べる

手順16: 袋を並べる

詰めた袋を、絞りかすの上に置きます。

STEP 1717 / 22

鍋に水を満たす

手順17: 鍋に水を満たす

鍋に水を注いで満たします。

STEP 1818 / 22

蓋をする

手順18: 蓋をする

鍋に蓋をします。

STEP 1919 / 22

中火で炊く

手順19: 中火で炊く

中火にかけて沸かし、蓋をしたまま40〜60分炊きます。

STEP 2020 / 22

袋を取り出して拭く

手順20: 袋を取り出して拭く

道具を使って、袋を鍋から取り出します。

袋の外側についたおろしココナッツを拭き取ります。

STEP 2121 / 22

平かごですばやく冷ます

手順21: 平かごですばやく冷ます

浅い平かごに、袋を間隔をあけて並べ、すばやく冷まします。

STEP 2222 / 22

同じ食事のうちに出す

手順22: 同じ食事のうちに出す

同じ食事のうちにカトゥパを出します。食卓で袋を開いて、中のごはんをいただきます。

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Ingredients

材料

材料表の分量16人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

9品目

材料

カトゥパの材料:ココナッツ、生ターメリック、にんにく、赤玉ねぎ、米、塩、こしょう、編み済みの袋
この作り方に使うもの一式。空の編み袋も用意しておきます

始める前に、ココナッツの食べられる白い果肉を取り出しておいてください。

材料 分量 代替・備考
成熟した茶色いココナッツ(食用の果肉) 1個 ターメリックと一緒におろして絞る。液は米に、絞りかすは鍋底に使う
生ターメリック 約3cm(指の長さの半分ほど) ココナッツとは別におろす。米を黄色く染める
小粒のにんにく 4かけ 皮をむいて細かく刻む
中サイズの赤玉ねぎ 4個 皮をむいて細かく刻む
米 2½カップ 異物を取り除き、洗って、必要なら水を切る
塩 大さじ1½ 生米に混ぜる
こしょう 小さじ1 生米に混ぜる
米を洗う水 適量 米を洗うのに使う
鍋に入れる水 適量 袋のまわりを満たす分
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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

カトゥパ:小さな葉のかごに詰めた、黄色いごはん

この作り方の特徴

ココナッツとターメリックをおろして絞り、黄色い液は米に、絞りかすは鍋底に使います。どちらも使い切り、捨てるものはありません。

細く裂いた若いココヤシの葉で編んだ小さな袋が、鍋の水の中に並んでいます。袋の中の生米は、生のターメリックとココナッツで黄色く染まり、詰めてあるのは半分ほど。鍋から上げて開くと、米は袋いっぱいにふくらみ、ぎゅっと詰まった金色のかたまりになっています。これが東ティモールのごはん料理、カトゥパです。

カトゥパは東ティモールでも作り方がひとつではありません。この記事が取り上げるのは、オーストラリア国際農業研究センター(ACIAR)の料理書『Cooking fish and seafood in Timor-Leste』に載っている、ビケケ(Viqueque)自治体で著者の家族がふだん作る一型です。分量・順序・時間はすべてこの型のもので、ほかの作り方と混ぜていません。

この作り方は、すでに編まれた袋を使うところから始まります。生の葉から袋を編む方法は扱いません。編み方を知りたい方は、ACIARの書籍に編み方の別の章があります。

台所では未試作

このレシピは、世界ごはん紀行の台所では試作していません。16個・4人分という収量は書籍に載っている数字で、実測した結果ではありません。写真は各動作の雰囲気を示すもので、分量・時間・温度・食品の安全性を保証するものではありません。

カトゥパとは:作り方がいくつもあるごはん

東ティモール政府観光局の公式サイトは、カトゥパを、祝いの席でよく出される米団子と簡潔に紹介しています。ページの記述はこれだけで、レシピは載っていません。

東ティモールの執筆者らとともにつくられたACIARの料理書は、国内にカトゥパの作り方がいくつかあることを記したうえで、そのひとつであるビケケの家庭の型を紹介しています。この記事の材料と手順は、すべてこの型にもとづいています。

カトゥパは、東ティモールの人々とともに海を渡ることもあります。2012年、ブラジルの大学UNILABの広報室は、キャンパスの催しで東ティモール出身の学生たちが、祝いの機会に自国の料理のひとつとしてカトゥパを紹介したと伝えました。これは一つの大学での一度の催しの報告で、各家庭の祝い方を示すものではありません。

添えるものについては、ACIARの書籍が焼き魚とaimanas(唐辛子の薬味)を一緒に出すことを提案し、East Timor Guideの料理ガイドも同じ組み合わせを紹介しています。あくまで食卓での提案で、この記事ではそのレシピは扱いません。

この作り方ならではの点

ココナッツとターメリックを二度使います。 一緒におろして布で絞ると、米に味と色をつける黄色い液が取れます。絞りかすは捨てずに鍋底に広げ、詰めた袋をその上に置いてから水を入れます。

袋は半分ほどしか詰めません。 生米を、刻んだにんにくと赤玉ねぎ、塩、こしょうと一緒に編み袋へ入れ、中にたっぷり余裕を残して閉じます。

油もだしも足しません。 この型にはココナッツミルクも油もスープも出てきません。味のもとは、生のココナッツとターメリック、香味野菜、塩とこしょうです。

道具

  • 食品用に準備された、若いココヤシの葉で編み済みの空の袋(16個)
  • おろし器
  • ココナッツとターメリックをそれぞれおろす2つの器と、絞った液と絞りかすを分ける器
  • 絞るための清潔な布
  • まな板と包丁
  • 米を選り分ける浅い器とざる
  • 大きな混ぜ用ボウルとスプーン
  • 蓋つきの大きな鍋
  • 袋を鍋から取り出す道具
  • 袋を拭く清潔な布
  • 冷ますための浅い平かご

選び方と代用

袋について

若いココヤシの葉で編まれ、食品用として販売・準備された袋を使ってください。食品に触れてよい用途かを確かめ、詰める前の準備は供給元の指示に従います。由来のわからない葉や観葉植物の葉、ろう紙、木綿の袋は、伝統的な代わりにはならないので使わないでください。

紙袋やバナナの葉で包んだごはんは、編んだカトゥパの袋とは別のものです。この記事では代用品として扱いません。食品用の編み袋が手に入らない場合、この作り方はそのとおりには作れません。

うまくいかないとき

この作り方は試作しておらず、炊き上がりの細かい確認方法も示されていません。そのため、以下の対処は作り方そのものに書かれている範囲にとどめています。

状況 対処
袋に半分以上詰めてしまった 閉じる前に、半分ほどになるまでスプーンで米を戻す。半分ほど詰めるのはこの作り方の一部
袋がうまく閉じない もとの編み目に沿って、葉の端をもう一度差し込む。ひも、ほかの葉、紙、布で代用しない
炊き上がりの見極めに迷う 中火で40〜60分の範囲を守る。この型には確かめられた見た目の目安がないので、ここでも示さない
絞りかすを捨てたくなる 取っておく。袋の下に敷いて使う
残して取っておきたい この型では保存と温め直しは扱っていない。同じ食事のうちに出すことを前提にする

よくある質問

カップの大きさや米の種類は?

この型では、カップの容量も米の品種も指定されていません。米2½カップは、ふだん使っているカップで量ってください。塩とこしょうは記載の量のままにします。グラムなどへの換算は、ここでは示しません。

バナナの葉や紙袋で包んでもよい?

それはまた別の料理で、編み袋に詰めるカトゥパではありません。この記事ではそれらの包みを同等のものとは扱いません。由来のわからない葉や観葉植物の葉、ろう紙、木綿の袋も同じです。食品用の編んだヤシ葉の袋を使い、供給元の食品接触の情報と準備の指示を確かめてください。

袋を自分で編むには?

この記事では編み方を教えません。すでに編まれた袋を使うところから始めます。編み方を知りたい方は、ACIARの料理書『Cooking fish and seafood in Timor-Leste』に編み方の別の章があります。

炊いたカトゥパはどのくらい持ちますか?

この型には、保存期間、室温に置く目安、温め直しの方法が書かれていません。平かごですばやく冷まし、同じ食事のうちに出してください。

絞りかすを取っておくのはなぜ?

この型では、鍋底に絞りかすを広げ、その上に詰めた袋を置いてから水を入れます。液は米の味つけに、かすは鍋の中で使います。

何を添えればよいですか?

ACIARの書籍は焼き魚とaimanasを挙げ、East Timor Guideも似た組み合わせを紹介しています。どちらも任意で、この記事にそのレシピはありません。

主な参考リンク

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