揚げなす、セロリ、グリーンオリーブ、ケイパーを甘酢のトマトソースでまとめたカポナータ
🔪下準備20分
🔥調理40分
🌍料理イタリア料理・シチリア料理

カポナータの作り方|揚げなすを甘酢でまとめるシチリアの味

約20分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 6

野菜を切り、漬け汁を切る

手順1: 野菜を切り、漬け汁を切る

作業は約15分です。なすは皮付きのまま2.5cm角に、玉ねぎは5mmの薄切りにします。セロリは筋を除いて5mm幅に、トマトは2cm角に切ります。オリーブは半分に切り、ケイパーは漬け汁を切ります。塩漬けのケイパーを使うときは、製品の表示に従った塩抜きを先に済ませておきましょう。なすの表面はペーパーで水気を拭き取ります。切ったなすを水にさらす工程はありません。へたや筋を除いてから分量を量ってください。なすの角切りが小さすぎると、仕上げで崩れやすくなります。

STEP 22 / 6

なすを少量ずつ揚げる

手順2: なすを少量ずつ揚げる

深さのある小鍋に揚げ油を約300ml入れます。深さ2cm程度、鍋の半分以下が目安です。中火にかけ、油温170〜180℃にします。なすは3回ほどに分けて、1回につき4〜5分を目安に、ときどき返しながら揚げます。全量を一度に入れてはいけません。表面が薄いきつね色になり、角がわずかに丸くなって、箸で軽く押すと中心まで柔らかければ揚がりです。色だけで決めず、中の柔らかさも確かめてください。網かペーパーに広げて油を切ります。油温が下がったら、次の分を入れる前に元の温度に戻します。強火のまま放置するのは避けましょう。

STEP 33 / 6

玉ねぎとセロリを炒める

手順3: 玉ねぎとセロリを炒める

別のフライパンにオリーブオイル30gを入れ、中弱火で玉ねぎを5分炒めます。透き通ってつやが出て、縁が淡く色づくまでが目安です。続けてセロリを加え、中弱火で3分炒めます。しんなりし始めても、歯応えは残っている段階です。焦げ色が急に濃くなってきたら、火を弱めてください。真っ黒になった部分を水で溶かして全体へ混ぜ込むのはやめましょう。なすはまだ加えません。揚げなすを長くかき混ぜると、形が崩れてしまいます。

STEP 44 / 6

トマトと瓶詰め食材を煮る

手順4: トマトと瓶詰め食材を煮る

トマト200g、オリーブ80g、ケイパー20g、水30mlを加えます。中火でふつふつしてきたら弱火にし、蓋をして12〜15分煮ます。途中で1〜2回混ぜてください。トマトが崩れ、セロリが噛める柔らかさになれば、ちょうどよい状態です。水分が多ければ、蓋を外して弱めの中火でさらに2〜3分煮ます。焦げそうなら水15mlを足します。へらで底をなぞったとき、一瞬底が見えて、すぐには水がどっと流れ込まない程度のとろみを目指しましょう。

STEP 55 / 6

甘酢を加えてなすを合わせる

手順5: 甘酢を加えてなすを合わせる

白ワインビネガー30ml、砂糖20g、トマトペースト15gを小さな器で混ぜ、ソースに加えます。日本の酢を使うなら、最初は20mlにします。蓋をせずに中火で2〜3分加熱し、泡が立って砂糖が溶け、酢の強く刺すような匂いが和らぐまで待ちます。酸味を全部飛ばすわけではありません。なすは火を止めてからです。揚げなすとバジル3gを入れ、へらで下から2〜3回返して、ソースをまとわせます。なすをつぶさず、表面にソースが付いていればよい状態です。少量を取って冷ましてから味見し、塩は0〜1gの範囲で加えます。甘さや酸味の追加は味見のあとにしてください。熱い直後に酢や砂糖をまとめて足すのは禁物です。

STEP 66 / 6

浅い容器へ移して冷蔵する

手順6: 浅い容器へ移して冷蔵する

仕上げの作業は約5分です。清潔で浅い耐熱容器2個に薄く分け、速やかに冷蔵庫へ移します。完全に冷めるまで大鍋のまま室温に置いておくのはやめましょう。冷蔵庫は4℃以下にします。調理を終えてから、常温に置く時間は累計2時間以内、気温が32℃を超えるときは1時間以内に冷蔵してください。冷蔵で約60分を目安に味をなじませますが、中心まで十分に冷えていなければ、冷蔵を続けます。60分は安全に冷えたことの保証ではありません。食べる分だけ清潔なスプーンで取り分けます。バジルを飾るなら、材料の3gから取り置いた分を使い、残りは冷蔵庫に戻しておきます。

油っぽさが気になるときは、まず温度と量を見直します。なすは少量ずつ揚げ、次の分を入れる前に油温を戻しましょう。油をむやみに継ぎ足して吸わせないことです。ソースの表面に油が浮いているなら、なすを合わせる前に表面から少量すくい取ります。水っぽさを油の追加で直すのはやめましょう。

柔らかいなすの角を残すには、ソースを煮詰めている間、なすを別に置いておき、火を止めてから合わせます。なすを入れたあとは、へらで底から返すようにして、細かくかき回さないでください。いったん崩れたなすを長く煮ても、角は戻りません。

揚げ油には十分注意してください。水気を拭いたなすを少量ずつ入れ、濡れた器具や水を高温の油に入れてはいけません。揚げている間は鍋から離れないでください。油が発煙したら、すぐに加熱を止めます。調理後の油は冷めてから扱いましょう。また、甘酢が入っていても、常温で保存できる食品ではありません。調理後は冷蔵の条件を守ってください。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

準備

買い出しの前に

日本の台所でそろえやすいよう、家庭向けに調整した配合です。なすは可食部500gで、へたを除いた重量を量ります。セロリ150gも、筋を除いた重量です。なすの数やセロリの本数で量を決めず、必ずはかりで量ってください。なすは皮を残します。揚げ用には深さのある20cm程度の鍋、ソース用には26cm程度のフライパンを使います。普通の鍋とフライパンで間に合います。

なす、セロリ、玉ねぎ、トマト、グリーンオリーブ、ケイパー、酢、砂糖、油を並べた材料
なすとセロリを別々に扱い、甘酢は最後に合わせる
7品目

野菜と香り

材料 分量 代替・備考
なす 500g へたを除いた重量。日本の長なす・千両なす、米なすでも同重量
セロリ 150g 葉柄部分。筋を除く。葉だけで置き換えない
玉ねぎ 150g 5mm程度の薄切り
完熟トマト 200g 2cm角。無塩カットトマト缶200gでも可。煮詰め具合を調整
グリーンオリーブ(種なし) 80g 汁を切って計量。塩水漬け、具なしを基本にする
ケイパー 20g 酢漬けは汁を切る。塩漬けは製品表示に従い塩抜きして計量
バジル 3g 大きな葉なら手でちぎる。仕上げ用
7品目

甘酢と油

材料 分量 代替・備考
白ワインビネガー 30ml 酸度を表示で確認。穀物酢・米酢はまず20mlから、残り10mlは調整用
砂糖 20g 上白糖など。甘酢の基本量
トマトペースト 15g 無塩タイプ。なければ入れずにトマトを250gに増量して煮詰める
オリーブオイル 30g ソース用。揚げ油と別に量る
揚げ油 約300ml 深さのある小鍋で2cm程度になる目安。鍋の深さの半分以下。油の全量は食べない
塩 0〜1g ケイパーとオリーブの塩気を確認して最後に加える。使い切らなくてよい
水 30ml ソースの焦げ付き防止。追加補正は1回15mlずつ

ケイパーは、酢漬けと塩漬けを区別して選びます。酢漬けは汁を切り、塩漬けは表示に従って塩抜きしてから量ります。漬け汁はソースに入れないでください。酢漬けの汁を甘酢用の30mlの代わりに量ると、酢と塩の量が変わってしまうからです。通販で探すなら、一般名の「ケイパー」で検索する価値があります。

コツ

穀物酢や米酢で代用するときは、20mlから始めます。ソースを仕上げてから、5mlずつ足して、最大30mlを目安にしてください。酢の香りや酸度は製品によって違い、白ワインビネガーと同じ香りになるわけではありません。最初から酢を増やすより、煮詰めたあとに少しずつ補うほうが失敗しません。

注意

野菜とバジルは、切る前に流水で洗います。器具は清潔なものを使い、生肉・生魚用のまな板とは分けてください。基本配合には乳・卵・小麦・ナッツを加えませんが、瓶詰めの具材や調味料のアレルゲン表示は確認しましょう。パンを添えると小麦などが加わり、木の実のアレンジではナッツ類が加わります。ご自身が避ける必要のある食物アレルゲンに合わせて、材料を選んでください。

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栄養情報 1人分の目安
258kcal
エネルギー
2.5g
タンパク質
20.5g
脂質
19.8g
炭水化物
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
Shop the pantry

材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

油から引き上げたばかりの、角の立った揚げなす。赤いトマトとグリーンオリーブが入った鍋からは、酢を加えた湯気が立ちのぼります。

カポナータ(Caponata)は、シチリアの甘酸っぱい野菜料理です。揚げなす、セロリ、玉ねぎ、トマト、オリーブ、ケイパーを一つの鍋で組み合わせます。トマトだけをことこと煮る料理とは工程が違い、味の中心は甘酢にあります。なすは煮るのではなく油で柔らかくしてから合わせるので、揚げなすと甘酢が出会う瞬間がこの料理の見せ場です。

熱い鍋で仕上げた料理は、冷たい前菜として食べるのが定番です。食べる分を取り出してすぐの温度でも楽しめますが、長く常温に置いておくのは勧められません。この記事のレシピは4人分で、パンにのせても、魚や肉の付け合わせにしてもおいしく食べられます。日本のなすと瓶詰めのケイパーで再現できます。なすは別に揚げるのがこの料理の要で、下ごしらえ20分、加熱40分、冷蔵で味をなじませる目安60分、合計約2時間かかります。冷やす時間は、容器や冷蔵庫の状態で変わります。

シチリアの食卓では、甘さと酸っぱさが一皿になる

シチリアの夏の食卓で親しまれている料理です。なすの濃い紫、トマトの赤、オリーブの緑が一皿に入ります。甘酸っぱい野菜の前菜として小皿に少量ずつ盛ったり、パンを添えたり、焼いた肉や魚の隣に置いたりして食べます。この記事で紹介する家庭向けの基本配合には、肉・魚・乳を入れません。ただし、どの地域・どの店のカポナータも動物性食材を使わない、というわけではありません。

おもしろいのは、なすとセロリが同じ柔らかさにならないところです。なすは別に揚げてからソースに合わせるので、角の形を残したまま柔らかくなります。セロリは5mm幅に切って、玉ねぎとトマトのソースで火を通すため、なすより歯応えが残ります。なすの柔らかさとセロリの歯応えの対比が、食べ進めても飽きさせません。味つけでは、オリーブとケイパーの塩気を先に生かし、仕上げの塩は0〜1gにとどめます。甘さを砂糖だけで強くしないのも大事な点です。

名前の由来には、魚にまつわる説があります。Visit Sicilyは、シチリアの一部でシイラを意味するcaponeが語源だと紹介しています。貴族が食べていた甘酢の魚料理を、庶民がなすで置き換えたのがはじまりだという説です。ただし、あくまで語源についての紹介で、誰がいつ考案したかまで分かる確定した史実ではありません。そう受け止めておくと、いまの野菜料理としてのカポナータを味わうときに、気持ちよく鍋に戻ってこられます。

豆知識

GialloZafferanoは、capone説のほかに、酒場を指すラテン語cauponaに結び付ける説も紹介しています。名前の由来には複数説あり、どれか一つに決めきれません。

地域が変わると、ピーマンや木の実が加わる

島の別の街へ移ると、皿の中身も変わります。ここで挙げるのはVisit Sicilyの地域紹介に基づく代表例で、その街のどの家庭でも同じ配合というわけではありません。一つの街にも家庭差があることを前提に読んでください。

パレルモはシンプルな形で、カターニアでは赤・黄のピーマンを使います。一部の地域の形には、にんにくやじゃがいもも入ります。トラーパニではピーマンと煎ったアーモンドを合わせますが、ナッツは島の全配合に欠かせないものではありません。

地域 紹介される材料の違い 日本で試すときの考え方
パレルモ 比較的シンプルな野菜の組み合わせ なす、セロリ、甘酢の基本を先に作る
カターニア 赤・黄のピーマン。一部ではにんにくやじゃがいも 彩りを加えるならパプリカを別に炒める
トラーパニ ピーマン、酢、煎ったアーモンド 木の実は食べる前に加えると食感を残しやすい
アグリジェント 焼いたピーマン、蜂蜜、にんにく、唐辛子、木の実、干しぶどうなど 甘い材料を増やすときは砂糖を減らす

だからといって、同じ鍋に地域の材料を全部入れる必要はありません。この記事の基本レシピは、木の実も干しぶどうもピーマンも入れない形です。まず、なすとセロリの食感、ケイパーの塩気、酢と砂糖の組み合わせを楽しんでください。追加する材料は一種類からにします。蜂蜜や干しぶどうを入れれば甘さが増し、木の実を入れれば歯応えが増します。どの組み合わせも、地域名を冠した唯一の正統配合ではありません。

豆知識

agrodolce(アグロドルチェ)は「甘酸っぱい」という意味の言葉で、料理では酢と砂糖などを組み合わせた味つけを指します。カポナータでは、酢を最後のソースの段階で加え、なすを長く煮込まないようにします。全地域に共通する一律の比率はありません。


酸っぱさ、油っぽさ、崩れたなすの直し方

甘酢は熱い鍋の中だと香りが強く感じられます。味見は少し冷ましてからにしましょう。酸味が強ければ、なすを入れる前のソースに砂糖を2gずつ混ぜ、中火で30〜60秒溶かします。追加の合計は6gが上限の目安です。なすを合わせたあとなら、煮たトマトを少し添えるなど、食べ方で和らげます。酸味を消そうと長く煮ると、なすが崩れてしまいます。

困った状態 起こりやすい原因 戻し方・次回の工夫
ソースが水っぽい トマトの水分が多い、蓋をしたまま仕上げた なすを入れる前に蓋を外し、弱めの中火で2〜3分ずつ煮詰める
なすが油っぽい 一度に揚げすぎ、油温低下、油切り不足 網に広げて油を切る。次回は少量ずつ揚げ、油温を戻す
塩辛い オリーブ・ケイパーの塩分と追加塩が重なった 追加塩を止める。無塩の煮た野菜やパンを合わせる
酢の刺激が強い ソースの加熱が短い、酢を一度に増やした なすを入れる前なら中火で30〜60秒ずつ追加加熱し味見
なすが崩れる 小さく切りすぎ、加えた後も煮続けた 元の形には戻らない。パンにのせて食べ、次回は2.5cm角で最後に合わせる

塩辛いときに酢や砂糖を大量に足しても、塩は減りません。薄味の野菜を別に煮て合わせるか、パンや塩気のない主菜と少しずつ食べてください。塩は最後に少量ずつ加えるのが鉄則です。油っぽいと感じて酢を足すと、甘酢の比率も崩れます。先に油の切り方を見直しましょう。焦げた香りが全体に移ったときも、調味料で隠そうとせず、焦げた部分を混ぜ込まないようにします。

パンにのせる日と、野菜を増やす日

小皿のカポナータと薄切りの田舎パンを並べたシチリア風の食卓
冷蔵から食べる分を取り出し、パンと少量ずつ楽しむ

カポナータを大盛りにするより、小皿に少し取り、パンと一緒に楽しむほうがこの料理らしい食べ方です。焼いた魚や肉の隣に添える食べ方もあります。温かいパンに冷たいカポナータをのせると、食感の違いが引き立ちます。パンに少量ずつのせて食べてみてください。パンは材料表とは別に用意します。日本のごはんに添えるのは、家庭での応用です。シチリアの伝統的な食べ方として紹介しているわけではありません。

基本の味に慣れたら、材料を足してみるのもよいでしょう。次の表は基本の4人分に加える家庭向けの応用量で、地域固有の正統配合ではありません。パプリカは別に火を通し、干しぶどうを入れるなら砂糖を減らします。木の実は焦がさず、アレルゲン表示も確認してください。甘い材料を足したら砂糖を減らすことを覚えておきましょう。複数の変更を一度に行わず、基本の甘酢との違いを確かめながら進めます。

アレンジ 基本4人分からの変更 食感・味の変化
パプリカ入り 赤か黄のパプリカ100gを2cm角にし、ソース用の油から5gを取り分け、中火で5〜6分炒めて工程4へ 彩りと野菜の甘さが加わる
アーモンド入り 無塩アーモンド15gを粗く刻み、弱火で2〜3分煎り、食べる直前に加える 香ばしさと歯応え。焦がさない
干しぶどう入り 干しぶどう15gを水30mlに10分浸して汁を切り工程4へ。砂糖は10gに減らす 果実の甘さが加わる
辛味を少し加える 赤唐辛子1/4本の種を除き、工程3の玉ねぎと炒め、仕上げに取り出す 後味に辛さ。子ども用は省く
オーブンでなすを焼く 揚げ油を使わず、なす500gを追加のオリーブオイル30gと和え、予熱220℃で25〜30分、途中一度返す 別揚げより焼き味が強い家庭向けの応用。中心の柔らかさも確認

次の一皿に興味が湧いたら、別の土地の野菜料理へ寄り道してみてはいかがでしょう。トマトと酢を加熱せずにパンと和えるパンツァネッラは、なすを揚げるカポナータとは対照的なトスカーナの料理で、パンと生野菜の食感を楽しめます。温かいソースに野菜を浸すバーニャカウダは、冷たい前菜とは違うピエモンテの食卓へつながっています。

保存とよくある質問

カポナータは、冷蔵庫で味をなじませる料理です。翌日のおいしさを楽しめるのは、安全に冷やして4℃以下で保存していればこそです。調理後はすみやかに浅く分けて冷蔵し、家庭では2日以内を目安に食べ切ってください。ただし、2日なら安全だと保証するものではありません。冷蔵4℃以下を守り、清潔な器具で食べる分だけ取り出します。甘酢が濃いからといって、日持ちが延びるわけではありません。

注意

常温に置いた時間が累計2時間を超えたもの、32℃を超える環境で1時間を超えたものは避けてください。安全な保存条件を外れたものは食べないでください。匂いや見た目だけで安全性を判断することもできません。食べる前に長く室温へ戻す必要もありません。食べる分だけ取り出すようにしましょう。

冷たいまま食べてもよいですか?

冷蔵庫から出した冷たい状態のまま食べられます。パンは温かくても構いません。室温に近い食感が好みの場合も、一度に食べる分だけを取り分けて、すぐに食卓へ出してください。大皿を数時間置いておくのはやめましょう。

冷凍してもよいですか?

家庭で冷凍するなら、調理した当日に、安全に冷やしてから小分けにして密閉し、-18℃以下の冷凍庫に入れます。品質の目安は2週間以内で、これは編集部の保守的な目安です。解凍は冷蔵庫で行い、食べる分を早めに食べ切ってください。室温での解凍はしません。なすやセロリが柔らかくなり、水分が出やすくなるので、初回は少量だけ冷凍してみましょう。食感は保証できません。

ケイパーがない場合は?

ケイパーは基本配合の材料です。初回は用意しておくと、この料理の組み合わせを確かめやすくなります。手に入らない場合は省き、オリーブを80gから100gに増やすのが家庭での応用です。ただし、ケイパー独特の香りは再現できません。ピクルスを刻んで同量加えると、別の香りと酸味になるので、同じ味とは言えません。追加の塩は、最後に味見をして決めます。

なすを塩もみしてから揚げますか?

現地の紹介には、塩をふって1時間置く手順も、そのまま切って揚げる手順もあります。塩処理を全配合の必須とは考えません。この記事の家庭向け工程は、切って水気を拭き、すぐ揚げる流れです。別の塩処理を加えるなら、塩を洗い落とし、必ず十分に水気を取ってください。洗ったあとの濡れたなすを油に入れてはいけません。保存の話や塩抜きの話とは別のことです。

栄養情報の数字はどこまで目安になりますか?

掲載している栄養値は、4人分の全量での概算です。なす500g、セロリ150g、玉ねぎ150g、トマト200g、オリーブ80g、トマトペースト15g、砂糖20g、摂取油70gで算定しました。摂取油は、炒め油30gと、揚げなすへの吸収40gという仮定で、実際に調理して測った値ではありません。揚げ油300ml全量は含みません。オリーブは食品成分表のスタッフドオリーブで近似しています。ケイパー、酢、バジルの少量の成分、パン、アレンジは対象外です。4等分すると1人分で約260kcal、たんぱく質約2.5g、脂質約21g、炭水化物約20gです。揚げ油の吸収量で変わるほか、使う製品によっても違うため、精密な栄養管理には使わないでください。

主な参考リンク

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