炒り米で軽いとろみをつけたサムロー・コルコとジャスミンライスの食卓
🔪下準備45分
🔥調理45分
🍽️分量4
🌍料理カンボジア料理・クメール料理

サムロー・コルコの作り方|カンボジアの野菜煮込み

約19分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 7

米を炒って粗く砕く

所要時間8分

手順1: 米を炒って粗く砕く

火加減は中火。フライパンに生米45gを油なしで広げ、木べらで絶えず動かします。5分ほどで粒の表面が薄い茶色になり、乾いた香ばしさが立ちます。数粒が小さく跳ねる程度で火を止め、皿へ広げて3分冷まします。すり鉢や厚手の袋で、粉末にせず、1〜2mmの粒が残る粗さまで砕きます。白い粉のまま、または黒くなるまで炒ると、鍋の香りと苦みが崩れます。

STEP 22 / 7

クルーンを搗いて香味をそろえる

所要時間12分

手順2: クルーンを搗いて香味をそろえる

火は使わず、室温で作業します。レモングラスは白い部分を薄切りにし、ガランガルとターメリックも2mm厚に切ります。にんにく、エシャロット、こぶみかんの葉、種を抜いた唐辛子を加え、すり鉢で硬い材料から叩きます。粒が大きいままだと鍋の油で焦げやすいため、10〜12分かけて、繊維は少し残るものの、指で押すとまとまり、香りが立つ黄色いペースト状にします。フードプロセッサーを使うなら水を足さず、短く回して側面を落とします。

STEP 33 / 7

プラホックと野菜を整える

所要時間15分

手順3: プラホックと野菜を整える

火加減はなし。プラホックを水80mlで溶き、骨や大きな固形物があれば細かいざるでこします。青いパパイヤは1.5cm、かぼちゃとなすは3cm、いんげんは4cmに切り、若いジャックフルーツは食べやすい大きさに裂きます。葉野菜は洗って水気を切り、豚肉は最後に3cm角へ切ります。野菜、肉、葉野菜の皿を分けて置くと、鍋へ入れる順番が乱れません。

STEP 44 / 7

クルーン、プラホック、豚肉を炒める

所要時間10分

手順4: クルーン、プラホック、豚肉を炒める

火加減は中火から弱めの中火。鍋に油30mlを温め、クルーンを入れて2〜3分炒めます。ペーストの水分が抜け、鍋底に黄色い油がにじんだら、溶いたプラホックを加えます。香りが立つまで1分炒め、豚肉を加えて5〜6分、表面の赤みがなくなるまで返します。焦げそうなら火を弱め、水を大さじ1だけ足します。煮込みへ移す前に、豚肉の中心まで75℃で1分以上加熱できる見込みを作ります。

STEP 55 / 7

固い野菜から煮る

所要時間22分

手順5: 固い野菜から煮る

火加減は中火で沸かし、煮立ったら弱火。水または薄いだし900mlを注ぎ、青いパパイヤ、若いジャックフルーツ、かぼちゃを入れます。鍋肌が静かに揺れる程度で12〜15分煮ます。大根を使う場合も、中心へ箸が少し入るところまで先に火を通します。なすといんげんを加えて8分煮て、かぼちゃの角が残り、なすの皮がくすんだ紫へ変わったところで次へ進みます。強火で煮立て続けると、かぼちゃが汁へ溶けてしまいます。

STEP 66 / 7

炒り米と葉野菜を加える

所要時間5分

手順6: 炒り米と葉野菜を加える

火加減は弱火。炒り米45gを少しずつ振り入れ、木べらで鍋底をなぞります。3〜5分静かに煮ると、汁が白く濁り、スプーンの背に薄く残る濃さになります。重すぎる時は熱湯を30mlずつ足し、さらさらしすぎる時は1分ずつ煮て確認します。最後にモリンガや小松菜を加え、葉がしんなりする1〜2分で火を止めます。煮込みすぎると、炒り米の香りと葉の青さがどちらも弱くなります。

STEP 77 / 7

味を整えてごはんに添える

所要時間5分

手順7: 味を整えてごはんに添える

火加減は弱火で調整後、火を止めます。魚醤20ml、砂糖10gを入れて混ぜ、1分置いてから味を見ます。塩気が足りなければ魚醤を5mlずつ足し、酸味や辛味を加える前に、プラホックの発酵香、野菜の甘み、炒り米の香ばしさが順に感じられる状態を作ります。煮汁がごはんへ流れすぎず、具材の表面に薄く絡む濃さなら完成です。温かいジャスミンライスを別皿に盛り、鍋から具材と汁をよそいます。

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Ingredients

材料を分けて見る

準備

買い出しの前に

野菜はすべて本場の指定品でそろえる必要はありません。味の軸になる材料と、鍋の中で食感をつくる材料を分けて考えます。レモングラス、ガランガル、こぶみかんの葉は香りの役割が重なるため、三つのうち一つだけを大量にして埋め合わせないでください。

サムロー・コルコの材料を役割別に分け、香味野菜、発酵魚、肉、野菜を準備した様子
香味、発酵調味料、肉、硬い野菜、葉野菜を別々に準備する
8品目

炒り米とクルーン

材料 分量 代替・備考
生米(ジャスミンライスまたは長粒米) 45g 炒って粗く砕き、炒り米粉にする。日本米でも作れるが、香りと粒立ちは弱くなる
レモングラス 2本(白い部分・約35g) 冷凍品でもよい。硬い外皮を外して薄切りにする
ガランガル 15g 生姜20gで代用できるが、甘い辛さに寄る
生ターメリック 10g ターメリックパウダー3gでもよい。色が強いため入れすぎない
にんにく 3片(約15g) 芯が大きければ外す
エシャロットまたは紫玉ねぎ 60g 玉ねぎなら薄切りにしてから搗く
こぶみかんの葉 2枚 冷凍品を解凍する。なければレモンの皮1gで香りを補う
乾燥赤唐辛子 1本(約1g) 辛さを控えるなら省く。種を抜くと辛味が穏やかになる
7品目

肉と発酵調味料

材料 分量 代替・備考
豚肩ロースまたは豚もも肉 350g 3cm角。鶏もも肉なら同量、魚なら煮込み時間を短くする
プラホック(発酵魚ペースト) 15g 魚の骨や大きな固形物があれば水で溶いてこす。魚醤代替は下記を参照
魚醤 30ml 最初は20mlだけ加え、最後に味を見る。商品ごとに塩分が異なる
パームシュガーまたはきび砂糖 10g 甘くするためではなく、発酵魚と野菜の角をつなぐ量
米油または菜種油 30ml クルーンを焦がさず開かせる。香りの強い油は避ける
水または薄い豚だし 900ml スープ寄りなら50〜100ml増やす。濃いだしはプラホックの香りを隠す
塩 0〜2g プラホックと魚醤を入れてから必要な時だけ使う

プラホックは魚醤、えびペースト、チリペーストとは別の材料です。近所で見つからない場合に通販を選ぶ理由は、15gの発酵魚を加えるだけで鍋のうまみと香りの土台を変えられるからです。一方、1回だけ試す人や魚の発酵香が苦手な人は、魚醤へ替えた配合で始めても構いません。リンク先では、原材料に魚と食塩が含まれる発酵魚ペーストであること、容量、開封後の保存条件を確認してください。

プラホックを初めて使う時

発酵香を残したいなら15gを水で溶いてこし、魚醤だけに置き換える場合は最初から全量を入れず、20mlから味を見ます。商品ごとに塩分や固形物が異なるため、容量よりも原材料と保存条件を先に確認してください。

レモングラスの冷凍品を選ぶ場合は、香りを何度も使う予定があるかで判断します。クルーンのために白い部分を使い、青い部分を煮汁へ回せる商品なら、余りを無駄にしにくくなります。リンク先では食用であること、内容量、冷凍・乾燥の別を確認してください。

8品目

野菜とごはん

材料 分量 代替・備考
青いパパイヤ 150g 大根150gで代用。皮をむき、厚さ1.5cmのいちょう切り
若いジャックフルーツ(水煮) 100g 水気を切る。なければかぼちゃを20g増やし、きのこを加える
かぼちゃ 180g 皮つきで3cm角。煮崩れやすいので大きめに切る
なす 150g へたを取り、3cm角。米なすなら厚みをそろえる
スズメナス 40g しめじ60gまたはピーマン50gで代用。食感は変わる
いんげんまたは長いんげん 100g 4cm長さ。冷凍いんげんは解凍せず使える
モリンガの葉 30g 小松菜またはつるむらさき60gで代用。最後に加える
ジャスミンライスまたは白米 炊いたもの600g 4人分。鍋とは別に温かくして添える

青いパパイヤ、若いジャックフルーツ、スズメナス、モリンガがそろわなくても、野菜を増やせばよいという意味ではありません。大根は水分を含みながら形を残し、かぼちゃは汁に甘みと濃さを出し、葉野菜は最後に青い香りを足します。大根、かぼちゃ、なす、いんげん、小松菜の五つで役割を分担させると、日本の材料でも鍋の立体感が出ます。

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材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

栄養情報 1人分の目安
140kcal
エネルギー
6.8g
タンパク質
4.8g
脂質
17.5g
炭水化物
2.0g
食物繊維
363mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
Shop the pantry

材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

乾いたフライパンで米を転がすと、白かった粒が少しずつきつね色になり、ポップコーンに似た香りが立ちます。冷まして粗く砕いた炒り米を野菜の鍋へ入れると、汁は粉で重くなるのではなく、野菜の間に薄くまとわりつく濃さへ変わります。

この香ばしさを、レモングラス、ガランガル、こぶみかんの葉を搗いたクルーンと、発酵魚ペーストのプラホックで支えるのがサムロー・コルコ(Samlor Korko/សម្លរកកូរ)です。具材を柔らかく煮込む料理ですが、すべてを同時に入れると、かぼちゃは崩れ、なすは水を吸い、葉野菜の青さは消えます。硬い野菜、肉、炒り米、葉野菜を火の入り方で分けると、ひとつの鍋に食感が残ります。

カンボジアの家庭料理を日本で作る時に迷うのは、青いパパイヤや若いジャックフルーツよりも、むしろプラホックの扱いです。香りを弱めるために抜けば食べやすくなりますが、発酵魚の奥行きまで失われます。本記事はプラホックを使う配合を正本にし、入手できない場合は魚醤へ替えた時に何が変わるかも分けて説明します。

炒り米が野菜の鍋をまとめる|サムロー・コルコの背景

サムローはカンボジア語の料理名で、英語圏の資料では samlaw、samlar、samla などの綴りも見られます。料理名の由来を説明する資料では、samlor はスープや煮込みを指し、korko は鍋をかき混ぜる動作に関係する言葉とされています。名前の通り、澄んだ汁を飲むだけのスープではなく、肉、野菜、香味ペーストを鍋の中で混ぜ合わせ、米と一緒に食べる料理です。

カンボジアの食卓を紹介する公的な案内では、米、サムロ、野菜料理などを組み合わせる食文化が示されています。コルコについては、炒って挽いた米、豚肉、かぼちゃを使う伝統的な煮込みとして紹介されることがあります。米を別に添えるだけでなく、鍋の中にも米の香りと軽いとろみを入れるところが、肉と野菜のスープとは違う食べ心地を作ります。

香味の中心になるクルーンは、レモングラス、ガランガル、にんにく、エシャロット、こぶみかんの葉などを搗き合わせたペーストです。カレー粉で一度に香りを足すより、硬い繊維を刻み、油の中でゆっくり開く方が、レモングラスの明るさとガランガルの清涼感を残しやすくなります。唐辛子は少量なら香りの層を増やし、辛さを避けたい食卓では抜いても鍋の骨格は崩れません。

具材は一つの固定リストではありません。地域や家庭ごとの作り方では、水分を多くしてスープに寄せる場合と、炒り米を増やして煮込みらしくする場合があります。豚肉だけでなく鶏肉や魚を使うレシピもあり、青いパパイヤ、若いジャックフルーツ、なす、スズメナス、かぼちゃ、モリンガなど、季節と手に入る野菜で組み合わせが変わります。日本では青いパパイヤを大根、若いジャックフルーツをかぼちゃやきのこへ替えられますが、炒り米、クルーン、プラホックの三つは別々の役割を持つため、一つの代用品でまとめて置き換えない方が味の輪郭を保てます。

乾煎りした米は、香ばしさだけでなく、鍋の汁に粒の細かいざらりとした厚みを加えます。市販の米粉を入れると均一なとろみにはなりますが、炒った穀物の香りと、具材の間に残る小さな粒は出ません。数分の乾煎りと粗挽きが、この料理を日本の台所で作る時にも省かない工程です。

カンボジアのサムロー・コルコに使うレモングラス、ガランガル、野菜、プラホック、米を木の台に並べた様子
クルーンの香味と季節の野菜、発酵魚、米が一つの鍋へ集まる

仕上がりを分ける三つの判断

炒り米は「粉」ではなく粗い粒にする

炒り米を完全な粉にすると、汁は早く濃くなりますが、米を噛んだ時の小さな香ばしさが消えます。逆に粒が大きすぎると、口の中で硬さが残り、汁の一部だけが濃くなります。1〜2mmの粒と細かな粉が混ざる程度に砕き、煮汁へ入れた後は弱火で3〜5分だけ待ちます。翌日に温め直す場合はさらに濃くなるため、初日の鍋を少しゆるく仕上げると食べやすくなります。

プラホックの香りは煮て消すのではなく、油で一度開く

発酵魚の香りが強いからといって、煮汁へ最後に直接入れると、塩気と香りが分離して感じられます。クルーンを油で炒めた後、こしたプラホックを加えて1分炒め、豚肉へ香りをまとわせます。魚醤で置き換える場合は、発酵魚の粒感と熟成香がなくなるため、魚醤30mlを一度に入れず、20mlから始めて最後に5mlずつ足してください。プラホックを使った料理の香りと食べ方をもう少し知りたい人は、プラホック・クティスのディップも比較になります。

乳鉢を買うかは、クルーンを繰り返し作るかで決める

すり鉢で作るクルーンは、レモングラスの繊維を潰しながら香りを出せます。カレー粉のようになめらかにする必要はないので、フードプロセッサーでも再現できますが、少量の香味を刃の下へ集める作業が増えます。カンボジア料理やタイ料理の香味ペーストを月に何度も作るなら、重さのある乳鉢が候補です。今回一度だけ作るなら、手持ちのすり鉢やフードプロセッサーで足ります。

花崗岩の乳鉢セットを選ぶ場合は、リンク先で材質、内径、すりこぎ付きか、洗浄方法を確認してください。重さがあるため、収納場所と洗って乾かす場所を確保できる人向けです。

具材を替える時に残したい味の軸

青いパパイヤを大根へ替える

大根は青いパパイヤより水分が出やすく、煮崩れまでの時間も読みやすい食材です。1.5cmのいちょう切りにし、中心が少し硬い段階で次の具材を入れます。大根を薄く切ると、炒り米を加える前に味が抜け、煮汁ばかりが大根味になります。

若いジャックフルーツを省く

若いジャックフルーツは果物の甘さではなく、繊維のある具材として入ります。水煮がなければ無理に熟したジャックフルーツを使わず、きのこ60gを加えてください。きのこはなすと同じタイミングで入り、煮汁を吸うため、全体の水を50ml増やすと鍋が詰まりません。

豚肉を鶏肉や魚へ替える

鶏もも肉なら豚肉と同じくクルーンで表面を炒め、水を注いでから中心まで火を通します。白身魚やナマズ系の魚を使う場合は、身が崩れやすいため、豚肉の代わりに固い野菜を先に煮、魚を最後の10〜12分で加えます。魚を使う時もプラホックを増やす必要はありません。魚の煮汁と発酵魚の香りが重なるため、魚醤は少なめから味を見ます。

肉と魚を使わずに作る

プラホックと魚醤を使わず、発酵大豆ペースト15gと塩で味を作れば、野菜の煮込みとしては成立します。ただし発酵魚の香りと海のうまみは残らないため、サムロー・コルコの味をそのまま再現する方法ではありません。魚介アレルギーや菜食の事情がある場合は、調味料の原材料を確認し、別の料理として楽しむ線引きを先に決めます。

スープ寄りと煮込み寄りを分ける

水を900mlのままにすると、炒り米の香りと具材がごはんへ絡む煮込み寄りになります。汁を多くしたい時は最初から50〜100ml増やし、炒り米は45gのままにします。後から水だけを足すと味が薄くなるため、魚醤を少量ずつ戻し、塩辛さではなく香りがある濃さへ整えてください。

クルーンを使う魚料理も試したい人は、アモックと比べると、同じレモングラス系の香味がココナッツミルクと蒸し料理でどう変わるかが分かります。サムロー・コルコは野菜の形と炒り米のざらりとした厚みを残し、アモックは魚とココナッツのなめらかさへ香りを集める料理です。

カンボジアの食卓から日本の台所へ

サムロー・コルコは、鍋だけで完結する濃いシチューとして盛るより、温かい米と合わせて汁、野菜、肉を少しずつ崩しながら食べる方が料理の性格をつかみやすくなります。カンボジア料理の案内で米、サムロ、野菜料理が並ぶのは、主食と汁物だけを別々に食べるというより、一つの食卓で味と食感を組み替える余地があるからです。

日本の台所で守るべき順番は、具材の品名より明確です。レモングラスやガランガルを細かくし、クルーンを油で開く。プラホックを水でこして肉へなじませる。青いパパイヤや大根のような硬い野菜を先に煮、なすと豆を後から入れる。最後に炒り米で汁の表情をつけ、葉野菜の色を残す。この流れを守れば、スズメナスやモリンガがなくても、香り、うまみ、野菜の重なりを別々に感じられます。

逆に、クルーンを市販カレー粉だけで置き換え、プラホックを最後に魚醤だけで足し、米を完全な粉へ変えると、辛味のある野菜カレーに近づきます。それが悪いわけではありませんが、サムロー・コルコの個性である発酵魚、搗いた香味、炒り米の三つを一度に失うことになります。材料を減らす時は三つを同じ代用品へまとめず、どの香りを残すかを決めてください。

よくある質問

プラホックがない時は魚醤だけで作れますか?

作れますが、同じ味にはなりません。プラホック15gを抜き、魚醤20mlから始めて、最後に5mlずつ足します。発酵魚の香りを少し補いたい場合は、魚醤の量を増やすより、アンチョビを少量つぶして加える方法があります。ただしアンチョビの風味も別物なので、魚の原材料を確認し、初回は薄く使ってください。

青いパパイヤ、若いジャックフルーツ、スズメナスはどこまで替えられますか?

青いパパイヤは大根、若いジャックフルーツはきのこまたはかぼちゃ、スズメナスはしめじやピーマンへ替えられます。大根とかぼちゃは水分と甘みが変わるため、切る大きさと入れる順番を守ります。熟したジャックフルーツは甘さが強くなるので、若い実の代わりには使いません。

煮汁が薄い、または濃すぎる時はどう戻しますか?

薄い時は魚醤を追加する前に、ふたを外して弱火で5分煮ます。炒り米の香りが出て、汁がスプーンの背に薄く残れば味を見ます。それでも薄ければ魚醤を5mlずつ追加します。濃すぎる時は熱湯を30mlずつ足し、1分煮てから確認します。冷めると炒り米がさらに汁を抱えるため、食べる直前の鍋は少しゆるくしておくと安全です。

乳鉢がなくてもクルーンは作れますか?

フードプロセッサーで作れます。材料を2mmほどに切ってから入れ、水を足さず、10秒ずつ回して側面を落とします。完全になめらかにする必要はなく、長いレモングラスの繊維が残らず、指で押すとまとまるところで止めます。乳鉢は香味ペーストを繰り返し作る人には便利ですが、今回だけなら追加購入は不要です。

作り置きできますか?

できた鍋とごはんを別々にし、浅い容器へ移して早く冷まします。厚生労働省は、残り物を浅い容器で冷ますこと、十分に再加熱すること、料理の中心を75℃で1分以上加熱することを家庭での食中毒予防として案内しています。再加熱は鍋全体がふつふつし、中心まで熱くなる状態を確認してください。プラホックの香りと炒り米の濃さは翌日に強くなるため、できれば当日中、残す場合も翌日までを目安に食べます。におい、見た目、保存状態に不安があるものは食べずに廃棄します。

この料理は豚肉、魚、魚醤、プラホックを使います。生肉や魚の汁がサラダや盛り付け済みのごはんへ付かないよう、まな板、包丁、トングを使い分け、商品ごとの原材料表示も確認してください。

保存と加熱の注意

鍋とごはんは別々に浅い容器へ移して早く冷まし、再加熱では中心まで十分に熱くします。豚肉や魚を使うため、中心部75℃で1分以上を目安にし、保存状態やにおいに不安があるものは食べずに廃棄してください。

主な参考リンク

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